iPhone をサインアウトした場合、設定していたパスコードも消えますか

厳密には違いますが、中の情報にアクセスするにはパスコードが必要なのでパスコードを知らない限り勝手に中を見ることはできません。

また、パスコードをリセットするには初期化するしかないので、データが漏れることはないです。

ただ、アカウントから削除しているので、初期化してもアクティベーションロックはかからず、誰でも初期化して使える状態になってます。

実家にある可能性が高いなら、そう心配することはないでしょう。

今の状況だと、充電して起動しないと初期化できません。

帰省した折に探して対処で良いでしょう。

前にも書いた通り、パスコードロックやアクティベーションロックがかかり、容易に貴方の情報にアクセスできる状況ではないです。

はにさんが書かれた事例は絶対大丈夫はないので、日頃からしっかり管理しておくことが肝要と言うことです。

誰にでも起きるような事例ではないし、貴方の端末が実家にあるなら心配無用です。

> 「設定」の「デバイス情報」より「アカウントから削除」

これはリストから消したというだけで、削除にはなってないですよ。

お手元のデバイスでApple IDのパスワードも変更すれば、実質的に消したことにはなるかも。

手元のデバイスで試してみたところ、デバイスリストからデバイスを削除しただけだと、その消す操作をしたデバイスのデバイスリストからは消えますが、当該デバイスで調べてみると、Apple IDは設定されたままです。ただ、Apple IDを更新というのが出てて、パスワードを入れてやらないとApple IDを設定してることにはならないようです。少なくとも、削除して間もない時間なら、探すで削除したはずのデバイスも出てきます。なので、アクティベーションロックはかかったままです。他人が自分のデバイスとして使おうとしても、このままでは使えないと思います。

アクティベーションロックを外すには、当該デバイスで探すをオフにしない限り無理と思います。

そもそも、その古いiPhoneは手元にないとの事ですが、紛失したのでしょうか？

で、パスコードロックとアクティベーションロックはそれぞれ目的が異なる別のものです。

1. パスコードロックは端末の情報を守るロック
2. アクティベーションロックは端末そのものを使えなくするロック

アクティベーションロックは初期化して使われたり、売却されるのを防いでくれる仕組みで、データ保護よりさらに強力なロックです。

今回の場合、１のロックが有効と思いますので、パスコードが漏れない限り貴方の情報は漏れる事はなく、心配無用です。

サインアウトしただけならパスコードは有効なので心配要らないです。

> 私が不安だったのは今手元にない古いスマホに残っているデータを誰かに見られる可能性

それが心配なら、消去しておくべきです。

探すから消去とすれば、当該iPhoneのコンテンツは消えます。だから中を見られてもあなたの個人情報が取られることはありません。ただ、Apple IDは設定されたままなのでアクティベーションロックはかかってます。

アクティベーションロックも、simスワップという手法で簡単にやられてしまいます。

英国のセキュリティアナリストが、友人に許可をもらった上で（友人はやれるものならやってみろと許してくれたそうです）、その友人のiPhoneをsimスワップで乗っ取ることを試みました。彼は友人の環境をよく知ってるので、キャリヤーにsimを無くしたと申告して交換simを作成でき、simスワップに成功し、短時間で友人のiPhoneを乗っ取ることができたということです。

こうなれば、友人本人は自分のApple IDにサインインできなくなりアクティベーションロックも簡単に破られてしまいます。Apple IDも乗っ取ることができますので、icloudにある情報を簡単に取れますし、同じApple IDを設定したApple製デバイスをすべて使えなくすることもできます。

パスコード、アクティベーションロックはiPhoneに用意されてる個人情報を守るためのものですが、正しく利用しないと足元掬われるということです。正しく利用しても、自分の情報が盗まれる確率をゼロにはできないので、少なくとも、ゼロに近づけるように対応する必要があるということでもあります。

> もう何年も前に電源が切れてしまっているiPhoneでも探すでデータの削除が可能

電源が切れて久しいなら、リモートで消去はできませんね。しかし、次に電源が入って、wifiに繋がれば可能になります。

探すで最後の位置情報を送信がオンになってれば（デフォルトではオン）、電源が切れても1週間は探すに表示されるということですが、それ以上だと表示されなくなります。