logic pro 録音音量調節について
初歩的な質問ですみませんm(_ _)m ボーカル録音の音量は音割れしないギリギリの音量に設定するのが良いとネットで見たのですが、
サビでさらに声が大きくなって音割れするようでしたらそのテイク毎に音量調節し直すのが良いのでしょうか?
また、音量調節をするのはlogic proの画面左下にある音量フェーダーで調節するのか、オーディオインターフェースのについているGAINのツマミで調節するのかどちらが正しいのでしょうか?
初歩的な質問ですみませんm(_ _)m ボーカル録音の音量は音割れしないギリギリの音量に設定するのが良いとネットで見たのですが、
サビでさらに声が大きくなって音割れするようでしたらそのテイク毎に音量調節し直すのが良いのでしょうか?
また、音量調節をするのはlogic proの画面左下にある音量フェーダーで調節するのか、オーディオインターフェースのについているGAINのツマミで調節するのかどちらが正しいのでしょうか?
竜209 さんによる書き込み:
ボーカル録音の音量は音割れしないギリギリの音量に設定するのが良いとネットで見たのですが、
その考えはほぼあっています。ただ、「ぎりぎり」の感覚は人それぞれです。
何も0dbジャストまで攻める必要はありません。
-2dbほど余裕を持っていたとしても、通常何ら問題にはなりません。
それよりもピークを超えてしまうことの方が問題です。
アナログ機器の場合、基準値を超えて入力された信号であっても突然歪むのではなく徐々に歪み始めます。
そのためその歪んだ音を「太い」とか「かっこいい」と聴感上感じられることが多々あります。
しかしADコンバーターの場合、ピークを超えた時点で突然歪みます。
これは一般的に良いことではなく、聴感上も不快に感じられることが多いです。
サビでさらに声が大きくなって音割れするようでしたらそのテイク毎に音量調節し直すのが良いのでしょうか?
テイクごとに入力レベルを変えるのは得策ではありません。
演奏者の意図したものと違う録音になってしまいますし、再生時にテイクごとに再生レベルの調整の必要が出てきます。
ボーカルなどの生演奏の場合、録り初めから取り終わりまで、終始一貫して同じレベルで録音するべきです。
短いフレーズの音質を追求するのではなく、テイク全体を通してプレイヤーのパフォーマンスをどれだけ生かした録音ができるのかということを忘れないでください。
また、音量調節をするのはlogic proの画面左下にある音量フェーダーで調節するのか、オーディオインターフェースのについているGAINのツマミで調節するのかどちらが正しいのでしょうか?
予算が十分にあり、外部機材の調達が可能である場合の話をします。
生音の良い録音をする一つの方法として、聴感上のダイナミックレンジを失うことなく、電気信号のダイナミックレンジを抑えることが重要になります。
つまり、小さな声のウイスパーは囁いている雰囲気を壊すことなく少しでも大きな信号レベルで録音し、サビで張り上げた声はその大きな声の雰囲気を壊すことなくピークを抑えて録音します。
必要な機材はマイク、マイクプリアンプ、イコライザー、コンプレッサー/リミッターであり、それらを順に接続します。
コンプリミッターを通った後の信号をラインレベルでADに入力します。
録音時に大きな信号レベルで録音するのが望ましいという考え方は何もピークだけに絞った考え方ではありません。
テイクを頭から最後まで通して平均的に大きな信号でベルで録音できるよう努めます。
そのためにはコンプレッサー/リミッターは不可欠です。
小さい音はそれなりのレベルで、大きな音はピークを抑えつつも、テイク全体の聴感上のダイナミックレンジをキープするためのマストアイテムです。
これらの機材を揃える予算がない場合は仕方がないので、ピークを超えないように録音した後、再生時にプラグインのコンプレッサー/リミッターをインサートすることになります。
Ligicミキサー上のフェーダーはあくまでも再生時に音量調節するためのものです。
竜209 さんによる書き込み:
ボーカル録音の音量は音割れしないギリギリの音量に設定するのが良いとネットで見たのですが、
その考えはほぼあっています。ただ、「ぎりぎり」の感覚は人それぞれです。
何も0dbジャストまで攻める必要はありません。
-2dbほど余裕を持っていたとしても、通常何ら問題にはなりません。
それよりもピークを超えてしまうことの方が問題です。
アナログ機器の場合、基準値を超えて入力された信号であっても突然歪むのではなく徐々に歪み始めます。
そのためその歪んだ音を「太い」とか「かっこいい」と聴感上感じられることが多々あります。
しかしADコンバーターの場合、ピークを超えた時点で突然歪みます。
これは一般的に良いことではなく、聴感上も不快に感じられることが多いです。
サビでさらに声が大きくなって音割れするようでしたらそのテイク毎に音量調節し直すのが良いのでしょうか?
