640×480の素材を使い、サイズを変えずにDVDを作成したい

過去のトピックにも640×480での作成についていくつかありましたが、私の知識が不十分で分かりませんでした。
どうぞ皆さまご教示下さい。
FCP 5.1.4を使って次のような制作を行いたいのですが、具体的にはどのようにセッティングをして、編集、書き出しを行えばよろしいのでしょう?
素材:Photoshop等で640×480の画像を数十枚用意
   (中にはイラストレータで作り、PSD形式で書き出したものもあり)
編集:FCPにフォルダ読込みで全て読込み、タイムラインに配置
   各画像をトランジション等で切り替えていく
書き出し:QuickTimeで書き出し、
     これをDVD作成ソフトでDVD用のTSデータとして保存
     PCのDVD再生ソフトで再生する
以上なのですが、現状はうまくいかずこのような事になっています
 FCPでの操作
  ・新規シーケンスでの設定
    シーケンスプリセットを作成:
      ・フレームサイズ(640×480)
      ・アスペクト比(NTSC/4:3)
      ・ピクセルのアスペクト比(NTSC-CCIR601/DV(720×480))
    概要:
      ・シーケンスプリセットは先の設定を使用
      ・取り込みプリセットはDV NTSC 48Khzも同様
 この設定の下、素材を取り込みタイムラインに置いて編集
 なぜか、キャンバス画面でも、ビューア画面でも横比が小さくなっています
 ビューアのビデオ画面では素材が横方向から押しつぶされたようになっており、
 素材のサイズ(?)を表す枠が、縦方向は上下ピッタリ、横は左右に空きがある
 という風になっ見えております
 お分かり頂けるでしょうか・・
 同じくビューア画面のモーション設定は
 拡大/縮小:99.79
 歪みのアスペクト比:0
 としています。
 ・ファイルメニュー>書き出し>QuickTime>保存
  設定:先のシーケンスプリセット(640×480)を使用
 書き出したムービーは下の素材と比べると、画面サイズは640×480ですが、
 内容は横方向から押しつぶされたように縮まった映像です
 これを解決したいです
 DVDのTS形式で保存
  元々はDVDに(640×480)で書き込みをする予定でしたが、PCで再生する
  という目的に変わったため、セーフティゾーンも考えなくて良くなり
  そのままのサイズでTS形式に保存できればいいのです
  今回は書き出されたQTデータをDVD作成ソフトでチャプターを付け、
  保存できればいいです
  理想としてはFCPでつけたマーカー(を使えばいいのでしょうか)を活かして
  TSデータに出来ると良いのですが、なぜかDVD StudioProでQTを変換すると
  画質が悪いため、他社製のDVD制作ソフトで改めてチャプターをつくり、
  TSデータ形式で保存、という方法をとりました
FCP StudioですのでDVD Studio Proなどもあります。
マニュアルやヘルプも読みながら1ヶ月近く試行錯誤しておりますが、どこか基本勉強が足らないのだと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿日 2008/05/17 19:53

返信: 12

2008/05/18 09:17 Community User への返信

4:3のTV画面のサイズは720×486なんです。でも720×486は計算しても4:3じゃないですよね。
これはパソコンなどの画素が正方形なのに対して、TVのモニターは長方形(横方向が約0.9)になっているからなんです。だから720に0.9を掛けると大体640になるんです。
このため640×480の4:3で作った素材はSDの編集シーケンスなどに貼ると歪んでしまいます。
また、一般的なデジタルビデオ(DV)は720×480が記録されているピクセル数なので
作業の方法としては、テロップなどの素材は720×480で作る事が大事です。
編集シーケンスの設定は、「NTSC DV (3:2)」720×480、ピクセルのアスペクト比は(NTSC-CCIR601/DV(720×480))で作業します。
画面サイズや諸々の知識は、以下の方のホームページが非常に判りやすく説明されているので参考にしてはいかがでしょうか?
http://www.ayatoweb.com/tvd.html
あと、DVDの作成は出来上がったチャプター付きのシーケンスをCompressorでエンコードしてDSPに読ませる方法をお薦めします。(特に設定などはいらず、エンコード品質だけのチョイスでSDのDVDが出来上がります)
QTへの書き出しもFCPから出来ますが、TS形式についてはやったことがないので可否も含めてなんともです。

