iMac (2012Late : FusionDrive搭載)　HDD消去について

fusion driveが元に戻ってるなら、macosもインストールできるはずですけど、エラーが出てできないというのは少しおかしいと思います。

> 以前のディスクユーティリティでは、「複数回の書き込みをして安全な消去」というものがありました

それは今（catalina）でもありますよ。この機能はApple製品を米軍に収めるためには必要な機能ということですので、どのmacosバージョンでもなくなることはないと思います。上に書いたように、セキュリティオプションのボタンをクリックすると、スライダーが出てきます。最も速いから最も安全に変えることができます。最も速いというのはデフォールトになってまして、乱数の書き込みは何もしません。これで消去したものはディスク修復ソフトで元のデータを読み出せるとしてます。この消去はディスクの目次に相当するものを消すだけで、データ本体は全く消去しませんので、そういうことになります。スライダーを右に動かすと、最初は乱数を1回書き込むになり、次は3回乱数を書き込む、最も遅いにすると7回書き込むになり、セキュリティレベルを4段回に変えることができます。見かけは以前と違いますが、以前と同じことができると思います。

個人情報の漏洩が気になるなら、乱数を書き込む方法で消去しておくほうが良いと思います。もちろん書き込み回数が多くなるほど時間はかかります。

fusion driveでもディスクの消去にディスクユーティリティ以外のものは必要ありません。ただ、外付けのシステムで立ち上げてそのディスクユーティリティを利用するか、インターネット復元で復旧ディスクで立ち上げ、そのディスクユーティリティなどを利用する必要があります。

以下のサポート文書にfusion driveの再構築の方法が解説されてます。sierraということだと、ターミナル上でdiskutilコマンドを利用したやり方になります。

Fusion Drive が分割された場合の修復方法 - Appleサポート

ここに書かれた方法で再構築できないなら、ディスクに不具合があるのかもしれません。

分割されてしまってるなら、各々のディスクに対して、ディスクユーティリティで、乱数を書き込むオプションをつけて、ディスクの消去を行えば良いと思います。ディスクに不具合があれば、そのディスクの消去はうまくゆかないと思います。