TimeMachine で復元の際、アプリケーション内でインターネットからダウンロードしたデータも復元できますか?

質問が長くて失礼します


Mac OS には標準で TimeMachine というバックアップアプリがあることを知り、

購入して初めて使ったのですが、バックアップ専用に HDD を初期化して「今すぐ

バックアップ」を走らせた後、作られた「情報を見る」と71.45GB と表示さ

れるのですが、Mac の「システム設定」ー「一般」ー「ストレージ」で見ると、


 iCloud Drive 6.3MB

 アプリケーション 364.43Gib

 ゴミ箱 27.18Gib

 メール 196MB

 写真 7.5MB

 書類 58.77Gib

 macOS 18.83GB

 システムデータ 計算中… 


となっていて、合計約470Gibに対し、バックアップサイズ(71.45Gib)

が少ないように思え、TimeMachine ではバックアップされないかもしれない

アプリがあるのではないかと少し不安になりましたので質問させていただきま

した。


当方30年ほどWindowsユーザーで、故障を機にメインパソコンをMacに

乗り換えた者で、Windowsではイメージバックアップの市販ソフトを使ってい

ました。

MacではOS標準でTimeMachineというものがあり、これから再セットアッ

プもできるようでしたので、これで全部バックアップ取れるならちょっと幸せ感

と思い期待しています。


アプリについて補足しますと


名前は恐縮ながら伏せさせていただきたいのですが

 アプリA       種類iOS   サイズ354.09Gib ⭐️でかい

 Microsoft Word  種類Universal サイズ2.61Gib

 Microsoft Excel  種類Universal サイズ2.32Gib

 Goodnotes    種類Universal サイズ2.12Gib

 Microsoft PowerPoint 種類Universal サイズ2.03Gib

 以下略


となっておりまして、この「アプリA」は、ユーザー作成のデータはなく、アプリ内

で書籍や動画をローカルディスクにダウンロードできる機能があり、1つ1つ

クリック・ダウンロードして、全部取り込むとこのようなサイズになります。


「1つ1つクリック、ダウンロード待ち、次のクリック・・・」を数百回ほど繰り返

しているので、バックアップから戻したとき、できることならやり直しはしたくな

い心境でして・・・ちなみに同アプリの iPad 版では、iCloud でバックアップし

ようとするとデータが付いてこず、その結果、機種が変わるとダウンロードやり

直しになってしまい、この手のことがMacでのTimeMachineではどうなの

だろうと気になっております。


アプリの仕様はわからないのですが、アプリによってはTimeMachineのバッ

クアップの対象外のエリアのような場所にデータを保存するタイプのものは、

やはり難しいということになりますでしょうか?


(環境)

MacBookPro Sequoia 15.1

外付け HDD(USB) Thunderbolt から j5 Create の USB TypeA 経由


(追記)

Mac 経験2週間ほど


お手数をおかけしますがご指導よろしくお願いいたします。


投稿日 2024/12/31 02:19

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投稿日 2025/01/01 04:31

その後の経過を書きます。


結論としては納得できる答えが出た感じがあります。バックアップとして漏れていたフォルダも timemachine に保存されるようになりました。


timemachine の除外設定について調べたところ、2系統あることがわかり、1つは GUI (Time Machine の設定を開く)を使って指定するやり方と、もう1つは tmutil addexclusion コマンドで行うやり方があるのだと分かりました。設定が保持される方法は、GUI と tmutil では別のようで、tmutil の方は、除外するファイルやフォルダに目印(拡張属性と呼ばれるそうです)を付与するやり方のようです。そのため、timemachine で何が除外になっているかをみるために いくつかやり方があるようです。(10年前の記事ですが https://baqamore.hatenablog.com/entry/2014/11/20/065312が理解を助けてくれました)


ターミナルを使って

1) tmutil isexcluded フルパス コマンドを使う方法

2) ls -l@ コマンドを使う方法

3) sudo mdfind "com_apple_backup_excludeItem = 'com.apple.backupd'"

というやり方でみることができました。


3)の方法で一括でみることができたので、除外一覧を見ていましたら、バックアップから漏れていたフォルダ:

