いままで起動可能だった外部SSDからの起動ができなくなった

2拠点の別々のiMac(2015/2020、いずれもCatalina)で仕事をするために、外付けSSDにCatalinaをクリーンインストール、仕事用の大きいファイルやフォルダもその中に入れて、常にその外付けSSDから起動し、移動時は取り外して持ち歩き、もう一方のiMacでも外付けSSDから起動、どちらでも完全に同じ作業環境(ソフトやフォントなど)と同じファイルで続きの作業をする、ということをしていました。


ところが1週間前からiMac 2020で、いままでできていた外付けSSDからの起動ができなくなりました。起動ディスクは外付けSSDが選択されているし、スタートアップマネージャーでも選択できるのに、特に警告もなくiMac本体のディスクから起動してしまうのです。ちなみにシステム環境設定の起動ディスク画面で表示される外付けSSDには、OSのバージョンが表示されません(ディスクユーティリティではmacOS 10.15.7と普通に表示されます)。この外付けSSDは普通にマウントされてアクセスできる状態で、起動できない以外に異常は見られません。



さらに不可解なことに古いほうのiMac 2015では、何の問題もなく外付けSSDから起動ができ、起動ディスク画面でもOSのバージョンがちゃんと表示されます。

そうなると問題は外付けSSDではなくiMac 2020(2020年11月中旬購入、外部SSD起動のため本体のディスクにはあまり変更を加えていない)のほうなのか? とも思いましたが、First Aidは問題なし、SSDを挿すUSBポートを変えてみてもダメ、セーフブートやPRAM/SMCクリアもダメでした。こんどはiMac 2020にOS再インストール(クリーンインストールではない)をしてみたが、相変わらず外付けSSDからは起動しませんでした。さらに外付けSSDにもOSを再インストールしてみるも変化なし、いったい何が原因なのか見当もつかずに困っております。


もう何も考えずiMac 2020と外付けSSDどっちもクリーンインストールか!? とも考えましたが、特にそうする根拠や確信があるわけでもなし、環境を元に戻す手間と、結局徒労に終わるかもしれない可能性を考えて躊躇しております。


ハードウェアとOS

iMac 2015 macOS - Catalina 10.15.7(19H15)

iMac 2020 macOS - Catalina 10.15.7(19H15)

外付けSSD/BUFFALO SSD-PGM1.9U3-B/N - macOS Catalina 10.15.7(19H15)


組み合わせ

iMac 2015 + 外付けSSD(起動用) ○ いまも起動可能

iMac 2020 + 外付けSSD(起動用) × 1週間前から起動不可になった


なんだかボンヤリした説明で恐縮なのですが、同じような現象に遭遇した方、解決された方はいらっしゃるでしょうか……

iMac 27″, macOS 10.15

投稿日 2021/01/18 19:02

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投稿日 2021/01/30 01:19

粕谷さま


こんにちは。

iMac 2020での外付けSSD起動がまたできるようになりました。


結論から申し上げますと、大変お粗末な見落としがあり、iMac 2015、iMac 2020、外付けSSD、いずれのCatalinaにも「セキュリティアップデート2020-001」がインストールされていませんでした。

頻繁にBig Surへのアップグレードを促す通知が出るので面倒になり、ソフトウェアアップデートの詳細をあまりよく読まずに「システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール」も含めてチェックを外していました。「ほかにもアップデートがあります。 詳しい情報…」というところをクリックして初めて気がつきました。

バックアップを取った上で、3つ全てに「セキュリティアップデート2020-001」をインストールしたところ、ふたたびiMac 2020でも外付けSSDから起動できるようになりました。


具体的にそれがどのように影響しているのかわからないのですが、T2チップ搭載のiMacではある時点から、セキュリティアップデートをインストールしないと外付けディスクから起動しなくなっていたということのようです。


こんな重要かつ初歩的なところを見落としてお騒がせしてしまいました。申し訳ありません。

このトピックが役に立つという人は他にあまりいないと思いますが、念のため記録として残しておくことにします……


どうもありがとうございました。

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2021/01/30 01:19 粕谷 明 への返信

粕谷さま


こんにちは。

iMac 2020での外付けSSD起動がまたできるようになりました。


結論から申し上げますと、大変お粗末な見落としがあり、iMac 2015、iMac 2020、外付けSSD、いずれのCatalinaにも「セキュリティアップデート2020-001」がインストールされていませんでした。

頻繁にBig Surへのアップグレードを促す通知が出るので面倒になり、ソフトウェアアップデートの詳細をあまりよく読まずに「システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール」も含めてチェックを外していました。「ほかにもアップデートがあります。 詳しい情報…」というところをクリックして初めて気がつきました。

バックアップを取った上で、3つ全てに「セキュリティアップデート2020-001」をインストールしたところ、ふたたびiMac 2020でも外付けSSDから起動できるようになりました。


具体的にそれがどのように影響しているのかわからないのですが、T2チップ搭載のiMacではある時点から、セキュリティアップデートをインストールしないと外付けディスクから起動しなくなっていたということのようです。


こんな重要かつ初歩的なところを見落としてお騒がせしてしまいました。申し訳ありません。

このトピックが役に立つという人は他にあまりいないと思いますが、念のため記録として残しておくことにします……


どうもありがとうございました。

2021/01/19 01:19 nakazo への返信

昨年12月配布のSecurity Updateを適用後に、「起動音が鳴るようになった」という書き込みが非常に多かったので、そのタイミングでBridgeOSが更新された機種があるのでは?

