Φ ∧ Ψ などを入力したいのですが

全部をTeXにしちゃうのはどうも、ということなら、テキストはwordやpageで作って、必要な箇所に式や記号を貼り付けるという方法も使えます。Pagesだと、数式入力の特別な仕組みがあります。この入力にはTeXを利用できます。しかし、このTeXはフルスペックのものではないため、色々不満も出るかもしれません。

MacTeXをインストールすると、そのパッケージにLaTeXiTというのが入ってます。これはPagesの式入力ウィンドウみたいなもので、これを利用して、複雑な数式などをTeXで書くと、そのpdfを出力します。それをPagesやWordの文書中に貼り付けて利用することもできます。このLaTeXiTの出力を利用するのは、単にpdfを貼り付けるだけですから（サイズは自由に拡大縮小できます）、keynoteなどでも簡単に利用できます。

という感じにできます。

Pagesの方程式の挿入を使うのもそれなりに便利です。

ギリシャ文字は全てTeXで書けば入力できます。

TeX入力 => 表示

\Phi => Φ

\Lambda => Λ

\Psi => Ψ

という具合に入力できます。文字の先頭を小文字にすれば小文字のギリシャ文字になります。これらの表示をダブルクリックしてやれば、また方程式入力のウィンドウが出てきて簡単に修正できます。数文字程度以下ならインラインで表示もできます。

Wordだと、同じように方程式入力はありますが、便利な入力アプリを（数万円出して？）別に購入する必要があります。

ただ、Pagesの方程式入力は、大部分の記号・文字・方程式に対応できますが、対応できない場合もあります。その時はLaTeXiTを使うなどすれば凌げます。

例えば、簡単そうに見えますが、

はPagesの方程式入力では対応できませんので、LaTeXiTで対応するとかが必要です。

wordやpagesで入力するなら、キーボードビュワーで見ながら入力するとか（optionキー、option + shiftなどで入力できます）。

本格的に対応したいなら、MacTeXを使うとか（オープンソースなので無料で使えます）。

今はとても簡単で、パッケージ（5GBほど、展開すると10GB以上あります）をダウンロード・インストールして、アップデートすれば使えるようになります。どんな数式だろうが記号だろうが、英語だろうが日本語だろうが入力でき、（使い方を習熟すれば）直接印刷に回せるぐらいの品質のpdfを出力できます。

LaTeX 美文書作成入門、奥村晴彦/黒木祐介著に詳しく解説してます。この本自体LaTeXで作成してるということです。もし購入されるなら、最新の改訂第9班にすべきです。古い版だと現在のTeXに対応してなくて、何、これ？という部分が少なからずあります。

ふぁい

らむだ

ぷさい

とひらがなで入力すると変換候補に出るみたいです。

「ぎりしゃもじ」と入力しても候補にでますね。

「絵文字と記号」に「ギリシャ文字」のページがありますよ。

きちんとした数式を入れたいならはにさんが書かれたように

LaTeX でしょうけれど。

追記：タイトルのギリシャ文字はどうやって入力したのかな？