Mac Book Proの画面共有について

②です。

　理由としては②の方法だとデスクトップが拡張されることで WindowsServer と呼ばれる画面にモノを描画するプロセスが外付けモニター未接続の状態の2倍以上の仕事量を行うからです。

　このプロセスはMacで動作するアプリケーションを画面上にどのような形で描画するのかを管理しており、内蔵モニターに加え外付けモニターも管理対象に加わるのですからこのプロセスに割り当てられる消費電力が増加します。

　一方、①のミラーリングでは確かに外付けモニターが追加されていますが、デスクトップが拡張されているわけではないため、WindowsServer の仕事量は②ほどは増加しません。

　ここで気をつけていただきたいのはモニターが拡張されることで消費電力が増えるのではなく、CPUの仕事量（プロセス）が増加することで消費電力が増えるのであり、①、②問わずアプリの使用量が最も消費電力に影響します。モニター拡張による電力変化は気にしなくてもよいと私は考えます。

　ちなみにバッテリー劣化に関してはACアダプタ接続時はMacはACアダプタから供給された電力で動作し、バッテリーは充電のみ行われ消費されませんので、こちらも気にしなくても良いでしょう。

表題の画面共有と本文は関係ないのでは？

外付けディスプレイは電源は別途取るのが普通と思うのですが、電源もmacから取るのですか？

mac本体のバッテリーの消費なんて、ミラーリング（外付けに同じ画面を出す）だろうが拡張デスクトップ（外付けをつけるとより広い画面で使える）だろうがほとんど変わりないのでは？でも、macから外付けディスプレイの電源取れば、バッテリーの消費はだいぶ増えるでしょうね。

ディスプレイによっては、macに電源供給できるものもあります。そういうディスプレイなら、macのバッテリー消費はほとんどなくなるのでは？

macとディスプレイの電源の取り方がどうであろうと、ディスプレイのモードによるmacのバッテリー消費に違いはあまりないと思うけど。

両方のディスプレイに、何を映すかによりますよ。

もし、Mac本体でゲーム等をやりながら、拡張ディスプレイで4k動画の再生をしたりすれば、当然、GPUの負荷が大きいので消費電力は上がります。

でも、両方の画面とも、テキストベースの画面だったりする程度なら、ミラーリングでも拡張ディスプレイでも、ほぼ消費電力の差はないはず。