スレ主さんのところで、いつアップデートを行なったのか判りませんけれど…。


あと、SSD用のユーティリティとしてBuffaloが提供している「みまもり合図」等をインストールしていませんか?


そのほか、今回の不具合とは関係ないと思いますが、そのUSB SSD、「ガベージコレクション」の機能がありますか?

(メーカーWebページにも、取扱説明書にも、一切記載がない)

USB接続では、Trim機能が働かないので、SSD内のコントローラ側でガベージコレクションが動作しないと、定期的にSecure Eraseが必要になりますよ?

同社の違うモデルですが、この機能が無いせいで、トラブルにあった方も…。

(このSSDを分解すると、コントローラはSM2259XTなので、本来はガベージコレクションが動作するはずなんだけど、なぜか動作していない。)

https://www.hivoki.com/no-secureerase/


ガベージコレクションについては、下記ページ等を参照。

https://www.crucial.jp/articles/about-ssd/active-garbage-collection

https://jp.transcend-info.com/embedded/Essay-21


2021/01/19 00:05 粕谷 明 への返信

粕谷さま、はにさま


さっそくアドバイスをいただきありがとうございます。


起動セキュリティユーティリティの設定については、1週間前にiMac 2020で外付けSSD起動ができなくなっていると気がついた時点で、一度調べてみたのですが、いままた改めて調べてみました。前回も今回も「外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動を許可」にチェックが入っておりました。


こちらのウェブサイトの「T2 BridgeOS Updates」というのを見ると、BridgeOSの最新アップデートは去年の9月のようです。

https://mrmacintosh.com/macos-system-status-version-info-for-macadmins/


ウーム。

とはいえiMac 2020だけが「Apple T2 セキュリティチップ」搭載であることと大いに関係がありそうな気がしてきました。

iMac 2020は、わたしが不在の間は内蔵ディスクで起動して家族がNetflixを観たりするのに使うこともあり、ソフトウェアアップデートの設定は当初「Macを自動的に最新の状態に保つ」にチェックが入っていたので、何かが更新されたことが原因なのかも……?

わたしが解決できる範疇を超えているかもしれませんが、システムとかセキュリティのアップデートのことなど調べられるか、やってみます。


ありがとうございます。

2021/01/19 01:31 粕谷 明 への返信

追記

当該SSDの分解記事を見つけました。(SSD容量は違うけれど、内部構成は同じはず)

内蔵SSDは、PHISON製PS3111-S11コントローラと東芝製NANDの構成。

一応、ガベージコレクションの機能があるけれど、本当に動くかどうかは、変換基板側のFirmware次第。

https://ideal-reality.com/computer/buffalo-ssd-teardown/


中身のSSDの評価は、下記のページが参考になると思います。

(正直、信頼性があるように見えない…)

https://chimolog.co/bto-ssd-cfd-cg3vx/

2021/01/20 18:51 粕谷 明 への返信

粕谷さま


いろいろとありがとうございます。

SSDというものに関する基礎的な知識が極めてお粗末だったことがわかりましたので、教えていただいた参考リンクなどを読んだりしてしばらく勉強しておりました……ガベージコレクション、Secure Eraseのことも勉強しました。おそらくわたしのBuffalo製SSDがあまり信頼できないものであろうことも理解しました。たまたま知人がまったく同じ機種を使って同じような使い方をしているのですが、たまに起動ディスクとして認識されないことがある、という報告もありました。


Buffalo提供のソフトは入れていません。ガベージコレクションの機能があるのかどうか、調べてみたのですが、それらしき情報は見つかりませんでした。おなじBuffaloでも販売終了した内蔵用のSSDでは「サポート機能」としてガベージコレクションの記載のある機種もありましたが。


iMac 2020のインストール履歴を調べてみました。「XProtectPlistConfigData」「MRTConfigData」あたり、何か関係あるかとバージョンを含めてググってみましたが、よくわかりませんでした。


それから外付けSSDのSMART状況を調べてみましたが、こちらも特記すべき異常はなさそうでした。

仮に今回の問題の原因がiMac 2020側にあってそれが解決できたとしても、それとは別に現在使っているBuffaloの外付けSSDが長期的には危ういことには変わらない気がしますので、ガベージコレクションの機能を備えた信頼性の高いSSDに買い換えることも検討します。


ひとまず現状は以上です。

2021/01/19 00:48 はに への返信

はに さんによる書き込み:

粕谷さんのあげたサポート文書2020/11/30付けですが、英語版だと2021/1/11付けになってます。ただ、内容はどこが違うのかよくわかりませんけど。


2020-11-12 英語版 (Wayback Machine) と 2021-01-11 英語版を比較したところ、見出しが変更されただけのようです。(比較したのはテキスト部分のみ。画像とリンクは比較してません)


[旧] [Moved here from HT208330] Change Secure Boot settings

[新] Change Secure Boot settings


[旧] Published Date: November 12, 2020

[新] Published Date: January 11, 2021


[旧] Copyright © 2020 Apple Inc. All rights reserved.

[新] Copyright © 2021 Apple Inc. All rights reserved.


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いままで起動可能だった外部SSDからの起動ができなくなった

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