 /Users/MacUser/Library/Containers/…略…/Data/Library/Media

が出てきました。


ここから先は多分、tmutil コマンドで除外を外せばいけるのかもしれないと思い、timemachine の自動をオフ(手動)にしてから、コマンド

 Tmutil removeexclusion /Users/MacUser/Library/Containers/…略…/Media

を実行し、除外を外しました。


その後、Mac を再起動し、

 sudo mdfind "com_apple_backup_excludeItem = 'com.apple.backupd'"

を実行し、Meida フォルダが除外されていないことを確認しました。Timemachine 専用のディスクを一旦消去し、再設定し直しました。その後、バックアップを実行しました。


結果は

前回 71.45 Gibでしたが

バックアップとして漏れていたフォルダも timemachine に保存されるようになり、今回424.53Gibとなりました。


復元テストは行なっていないのですが、機会があったら記載したいと思います。


どうして最初から Media フォルダが除外されていたのかはわからないままですが、対象のアプリケーションだけ「Media」が除外され、他のアプリはそういう設定がなかったので、予想ではアプリケーション制作側で最初から除外にしていた(拡張属性を付与していた)のだと思います。


考えが飛びすぎかもしれないですが、個人的な見解として、timemachine は基本全てのアプリとデータをバックアップしてくれますが、アプリケーション制作側でどのフォルダをバックアップに含めるか、除外するかは制御することも可能なのだと思いました。(なので、アプリによってはバックアップされないものもあるかもしれないという結論に達しました)


それで、バックアップされているか心配になったら

 sudo mdfind "com_apple_backup_excludeItem = 'com.apple.backupd'"

コマンドで除外されていないかどうか確かめて見たいと思います。


長文大変失礼いたしました。


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2025/01/01 04:31 hatakeno-usagi への返信

その後の経過を書きます。


結論としては納得できる答えが出た感じがあります。バックアップとして漏れていたフォルダも timemachine に保存されるようになりました。


timemachine の除外設定について調べたところ、2系統あることがわかり、1つは GUI (Time Machine の設定を開く)を使って指定するやり方と、もう1つは tmutil addexclusion コマンドで行うやり方があるのだと分かりました。設定が保持される方法は、GUI と tmutil では別のようで、tmutil の方は、除外するファイルやフォルダに目印(拡張属性と呼ばれるそうです)を付与するやり方のようです。そのため、timemachine で何が除外になっているかをみるために いくつかやり方があるようです。(10年前の記事ですが https://baqamore.hatenablog.com/entry/2014/11/20/065312が理解を助けてくれました)


ターミナルを使って

1) tmutil isexcluded フルパス コマンドを使う方法

2) ls -l@ コマンドを使う方法

3) sudo mdfind "com_apple_backup_excludeItem = 'com.apple.backupd'"

というやり方でみることができました。


3)の方法で一括でみることができたので、除外一覧を見ていましたら、バックアップから漏れていたフォルダ:

 /Users/MacUser/Library/Containers/…略…/Data/Library/Media

が出てきました。


ここから先は多分、tmutil コマンドで除外を外せばいけるのかもしれないと思い、timemachine の自動をオフ(手動)にしてから、コマンド

 Tmutil removeexclusion /Users/MacUser/Library/Containers/…略…/Media

を実行し、除外を外しました。


その後、Mac を再起動し、

 sudo mdfind "com_apple_backup_excludeItem = 'com.apple.backupd'"

を実行し、Meida フォルダが除外されていないことを確認しました。Timemachine 専用のディスクを一旦消去し、再設定し直しました。その後、バックアップを実行しました。


結果は

前回 71.45 Gibでしたが

バックアップとして漏れていたフォルダも timemachine に保存されるようになり、今回424.53Gibとなりました。


復元テストは行なっていないのですが、機会があったら記載したいと思います。


どうして最初から Media フォルダが除外されていたのかはわからないままですが、対象のアプリケーションだけ「Media」が除外され、他のアプリはそういう設定がなかったので、予想ではアプリケーション制作側で最初から除外にしていた(拡張属性を付与していた)のだと思います。


考えが飛びすぎかもしれないですが、個人的な見解として、timemachine は基本全てのアプリとデータをバックアップしてくれますが、アプリケーション制作側でどのフォルダをバックアップに含めるか、除外するかは制御することも可能なのだと思いました。(なので、アプリによってはバックアップされないものもあるかもしれないという結論に達しました)


それで、バックアップされているか心配になったら

 sudo mdfind "com_apple_backup_excludeItem = 'com.apple.backupd'"

