>timemachineは残っていません。
旧OSの時点でのバックアップが確保されていない場合、設定やアプリも含めて完全に元の状態に一発でダウングレードすることは不可能です。
デスクトップやホームフォルダ(書類、ミュージックなど)にある自分が作成したデータをFinderで外付けディスクにコピーしておき、旧OSを新規インストールして再設定、アプリを再インストールして再設定、退避した個人データを書き戻し、という手順になります。
このとき、ホームフォルダ内には不可視のLibraryフォルダがあるので、これのコピーも忘れずに確保しておいてください(通常はこの中のデータを直接触ることはないのですが、場合によっては(POPメールの履歴など)ここからデータを掘り出さないと復旧できないことがある)。LibraryフォルダはFinderの移動メニューで「~/Library」を指定すれば表示可能です。
クラウド同期しているデータ(iCloudメールなど)は、同じアカウントでサインインすれば元に戻りますので、コピー等は無くて良いです。
システムやアプリの各種設定はメモっておいて(スクリーンショットを取りまくっておくのが手っ取り早い)、それを見ながら再設定することになるでしょう。
なお、Apple純正アプリ(写真とかミュージックとか)のデータで、新OSで一度開いたものは、新バージョンのアプリ用にデータもアップデートされている可能性が高いので、そのままだと旧OSアプリでは正常動作しない可能性があります。場合によっては、ライブラリを再構成しないといけないかもしれません。
ということで、古いバックアップを確保してないと、正直なところ、かなり面倒な作業になります。