テイクごとに入力レベルを変えるのは得策ではありません。
演奏者の意図したものと違う録音になってしまいますし、再生時にテイクごとに再生レベルの調整の必要が出てきます。
ボーカルなどの生演奏の場合、録り初めから取り終わりまで、終始一貫して同じレベルで録音するべきです。
短いフレーズの音質を追求するのではなく、テイク全体を通してプレイヤーのパフォーマンスをどれだけ生かした録音ができるのかということを忘れないでください。
また、音量調節をするのはlogic proの画面左下にある音量フェーダーで調節するのか、オーディオインターフェースのについているGAINのツマミで調節するのかどちらが正しいのでしょうか?
予算が十分にあり、外部機材の調達が可能である場合の話をします。
生音の良い録音をする一つの方法として、聴感上のダイナミックレンジを失うことなく、電気信号のダイナミックレンジを抑えることが重要になります。
つまり、小さな声のウイスパーは囁いている雰囲気を壊すことなく少しでも大きな信号レベルで録音し、サビで張り上げた声はその大きな声の雰囲気を壊すことなくピークを抑えて録音します。
必要な機材はマイク、マイクプリアンプ、イコライザー、コンプレッサー/リミッターであり、それらを順に接続します。
コンプリミッターを通った後の信号をラインレベルでADに入力します。
録音時に大きな信号レベルで録音するのが望ましいという考え方は何もピークだけに絞った考え方ではありません。
テイクを頭から最後まで通して平均的に大きな信号でベルで録音できるよう努めます。
そのためにはコンプレッサー/リミッターは不可欠です。
小さい音はそれなりのレベルで、大きな音はピークを抑えつつも、テイク全体の聴感上のダイナミックレンジをキープするためのマストアイテムです。
これらの機材を揃える予算がない場合は仕方がないので、ピークを超えないように録音した後、再生時にプラグインのコンプレッサー/リミッターをインサートすることになります。
Ligicミキサー上のフェーダーはあくまでも再生時に音量調節するためのものです。
「オーディオインターフェースのについているGAINのツマミ」で”音割れ”しないように録音してください。
ていうか,敢えて言えば,音割れしようがしまいが,あなたがカッコいい音だと思えばそれでいいと思います(極端な入力オーバーだとオーディオインターフェースのアナログ回路を損傷するかもしれませんが)。
Logicのフェーダは入力のコントロールではなく,録音されたトラックの出力コントロールだと考えればいいのではと思います。
logicのフェーダを下げて抑えても入力レベル変わらないですよね。
でしたらlogicの音量フェーダーは、自分が録音しやすい音量に調節する為のものという感じでしょうか?
「録音しやすい」の意味がよくわかりませんが,録音した後に他のトラックの音とバランスを取るために使ってください。
音割れの確認方法は、
録音した波形?の上下がはみ出ていないかで判断するのと、
logic proの音量フェーダーの右隣にある緑色のレベルメーターが振り切っていないかどうかで判断するのと、
オーディオインターフェースのPEAKランプの点灯で判断するの、
どれがおすすめなのでしょうか?
とりあえず,「logic proの音量フェーダーの右隣にある緑色のレベルメーターが振り切っていないかどうかで判断する」のが一番わかりやすいかと思います。
その考え方であっています。
ただ、コンプなしでボーカルを取るのはすごく難しいです。
頑張ってください。
詳しい回答ありがとうございます!!
でしたらlogicの音量フェーダーは、自分が録音しやすい音量に調節する為のものという感じでしょうか?
また、音割れの確認方法は、
録音した波形?の上下がはみ出ていないかで判断するのと、
logic proの音量フェーダーの右隣にある緑色のレベルメーターが振り切っていないかどうかで判断するのと、
オーディオインターフェースのPEAKランプの点灯で判断するの、
どれがおすすめなのでしょうか?
多くてすみません~_~;
回答ありがとうございます!
「ギリギリを狙い過ぎる必要は無い」との事でしたので、レベルメーターの3と書いてある辺りを狙ってオーディオインターフェースのツマミで調節しようと思います^ ^
初めての録音なので、一先ず機材は現在持っている物だけで完結させたいと考えていますm(_ _)m
【テイク毎に入力レベルを変えるのは得策ではない】【ピークを超えないように録音した後、再生時にプラグインのコンプレッサー/リミッターをインサートすることになります。】と言うのは、
曲中で1番声を張るテイクで入力レベルを調節し、それ以外のテイクでもその入力レベルのまま録音して、
全ての録音を終えた後にlogic pro内にあるプラグインのコンプレッサー/リミッターを使用して音量が小さいテイクの音量を上げる、と言う事でしょうか?
サビでさらに声が大きくなって音割れするようでしたらそのテイク毎に音量調節し直すのが良いのでしょうか?
それがいいと思います。
録音時にベッドホンから返ってくる自分の声の音量と勘違いしてしまいました、すみません。
レベルメーターを見て音量調節しようと思います。何度もありがとうございました!!
頑張ってみます!
丁寧なアドバイスありがとうございました!
とても分かりやすかったですm(_ _)m
logic pro 録音音量調節について