コマンドで除外されていないかどうか確かめて見たいと思います。


長文大変失礼いたしました。


2024/12/31 04:15 hatakeno-usagi への返信

基本的には、timemachineは、macOSの基幹部分、ゴミ箱のファイル以外、全てのファイルのバックアップを作ります。macOSの基幹部分というのは、macOSのインストーラでインストールされるものです。なので、timemachineのバックアップを戻す際には、あらかじめ、macOSをクリーン再インストールしてからバックアップを戻すという仕様になってます。

なので、心配されてるアプリに関しては、そのままバックアップされるはずと思います。

ただ、確かに、サイズが違いすぎるのは気になります。

バックアップのサイズというのはどのようにしてチェックされたのでしょうか?

timemachineのバックアップを取ると、中身を見ると、日付と時刻のついたフォルダーが一杯出来ます。これらのフォルダーを選択して、情報を見るにすると、そのフォルダー全体のサイズが表示されます。でも、このサイズはその時刻のバックアップのサイズというわけではありません。timemachineのバックアップは差分バックアップになってますので、その日時での差分バックアップのサイズということになります。なので、実際のバックアップのサイズよりは大分少ない値になります。

あと、もう一つ気になるのは、HDDですが、USB-Aで接続とされてます。このHDDは自身で電源供給できるもの(電源内蔵とかacアダプタで給電してるもの)ですか?USB-A接続の(大容量)HDDだと、電源内蔵でないとうまく動作しない可能性が高いと思いますので。最近のmacはUSB-A接続だと、USB3.0の接続しかしませんので、電源供給能力も5V900mAに限定され、この制限は非常に厳格です。この電源供給能力では大容量HDDはまず動かないと思います(動いても、途中でアンマウントされたりする)。この電源供給能力の制限のために、正常に稼働してないということはありませんよね?


2024/12/31 21:07 hatakeno-usagi への返信

場所をなんとか特定することができました


Macintosh HD/ユーザ/MacUser/ライブラリ/Containers フォルダが355.51Gibありました

(最初 Finder で表示できなかったので調べて Shift + Cmd + . で隠し属性をオンにしました)


Containers フォルダ配下に、各アプリケーションのフォルダや、「マウス」「起動ディスク」「通知センター」

といったシステム関係のもここにある感じで、壊さないように注意深く「問題のアプリA」のフォルダを見つけ、

そのなかに MP4 ファイルがゴロゴロありました。


場所は特定できたのですが、 timemachine のバックアップと比較してみたところ

サイズ的には

 MacBook 本体の Containers フォルダ 355.51Gib

 timemachine の Containers フォルダ 1.09Gib

でした。


どこに差があるのだろうと深掘りしていきましたが、

 MacBook 本体側には「Caches」、「Logs」、「Media」、「Tiles」フォルダがある

 timemachine 側には無い

という結果でした。


timemachine 側で暗黙的に除外しているフォルダの一部を、アプリ側がダウンロー

ドデータの保存先に使っていたとしたら、バックアップされないのかもしれないですね。


でも、GUI からは除外リストに上記のフォルダが出てこなかったようなので、不思議で

す。


取り急ぎご報告まででした。


2025/01/01 01:08 hatakeno-usagi への返信

timemachine の公式ユーティリティ tmutil を使って 先ほどバックアップされていなかったフォルダ

「Media」が除外されているかどうか問い合わせると:


% tmutil isexcluded /Users/MacUser/Library/Containers/D6E4nnnn-nnnn-nnnn-nnnnnnnnnnnn/Data/Library/Media

(※D6E4〜で始まるパスはアプリケーションパスのようです)


(実行結果)

[Excluded] /Users/MacUser/Library/Containers/D6E4nnnn-nnnn-nnnn-nnnnnnnnnnnn/Data/Library/Media

と表示されたので、除外(Exclude)リストに加えられていました。


わたしとしてはこの除外リストから Media フォルダを外すことができれば、アプリケーションの

バックアップがされるようになるのではないかと思っているのですが、方法がないか調べてみた

いと思います。


2024/12/31 19:33 はに への返信

はに様


ありがとうございます


問題のアプリですが、ディスク「Macintosh HD」直下の「アプリケーション」フォルダ内にありまして

「/ユーザ/MacUser/アプリケーション」にはありませんでした。

マルチユーザーで利用しておらず、Macbook を最初に電源投入して作ったユーザー(仮名:MacUser)で

ログインした環境にインストールし使っています。他の誰でもログインしてそのアプリを実行できるか

は試せておりません。


結局、どこに容量があるかを自分ではっきりさせたいと思い、フォルダごとに「情報を見る」で表示さ

れるサイズを出して見ました(図1、図2)


