montereyにしてから、ログオフしていると、Apple Remote DesktopやSSHで接続出来なくなりました

> FileVaultのON/OFFで状況が変わります

ググってみますとこれは以前から知られてることのようです。また、macOSには、それに対する対策も用意されてます。

英文ですが、以下の記事に説明があります。

How to restart a FileVault-protected Mac remotely

要するに、filevaultシステムでは、起動直後は、本当はまだ起動してないのです。どういうことかと言いますと、起動直後は、まだ、システムボリュームはdecryptされてないので、マウントもされてません。ログイン画面でログインして初めてそのパスワードでシステムボリュームがdecryptされてマウントされ、通常のコマンドなども受け付けるようになります。そこで、macOSではfdesetupというコマンドが用意されてます。

ログインしたときに以下のようにこのコマンドを実行します。

sudo fdesetup authrestart

すると、remote loginするユーザ名（アカウント名）が聞かれ、入力するとそのパスワードが聞かれます。

すると再起動します。これで、再起動したままでも、fdesetupで登録したユーザならsshでログインできるようになります。

上記の記事自体は結構古いものですが、monterey 12.3で試してもうまくゆきます。

設定という意味では、システム環境設定＞省エネルギーでネットワークアクセスによるスリープ解除かなと思いますが、どうなんでしょう？

ま、でも、ここはデフォルトではチェックが入ってると思います。

macノートの場合だと、電源アダプタ繋いでる場合はこの設定がありますが、バッテリーの方にはこの設定がないので、ひょっとしたら、アダプター繋いでないとスリープ中はssh接続できないかもしれません。

macの機種は何でしょうか？

うちで試す限り、少なくともインテル機のmonterey 12.2.1で、sshはログオフしてても無関係に繋がります。

画面共有は繋がりません。というか、真っ黒の画面になるだけ。画面共有なら、それも仕様かと思います。