macOSのWi-Fi経由でのインターネット共有機能でパスワード設定が機能しない
macOS の最新バージョン(現在のベータ版を含む)では、Ethernet から Wi-Fi へのインターネット共有を有効にすると、設定された WPA2/WPA3 パスワードが無視され、共有ネットワークはオープン(セキュリティ保護されていない)ネットワークとしてブロードキャストされます。
再現手順:
Mac を USB/LAN アダプタ経由で Ethernet に接続します。(iPhoneのUSB経由でも可)
「システム設定」>「一般」>「共有」>「インターネット共有」に移動します。
有効な WPA2/WPA3 パスワードを使用して Wi-Fi オプションを設定します。
「インターネット共有」を有効にします。
想定される動作:
デバイスには、パスワードで保護された Wi-Fi ネットワークが鍵アイコンとともに表示され、認証が必要になります。
実際の動作:
ネットワークが保護されていないように見えます(ロックアイコンが表示されません)。
iPhoneなどのデバイスはパスワードを入力せずに接続します。
これはiOSのWi-Fi設定からすぐに確認できます。
追記:
macOS 15.5 RC版および16.0、26.0 Developer Beta版でも再現可能です。
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公共の環境や共有環境で使用すると、深刻なセキュリティリスクとなります。
他に同様の現象を経験した方はいらっしゃいますか?
ターミナルレベルのデフォルト設定やplistの編集以外に、既知の回避策はありますか?