図1 Macintosh HD ボリューム内のサイズ (※「MacUser」、「問題のアプリA」 は画像加工で本来の名前から変えています)


図2 ユーザーフォルダー内のサイズ (※「MacUser」、「問題のアプリA」 は画像加工で本来の名前から変えています)


Macintosh HD 直下の「ユーザ」  443.92Gib

「ユーザ」配下の「MacUser」 443.92Gib とあったので

「MacUser」配下をフォルダごとにサイズを出してみると、 合計しても400Gibに満たないサイズでした。


Finder から表示しているからなのかもしれないですが、隠しファイルなどあるのでしょうか。


引き続き調べて見ますね。


2024/12/31 06:22 はに への返信

お時間をとってくださり有難うございます


timemachineについてのご説明理解できました。基本的には

ゴミ箱などの復元に関係なさそうなファイルを除き全てのファイ

ルがバックアップされるので、アプリも含まれていそうだと理解

しました。


気づかせていただいた点についてですが、


・ バックアップのサイズをどこで見たかについてはtimemachine

  専用のHDDをFinderで見た時に、


   2024-12-30-225408 変更日:昨日22:54 サイズ:— 種類:Time Machine バックアップ


  という行が1行だけ表示されており、これについて「情報

  を見る」した結果、


   表題:2024-12-30-225408 71.45 GB

   サイズ:71,446,396,928バイト(ディスク上の4KB)


  となっていた情報をもとに前回お伝えしました。

  「ディスクユーティリティー.app」からバックアップドライブ

  の空き情報は


   使用済み 68.53GB その他のボリューム 855.7MB 空き 7.93TB


  でしたので、初回バックアップサイズは 71.45GBのようで

  す。(ご考慮くださった、2回目3回目などのバックアップ

  ですと、確かに少ないサイズになるようですね)


・ USB の電源供給についても気づかせてくださりありがとう

  ございます。アンペア計算しておらずヒヤッとしましたが、

  ACアダプターでHDD側に電源を供給するコネクターをつ

  けておりまして、電源不足にはなっていなさそう(?)な感じ

  ではあります。


初心者にお付き合いくださりありがとうございました。

もう少し調べてやって見たいと思います。


(蛇足)

Mac 側で500MBのファイルがごろごろ保存されている場

所を見つけられば おそらくはtimemachine側にも保存され

ているか比較できそうに思えましたが、現時点でターミナル(?)

のようなもので 最上位階層からウェブで紹介されている find

コマンドでまんま打ち込んでみたところ アクセス拒否されてし

まいました。Root (Windows でいう Administrator?)の

ような高い権限ならできるのかもしれないですが 少々怖くて

踏み出せていません。もう少し調べて見たいと思います。


2024/12/31 16:26 hatakeno-usagi への返信

ちょっと疑問に思うのですが、問題のアプリがアプリケーションフォルダー内にあるのなら、そこにはユーザ権限で書き込むことはできません。そして、macOSはマルチユーザで使えますが、あるユーザがダウンロードしたものが他のユーザが見えるのでしょうか?もしアプリケーションフォルダー内に収容されてるなら、あるユーザがダウンロードしたものでも、他の誰でも、ログインしてそのアプリを実行すれば見えてしまうことになりますけど。

アプリのサイズには入ってても、実際のファイルのありかはユーザフォルダー内で、アプリからリンクされてるだけ(アプリ内にはリンクがあるだけ)ということはないのですか?あるいは、アプリそのものがユーザフォルダー内のアプリケーションフォルダー内におかれてるとか。この場合なら、他のユーザはそのアプリを実行することすらできません。


2025/01/01 05:07 hatakeno-usagi への返信

ご苦労様です。

大変役に立つ知見です。

ありがとうございました。


なお、

>アプリケーション制作側でどのフォルダをバックアップに含めるか、除外するかは制御することも可能


ライセンス情報はバックアップされないことが多いように思います。

復元してから、ライセンスを再登録する必要があることが多いです。

アプリ提供側にしてみたら、やたらコピーでアプリが配布されることを防ぐためかもしれません。

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