numbersのセル参照とセル色付けについて

Numbersを使って自動的に添付の様な結果にしたく調べながらトライしているのですが、その内容もなかなか理解できず困っており投稿させていただきました。

(私は、エクセルを編集したことがほとんどなく、関数?も足し算くらいの設定がようやくできる程度です)


理想としている結果のイメージですが、たとえば個別のファイルで「野菜」のシートと「肉類」のシートを合わせて、それらの情報の入っている行のみを「食材」のシートに反映できたらと思っています。

実作業では、この「野菜」「肉類」のような個別のファイルが種類も多岐にわたり、日々更新されるものになります。

日々情報を累積していくと膨大になってしまうため、1日ごと、または1週間ごとにフォルダにまとめて管理しようと思っています。

「::」を使うセル参照といわれるものを使うらしいというところまでわかったのですが、「野菜」「肉類」のシートのどこに何を設定すれば良いのか、その情報を受け取る「食材」のシートでは何の設定をすれば良いのか、わかりませんでした...


可否を含めて伺いたいのですが、A列のところに色をつけていますが、色のついていないファイルに「野菜」のシートならそのA列に「緑」、「肉類」のシートならそのA列に「赤」といった色を自動的につける方法はありますでしょうか。


お知恵を拝借したく、アドバイスいただけると大変助かります。

何卒よろしくお願いいたします。


投稿日 2021/10/27 05:16

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2021/10/29 18:14 muu への返信

それぞれのシートが一枚の書類に入った状態が下記ですよね。


野菜などの種類別のシートの最大行を最初に決めておきます。

これをオーバーすると処理が正確にできません。

今回は最大10行で仮設定します。

業務内容によって最大は100でも1000でもいいです。大事なのは最大行を超えたデータが入力されていないことです。


まとめたい「食材」のシートのA2のセルが選択された状態で半角の = を押します。



上図の状態で2番目のシート「野菜」のA2を選択しすると下図になります。

野菜::表1::$A2の▼を押して、行を保持、列を保持をオフにします。

最後に緑の✔を押して確定します。


食材のシートのA2に野菜のシートのA2が表示されます。

A2を選択し、コピーします。

今回は1シート最大10行の仮設定ですので、A2〜D11まで選択し、ペーストします。

一気に、選択したすべてのセルに希望するデータ表示されます。

データがないセルには0が表示されますが、今は気にしないでください。


同じことをA12からは緑黄色野菜のシートに関して、A22からは肉類のシートに関して行ってください。

数のようになるはずです。


このままだとデータがないところが非常に多くなり視覚性が悪いですので、フィルタを適応します。

A2のセルを選択した状態で、右上の「整理」から「フィルタ」を選択して下図のように設定してください。


見栄えが良くなります。

2021/10/30 05:41 muu への返信

ちょっとおまけです。

この表で問題なければ、当初のカテゴリ別色分けもLOOKUP関数で作っちゃいましょう。


まずカテゴリ分けをするための表を作成します。

最初の列には食材の名前を書きます。

次の列にはカテゴリ分けをするためのNo.を振ります。

今回は仮に、野菜には1、肉類には2をふっています。ここは適時割り振ってください。


さきほどの食材の表の左に1列挿入し、その列をカテゴリと名前をつけておきます。


A2を選択した状態で半角の=を押します。


画面右の関数からLOOKUPを選択します。


検索値をクリックしてB2を選択します。


検査機範囲をクリックして、カテゴリシートのA2からA14を選択します。


対応範囲をクリックして、カテゴリシートのB2からB14を選択します。

それぞれ開始、終了とも、行と列を保持します。



緑色の✔をクリックすると下図のようになるはずです。


A2をA3以降にコピーしましょう。


A列を全選択した状態で、条件付きハイライトを設定します。


条件付きハイライトが適応され、それにフィルタをかけると下図のようになるはず。


カテゴリの種類などは適時応用してください。


2021/10/29 18:22 やすどん への返信

上記がNumbersでの処理になりますが、データの追加は1日に何度も行われるのですよね。

そうなると現実的には表計算ソフトというよりデータベースソフトの仕事に近くなってきます。

予算が許すならFilemaker Proとかを使った方がいいと思います。

Filemaker Proなら特別なプログラミングを必要とすることなくGUIで操作できますので、やる気になればそれほど時間をかけることなく習得できると思いますよ。


2021/11/03 16:44 muu への返信

私も複数のシートを一つにするいい方法がないかと思い、探していました。やすどんさんのデータ参照の仕方はいいですね!これだと個別のシートに追加や更新があっても勝手に「食材」シートに反映されるんですね。便利です!ありがとうございます。


でも、やすどんさんご提案のカテゴリシートを作ると、にんじんのように野菜にも緑黄色野菜にも属するような1対2の関係になっている名前は、一つのカテゴリしか引っ張って来れないので、この場合だめかと思います。


そこで、Numbersのカテゴリ機能を使うとほぼお望みのシートが出来上がるのではないかと思いました。

こう見えればいいんですよね?↓

これはAの列を非表示にしているからで、表示するとこうなっています↓

このカテゴリ列は、野菜、緑黄色野菜、肉類などの個別のシートの先頭に1列(仮に「カテゴリ」)を挿入して、全ての行にそれぞれのカテゴリ名をコピぺします。(A1をコピー > shift + コマンド + ↓ で列の最終行まで選択 >ペースト、だと一気にできて簡単です。)

