Final Cut Pro - クリップ(複合クリップ)をダブルクリックした時の挙動がおかしい
クリップをダブルクリックした時の挙動に関して、不満が2点あります。
①クリップの尺を調整するためにクリップの左右端をドラッグしようとした時に、クリップの長さ調節をしたいのにその複合クリップの内部へ移動する("開く"?)挙動になる、という現象が多発しています。
2回に1回は、尺調整のためにクリップの左右端を選択/ドラッグしようとしたときに複合クリップをダブルクリックした時と同じ挙動になってしまいます。
これは選択ツール(A)で操作している時でもトリムツール(T)で操作している時でも同じ挙動で、毎回複合クリップ内部へ移動させられます。
②複合クリップの内部を編集したい(複合クリップを開きたい)時にタイムライン上の複合クリップをダブルクリックして開こうとしますが、その時にとても頻繁に"オーディオ/ビデオを展開(control + S)"の挙動をします。
※これは、私の個人的好みの、"クリップの表示オプションの変更"において、クリップにサムネイルが表示されない、音声波形のみクリップ上下いっぱいに表示させるオプションにしているからなのだろうと思います。
しかしクリップの表示オプションを音声は系のみにすることは、動画編集において、"クリップの縦幅表示の設定を一番小さくしても音声波形がはっきりみやすい"という素晴らしいメリットがあります。喋りのタイミングを測ったり無音のタイミングをカットする際の視認性がアップできて、かつタイムラインウィンドウに表示できるクリップ表示数(縦に重ねているレイヤー数)も十分に確保できます。
ですのでこのオプション設定は譲れません。
これが酷い時は何度も何度もダブルクリックしても全然複合クリップ内部へ移動ができず、"オーディオ/ビデオを展開"操作が繰り返し起きてしまい、とても不便です。
始めは「クリップの中のオーディオインジケータ(音量調節のためのバー)をダブルクリックしたら"オーディオ/ビデオを展開"が起きるのかな?」を思っていたのですが、実際試してみたらクリップの真ん中付近より下は"オーディオ/ビデオを展開"が起きるようです。これだとちょっと不便です。そもそも"オーディオ/ビデオを展開"という操作に、私は活用性を見出せません。
なんとかシングルクリックとダブルクリックの挙動をしっかりと区別するような改善をしていただくことはできないでしょうか。ぜひよろしくお願いします。
* タイトルを変更しました。 Apple Inc.
MacBook Pro 14″, macOS 15.5