先の当方の回答にも関連しますが、《マルチトラックの録音時に自動的にチャンネルごとにデミックス》について補足します。
これは貴兄がやろうとしているワークステーション側で作成したシーケンスを丸ごと Logic に取り込む最初の段階で重宝します。具体的には Logic の Environment に Multi Instrument を作ります。(話を単純にするために2台を同期・並走させるのはやりません)
Multi Instrument を《アサイン可能》《 MIDIチャンネル:すべて》に設定して、これを Arrangement/Track で選びます。
この状態で、Logic を録音待ちの状態にして、ワークステーション側の複数MIDIチャンネルが混在したシーケンスを再生(自走)させると、Logic はデフォルトで、このワークステーションが発する MIDI クリックを認識し、ワークステーション側のテンポに合わせてシーケンスの録音を始めます。
ワークステーション側でシーケンスの再生を止めると、Logic 側のシーケンス録音も止まります。そして《マルチトラックの録音時に自動的にチャンネルごとにデミックス》に従って、取り込んだシーケンスを MIDI チャンネル毎に分けて、それぞれを自動的に Arrangement/Track に別トラックとして配置します。後はそれぞれのトラックに対して、同じ Multi Instrument の個別の MIDI チャンネルを選び直すだけです(これも自動的に行われるかも知れません)。Logic でシーケンスを再生すると、ワークステーションの音源部が(Logic側のテンポで)正しく鳴るはずです。
以上に成功したら、2台目のワークステーションのシーケンスも同様に(対応する Multi Instrument を作成するなどして)Logic に取り込みます。その際に、2台目のワークステーションは Logic を同期マスターにして、Logic側で録音スタート → ワークステーションが追随するようにすると、ロジカルに対応できると思います。(1台目と同様にワークステーション側のクロックで自走させてもいいが、先に取り込んだシーケンスもそれに同期することに注意してください。)
以上、2台のワークステーションを同期・並走させながら、同時に Logic を取り込む方法ではありませんが、結果的に大した手間なく、両方とも Logic に取り込めると思います。両方を取り込んでしまえば(テンポや解像度が正しいことは大前提ですが)Logic 側でそれぞれのシーケンスを同期させるのはとても簡単です。
以上、補足でした。
