macOS Tahoe - アップグレード後QNAPのNASでTime Machineバックアップできなくなった

kupu さんによる書き込み：

ファイルサービス⇒AFPサービスを有効化

Unicodeの正規化形式(NFD/NFC)問題を凌げるのであれば、対処療法としてAFPを当面は利用するのも、一つの手なのかもしれませんね。但し、以下のAppleによる告知内容にはご留意ください。

“ AFP（Apple Filing Protocol）経由でのNASデバイスへのTime Machineバックアップは推奨されません。AFPは今後のmacOSのバージョンで非対応になります。”

私もSynology DS216jを使っていて、Tahoeにしたところ、Time Machineバックアップ不可の状態でしたが、

以下で、Time Machineが可能となりました。

・DS216jのDiskStation⇒ファイルサービス⇒AFPサービスを有効化　にチェック。

これまで、NFSサービスしか有効化していなかったのですが、上記でバックアップがうまくいきました。

ご参考になれば幸いです。

ありがとうございます。“backup of MacName”と書き換えて（自分の場合は、“backup of MacBook Pro”）、只今、タイムマシンがバックアップ中です。よかったです。わざわざありがとうございました。

ありがとうございます。“backup of MacName”と書き換えて（自分の場合は、“backup of MacBook Pro”）、只今、タイムマシンがバックアップ中です。よかったです。わざわざありがとうございました。

「共有フォルダ名」は、単純です。

NAS内にTime Machine用として利用者が用意した共有フォルダに、利用者自身が付けた名前のことですので。

「ディスクイメージボリューム名」の方は、ちょっとややこしいです。

Time Machineを利用するMacの名前を、ここでは仮にMacNameであるとします。上述の共有フォルダ内には、Time Machineによって MacName.sparsebundle とのファイルが作成されます。

Macでその共有フォルダに接続し、MacName.sparsebundle をダブルクリックすると、デフォルトでDiskImageMounterアプリが起動します。それによってマウントされたディスクイメージのボリューム名が、ここで話題の「ディスクイメージボリューム名」です。デフォルトですと、“MacNameのバックアップ” との名前が付いていると思います。

ちなみに私はその名称変更を、更にディスクユーティリティアプリを起動して対象ボリュームを選択し、[名前を変更] の操作にて実行しました。なお新たな名前は “backup of MacName” としました。

＞これを「Macbook backup」と書き換えて

英字なら何でもいいというわけではありません。

「Backups of MacBook」としなければダメなのでは？

ディスクユーティリティーを起動して、「ディスクイメージを開く」で、Synology NASのタイムマシン設定したフォルダを開くことができました。中にあるファイルを選択すると、「Macbookのバックアップ」という名前がついていたので、これを「Macbook backup」と書き換えて、ディスクユーティリティーを終了。

その後、タイムマシンを立ち上げて改めてバックアップフォルダを指定してバックアップ開始。

しかし、「バックアップの準備中」表示が続いた後は、これまでと同じで「見つかりません」でした。

自分のはどうもダメなようです。アップルのアップデートを待つしかないのか、それまでが不安。

「共有フォルダ名」と「ディスクイメージボリューム名」は、どのようにして確認できるのか、教えていただきたいのです。

「共有フォルダ名」と、macOSのTime Machineが利用するそのディスクイメージボリューム名とは、別のものであることにご留意ください。本件は、後者におけるUnicodeの正規化形式(NFD/NFC)問題に起因するものとなります。

共有フォルダ名はデフォルトで"TMBackup"となっていますが、

バックアップできない現象が続いています。

半角英数字なのになぜバックアップできないのでしょうか？

macOS 26 Tahoeで、SynologyなどのNASにネットワーク共有されたボリュームへTime Machineバックアップができない不具合はUnicodeの正規化形式(NFD/NFC)問題が原因で、macOSのSMBサーバーでも発生するので注意を。　＠AAPL Ch.　2025.9.23

本件は上記リンク先の記事で紹介されているごとく、macOSでのUnicodeの正規化形式(NFD/NFC)問題に起因するようですね。

Tahoeの改修が待たれるところですが、いつになるかは不明。なので手元のQNAP NASでTime Machine用共有フォルダに関しては、そのディスクイメージボリューム名を、半角英数字だけで構成するように変更しました。以前はそこに、「のバックアップ」との日本語文字が入っていました。その変更以降、Time Machineバックアップは支障無く動作するようになりました。

けれどそうなると不思議なのは、手元のSynology NAS。以前に書いたごとくそこでは、上述のごとくのボリューム名変更をせずとも、Tahoe以降もTime Machine動作は継続して機能しています。ボリューム名には「のバックアップ」との文字が入っているにも関わらずです。

そこで、「のバックアップ」の部分の文字コードをあらためて確認したら、なんとNFD形式になっていました。TahoeでもTime Machineが動作できた理由は納得なのですが、ボリューム名がなぜ手元のSynology NAS用はNFC形式ではなくNFD形式になっていたのか、自身では謎のままです。

26.1 Beta（25B5042k）では、まだ対応されていないようで、当方の環境では正常動作を確認することは出来ませんでした。

あくまでもBetaですので、優先順位もあるかと思いますから、あくまでも、26.1 Beta（25B5042k）での話です。

取り急ぎ、ご報告まで。

私も同じ現象で悩んでいましたが、

https://x.com/aky_sta/status/1968977011470184592

こちらにある情報で解消しました。

既存のNAS上にあるSpacebundleをディスクユーティリティでマウントして、ボリューム名を「Backups of XXXX」に変更してからTimeMachineに以前のバックアップを引き継ぎで登録し直すと、正常にバックアップが作成出来るようになりました。

元のSpacebundleのボリューム名が「XXXのバックアップ」のように日本語の文字列が入っていたのが原因なのかもしれませんね。

記事元のAKYさんには感謝です。

同じ悩みで困っている方の助けになれば。

本件に絡んで、USのApple Communityにて興味深い以下リンク先の投稿がなされていました。

一律に全てのNASが利用不可ではないところが悩ましい限りですが、いずれにせよTahoeの何らかの改修が待たれるところです。

macOS Tahoe and QNAP backups - Apple Community