nslookupの仕組みについて

> つまりMacは何も問題がなくて、全てWi-Fiルーター側の設定の問題ということですよね？

そうです。

> MacはなぜnslookupでIPv6とIPv4での答えを両方返さないのでしょうか？

簡単です。

macはipv6でdnsを解決するように促してますが、wifiルータがipv6の名前解決ができない（refused）からです。一応、nslookupの応答で、wifi_router_ipv6_address#53と出てますので、wifiルータ自身はipv6のdnsサーバ（キャッシュサーバ）として機能してます。しかし、上流側のipv6 dnsサーバにつながってないので、返事を返せないだけです。なので、wifiルータをipv6でもインターネットにつながるようにしてやらない限り、ipv6の名前解決はrefusedになり、ipv4で名前解決する前に終わってしまいます。

これはnslookupの仕様かもしれません。nslookupは古いので使わないように、代替としてdigを使うようにというお達しが出てます。digでも同じでしょうか？

でも、いずれにしろ、上流側でipv6につながってないなら、macとwifiルータ間をipv6で繋いでてても意味ないです。かえって今回のようなおかしなエラーに悩まされるのがオチです。nslookupの応答がおかしくなるだけなら実害はないですが、過去にはipv4のインターネットそのものに繋がらないとかの書き込みも多いです。なので、macのipv6の設定はリンクローカルのみにしておくことをお勧めしてます。こうしておけばipv6で名前解決をしようとすることも無くなります。

wifiルータのアドレスはipv6のようですから、dnsにも応答するようにすれば良いのでは？

refusedになってしまってるので、それ以上進まないのでは？

うちでは、別にipv6をオフにするとかしなくても、ちゃんとipv4の応答は返ってきますよ。

> ＞wifiルータのアドレスはipv6のようですから、

> どういう意味でしょうか？

nslookupの応答見たらそういうことと思うけど。

****

Server: 2念の為、略b::3

Address: 2念の為、略b::3#53

****

と書かれてますが、この念の為、略というのはipv6アドレスなのでは？

これはwifiルータのアドレスです。実際、ipv4のみにした時には、192.168.1.1というwifiルータのアドレスが返ってきてるわけですよね？

ipv6を使わないのなら、ipv6の設定はリンクローカルのみにしておくほうが良いと思うけど。ipv6アドレスを取ってるので、macはipv6を使えるものとして処理してるのでは？ipv6の設定はシステム環境設定>ネットワークのwifiで詳細をクリック。出てくるウィンドウでtcp/ipのタグをクリック。ここにipv6の設定があります。macのネットワーク設定は、デフォルトでは、ipv6は自動になってて、ipv6を使います。

でも、今のインターネットはipv6を使えるようにしておくほうが速いですし、混雑の影響も受けにくいですけど。ただ、ipv6で全てのサイトが使えるわけではないので、ipv4も使う必要はありますけど。