その状態で、食材シートをやすどんさんのおっしゃる通りデータ参照するように作り(カテゴリ列も一緒に入れます)、その後、

左側の(フォーマットの隣の)「整理」 > 「カテゴリ」 ON > グループを表示:カテゴリ、並べ替え基準:値

とすると、カテゴリの値別に分けて表示してくれます。

あとは、A列を非表示にすれば、お考えのような表になると思います。

いかがでしょう。

2021/10/29 05:14 muu への返信

個人経営の弁当屋さん程度の規模を想像しておりましたが、実際は大量のデータを処理しなくてはいけないのですね。


結論から言うと、Numbersでも数式なら別セルを参照できるのですが、条件付きハイライトではそれができないのですよ。

また、項目が数千あり、カテゴリも数十種類あるデータを処理する場合、一つ一つを手書きで条件を書いていくのも現実問題として無理だと思います。

Excelなら別セルを参照し、関数を使ってセルの条件付き書式を設定することができます。


でもこのぐらいの規模になってくるとデータベースソフト(ファイルメーカープロ)とかの方がデータをまとめやすいかも。

2021/10/29 06:57 やすどん への返信

ご丁寧にイメージまでも作成くださり、ありがとうございます!とてもわかりやすかったです。


セルの参照はエクセルだと可能なのですね。勉強になります。

きっかけはこのような記事があったので、できるかもしれないと思い込んでしまった次第です...

数式でセルを参照する


お教えいただいた通りに1シートで作成できたらとても理想的なのですが、毎度渡されるデータがシート別になっており、例として挙げさせていただいたキャベツ、にんじん、鶏肉、牛肉などの食材となる項目も、実際には3000種以上になるため、こちらで入力をコントロールする、手入力も難しく...

私の説明がいたらず申し訳ありません。


それらを管理する現状のフローとして、

ひとつひとつシートを開く → 識別をつけるためそれぞれのA列に「野菜」「肉類」等のカテゴリ別に色付け、または直接的に「野菜」や「肉類」と文字を入力 → 情報のある行を選択&コピー → 一覧のシートにペースト → この一連を「野菜」「肉類」「果物」「麺類」等々シートの数(10カテゴリ程度)に応じて繰り返す

というフローなのですが、そのひとつひとつのカテゴリのシート自体もモノによっては1日で3〜5回程度更新され、都度一覧に反映する作業がありますので、できる限り簡略化できたらという思いでした。項目の中にはカテゴリをまたぐものもありまして、たとえば「野菜」以外に「緑黄色野菜」というようなカテゴリもあり、その場合「にんじん」が重複してしまうこともあります。ほんとうはカテゴリ自体を整理したいのですが、ワークフロー上、私の手の届かない部分があり...

特にカテゴリ別の識別の自動化は難しそうな印象でしたので、もし可能であればセル参照を使い、フォルダには「一覧」のシートと「野菜」「肉類」等々のシートを入れて、更新データが届いたら、置き換えて、識別の作業は個別に手作業で行うイメージでした。シンプルにお伝えするつもりが、説明不足の部分が多々あり、すみません。

* 一部編集いたしました。 Apple Inc.

2021/10/29 07:50 やすどん への返信

諸々ご親切にアドバイスいただき、ありがとうございます。

Numbersの機能上の限界があるとのことで承知しました。

知り得なかった機能をお教えいただき大変参考になりました。


度々で恐れ入りますが、もし差し支えないようでしたら、Numbersの数式にて別セルを参照する方法をご教示いただくことは可能でしょうか。

シンプルに下記添付のように「野菜」「緑黄色野菜」「肉類」のシートを、「食材」のシートに統合するイメージで、元々ご相談させていただいた識別の条件はない状態で運用を目指せたらと考えています。

何卒よろしくお願いいたします。

2021/10/30 01:39 やすどん への返信

一連の作業までしていただいて大変恐れ入ります...!

画像を交えながら作業を順序立ててご丁寧にご説明いただき、おかげさまでこちらで再現することができました。

誠にありがとうございます。


ご紹介いただきました、Filemaker Proというのも初めて知りました。

お教えいただいた処理で試運転しつつ、Filemakerについても調べて、順次環境をアップデートしていきたいと思います。

やすどんさま、この度は本当にありがとうございました!

2021/11/01 22:46 やすどん への返信

やすどんさま、新たな手法をありがとうございます!出張にでており、返信遅れてすみません。。

LOOKUPという方法もあるのですね。一度作れたらとても便利そうです。こちらもトライさせていただきます。

また、applescriptの手法もトライしてみたいと思っています。

毎回、深い知見をご教示いただき、とても感謝しております。

2021/10/29 01:40 muu への返信

まず、入力の段階で野菜と肉類のシートを分ける必要性がないと思う。

全部一つのシートに入力するのがいいでしょう。


で、セルの条件付きハイライトに関して、Numbersでは他のセルを参照することができません。

(Excelだとできるんですけどね)

なので名前の左横のセルを色分けするのではなく、名前のセル自体を色分けしてみます。

こんな感じ。

条件付きハイライトのルールはこんな感じですべての名前に関してルールを作ります。



名前が一文字でも違うとルールが成り立たないので、名前はポップアップメニューから選択するようにしておくといいかも。

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numbersのセル参照とセル色付けについて

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