Numbers - 分を時間に変換したい

　こんばんは。

ちゃみあん さんによる書き込み：

numbersで、

分を時間に変換するにはどうしたら良いですか？

例えば、180を3といった感じです。

　参照用のセルでDURATION関数を使い、数値の180を期間の時間・分に変換し、セルのデータフォーマットを期間（「カスタム単位」＞「時間」「分」）に設定するのが簡単かもしれません。

　上図のE2の数式は次のとおりです。

DURATION(,,,B2,,)

　【参考】DURATION - Apple サポート (日本)

　こんばんは。

　ご返信添付のスクリーンショットで、F列のデータフォーマット と G列の数式およびエラー内容がわかりませんが、F列の値に単純に1100を掛けていてそれがエラーになっているとすると、F列のデータフォーマットが「日付と時刻」になっている（または準じた扱い）と思われます。

　データフォーマット「自動」または「日付と時刻」のセルに 8:30 と入力すると、その値は 8時間30分（=「期間」）としてではなく、ある日の朝8時30分（=「日付と時刻」）として取り扱われます。「日付と時刻」、例えば、今日の朝8時30分 を1100倍等にしても意味がないとみなされエラーになります。

　このような場合、「日付と時刻」を「期間」に変換すれば計算に使えます（8時間30分を1100倍等する計算には意味があるため）。ただし、今回の場合だと、8時間30分 を 時間単位の値 8.5 に変換してから計算に用いると都合が良さそうです。

　以下では、ご返信添付のスクリーンショットの表ではなく、別な仮の表を設定して説明しています。

　データフォーマット「日付と時刻」のセル（A2）があり、同セルに 8:30 と入力されているとき、

　あるセルに、A2の値を「期間」に変換した結果を求める場合の、あるセルの数式は、

A2−DATEVALUE(A2)

　あるセルに、A2の値を「期間」（時間単位の値）に変換した結果を求める場合の、あるセルの数式は、

DUR2HOURS(A2−DATEVALUE(A2))

　あるセルに、A2の値を「期間」（時間単位の値）に変換した後で、1100倍した結果を求める場合の、あるセルの数式は、

DUR2HOURS(A2−DATEVALUE(A2)) * 1100

　あとは、実際の計算方法に当てはめて数式を変更・調整することになると思います。

　例）A2 が 8時間超の場合には8時間で計算する（あくまで例です）

IF(DUR2HOURS(A2−DATEVALUE(A2))>8,8,DUR2HOURS(A2−DATEVALUE(A2))) * 1100

　【参考】

　　DATEVALUE - Apple サポート (日本)

　　DUR2HOURS - Apple サポート (日本)

　　IF - Apple サポート (日本)

　こんばんは。

　はじめに…。

　せっかくのご質問でしたので返信させていただきましたが、実利のために制作されているのでしたら、Numbersで無理をして制作するのは避けて、給与計算の市販のソフト・サービスをご利用になった方が良いような気がします。製品例・サービス例を挙げられなくてごめんなさい。

　続けまして、補足説明させていただきます。

　データフォーマット が「日付と時刻」のセルには、24時間以上の意味でデータを入力することはできません。もし、24時間のつもりで 24:00 と入力すれば 24分、25時間のつもりで 25:00 と入力すれば 25分 として扱われます。

　また、データフォーマット が 「期間」(「カスタム単位」＞「時間」「分」＞「スタイル」＞0:00)のセルに、8時間30分の意味でデータを入力する場合、8:30:00 と入力する必要があります。これを、8:30 と入力すると 分:秒 と解釈され 0:09（9分）と表示されます。

　同様に、24時間の意味の場合は、24:00:00 と入力する必要があります。これを、24:00 と入力すると 0:24（24分）と表示されます。

　以上を踏まえると、勤務時間は計算で求めた方が良いと思います。

　下図表2の勤務時間（D3）が 8時間 30分 になっていますが、このセルの値はDUR2HOURS関数で 8.5 に変換できます。

　こんばんは。

ちゃみあん さんによる書き込み：

あれから色々と試してみたのですが、やはり今後のため市販の給与ソフトサービスを導入することにしました、、、

　ルールの複雑なものを管理するファイルをNumbers等で作るというのは、問題が表面化・課題が出現してもそれを楽しむゆとりがないと辛いことになるかもしれません。ご事情が許すのでしたら、「市販の給与ソフトサービス」のご導入というのは将来の負担を軽減する意味でも望ましい選択かもしれないですね。

またご縁がありましたら、その際は何卒宜しくお願いいたします🙇

　私でも回答できそうな分野は狭いのですが、お役に立てるかもしれないと感じたときなど返信させていただくかもしれません。その時は、ご一読いただけましたら幸いです。

　実は、その後どうなったのかなと、もやもやしておりましたが、ご返信をいただけて安心いたしました。

　お忙しい中、わざわざご返信をくださり、ありがとうございました。