macOS Sonomaで発生した純正アプリの履歴に関する不具合について
こんにちは。OSのアップデート後にいくつかMacに不具合が生じるようになったので皆さんのお知恵を借りたいと思い投稿させていただきます。(タイトルでは純正アプリとありますが、主に困っているのはLogicProに関してです。)
私はMacBook ProでLogic Proを主に使用しており、最近配信されたアップデート(バージョン11.1)のためにOSをventuraからSonoma(14.7.1)にアップデートしました。その後Logic Proは動作自体はしているのですが、Logic起動後のプロジェクトを選択する画面で最近使った項目に何も表示されていなかったり、上部メニューの「ファイル」>「最近使用した項目を開く」の部分でもファイルが表示されない(写真1)といった不具合が起きるようになりました。この時、枠は存在しているようでクリックはできるのですが、ファイルが存在しないと表示されてしまいます(写真2)。
写真1
写真2
この不具合に関して、Logicの不具合としてAppleのサポートに問い合わせたのですが、サポートセンターでも初めての事例らしくそこで紹介された対処法を試しても改善は見られませんでした。
さらに、使っていくにつれて他のアプリでも似たような不具合が確認されるようになりました。以下が私が実際に確認できた内容です。
- Numbersで開いたファイルがアプリの「最近使用した項目」に表示されない
- プレビューで開いたファイルがアプリの「最近使用した項目」に表示されない
- QuickTimePlayerで開いたファイルがアプリの「最近使用した項目」に表示されない
- Numbers、プレビューで開いたファイルがファインダー左メニューの「最近の項目」には表示される
- Logic、QTPで開いたファイルはファインダー左メニューの「最近の項目」に表示されない。
- 写真アプリの起動が遅くなった(?)
これらの状況から自分で色々と調べて試してもみたのですが、今のところ改善は見られません。以下に試した内容を書いていきます。
- テスト用に空プロジェクトを作成
→変化は見られませんでした。
- Logic Proの再インストール
→変化は見られませんでした。
- 「ライブラリ」>「Preferences」内の「com.apple.logic.pro.cs」と「com.apple.logic10.plist」の削除&再起動
→変化は見られませんでした。
- 新しくユーザーアカウントを作成し、そのユーザーでLogicを使用
→新規ユーザーでは最近使用した項目が表示されました。QTPについても同様です。
- macOSの再インストール
→変化は見られませんでした。
- クリーンインストール&復元
→変化は見られませんでした。
クリーンインストールまで行っても改善されず、大絶望しています。幸いにもファイルをダブルクリックでLogicプロジェクトを開くことはできているので少し不便な程度ではありますが、急にやってきた不具合を抱えながらというのも少々ストレスです。何かまだ私が試していないことをご存知の方、同じ症状に出くわした方など、ぜひお力添えをお願いいたします。
使用環境
MacBook Pro(M2 Max, 2023)
macOS Sonoma 14.7.1
* タイトルを変更しました。 Apple Inc.
MacBook Pro (M2 Max, 2023)