2008/05/18 10:26 Community User への返信

山田太郎 さま
ご教示頂きありがとうございます。
理論の感じはなんとなく分かりました。
ビデオ編集ソフトで厳密な640×480サイズのコンテンツは作れない。
ということですね。
しかし今回は「PCモニタで再生視聴する」という決まりを変えられないのです。
そうすると、今回のPCの画面比率は4:3ですから、困った事になりました・・・
厳密ではないけれど、パッと見た感じでは分かりにくいようには作れるでしょうか?
手順としてはこうすればよろしいですか?
・FCPのSDサイズで編集するとして、画面サイズは720×480。
・現在の素材は640×480ですから、これを最初に引き伸ばして720×480の素材にする
・この素材を、
 新規シーケンス設定:「NTSC DV (3:2)」720×480/アスペクト比:NTSC-CCIR601/DV(720×480)
 に読込ませて配置編集。
さて、ここまでが間違いないとすればこの後はどう書き出せば約640×480のコンテンツになるか・・・
すみません、しっくりと分かりません。
整理してみます。
山田太郎さまが多くを書かれていないという事は、私が現在行っている方法のままで、ほぼ良いと受け止めまして、
・素材を720×480に引き伸ばして素材を準備
・編集シーケンスの設定をNTSC DV (3:2)」720×480
にして640×480の設定で書き出しを行えば良い。
ということでよろしいのでしょうか。

2008/05/18 10:31 Community User への返信

ちょっと勘違いが入ってますね。(笑)
>ビデオ編集ソフトで厳密な640×480サイズのコンテンツは作れない。
720×480で作ったシーケンスを書き出してPCで再生すると640×480になるのです。
だから難しいことは考えずに、そのまま書き出したものをQTで再生してみてください。
1つ忘れてました。
Photoshopで素材を作る際は、720×540で作った物を720×480にリサイズしてくださいね。
もう1つ、書き出す際のコーデックはaviでもmovでも「DV/DVCPRO-NTSC」を選択してください。(これが大事でした)

2008/05/18 11:15 Community User への返信

いろいろ追加で申し訳ないですが、DVなどの動画素材がなくPC上だけのメディアファイルを作るのならシーケンスの設定を「640×480 NTSC 4:3」でピクセルをスクウェアにすれば作業を含めて、終始640×480のものが出来ますよ。
DVDのことが頭にあったので前のコメントを書いてしまいました。
勘違いしたのは自分でした。(爆)

2008/05/18 11:38 Community User への返信

山田太郎 さま
早速ご回答頂きましてありがとうございます。
>>ビデオ編集ソフトで厳密な640×480サイズのコンテンツは作れない。
>720×480で作ったシーケンスを書き出してPCで再生すると640×480になるのです。
>だから難しいことは考えずに、そのまま書き出したものをQTで再生してみてください。
 
それは驚きです!不思議です、「???」です。
ということは(重複しますがまとめさせて頂きます)、
 
 
編集作業
・FCPのSDサイズで編集画面サイズは720×480。
 シーケンス設定:「NTSC DV (3:2)」720×480/アスペクト比:NTSC-CCIR601/DV(720×480)
書き出し
・何も考えずCompressorを使う、で書き出し
 
そして、素材の準備としては
まず720×540(640×480と同じ比率)を用意し、720×480に変形する
ということですから、
640×480を横方向に引き伸ばして720×480にしても同じですね。
間違いないでしょうか?
 
 
 
もう二点教えて下さい。
・Comressorでの設定は何にすれば「最高画質」になるでしょうか
・FCPからDSPにチャプターを引き継ぐには何をすればよろしいでしょうか
これまでに試した中で、
Compressor設定を「10ビット圧縮無しNTSC」で試したものが最高に感じましたが
これよりもQT書き出ししたものをCaptyFastEncorderというもので変換した方が綺麗に見えました。
DSPへのチャプター引き継ぎは一度もうまくいっておりません。
FCP-->Compressorを使う--->DSPに素材として読込み
という手順をおこないました。
どのようにすればうまく行くでしょうか。

2008/05/18 12:30 Community User への返信

私の説明が下手でごちゃごちゃしてすいませんでした。
まず、先の件はFCPのシーケンスにDVなどの取り込み素材を使う場合やDVDを作成する時に使う設定です。
もしPhotoshopなどの静止画だけを使ってPCで再生するのでしたら、前に書いた640×480とスクエアピクセルのシーケンス設定で出来てしまいます。
Compressorでの書き出しはいじり出すときりがないので、私の場合いまはプリセットを使うようにしています。「DVD高品質(尺の長さ)4:3」で不満を感じたことは少ないです。
Photoshopでのリサイズは拡大よりも縮小の方が、画質の面で良いというだけで、既に640で素材があるなら720に伸ばして使っても結果は同じです

FCPでチャプターを付けるには、まずタイムラインにマーカーを追加して、そのマーカーを編集で「チャプターマーカーを追加」を押せばOKです。
具体的には、タイムラインでチャプターを打ちたい箇所にシークバーを合わせ、キャンバスウィンドウのマークボタン(IN/OUTボタンの右隣)を2回押し、「チャプターマーカーを追加」を押すだけです。(1回押すとマーカーが打たれ、2回目でそのマーカーの編集ウィンドウが開きます)
これをCompressorで書き出せば、DSPでチャプターとなって読み込まれます。

2008/05/18 13:14 Community User への返信

山田太郎さま。
色々とありがとうございます。
返信の書き込みタイミングでおかしな具合になってすみません。(^_^;)
 
 
チャプターにつきましてはDSPに引き継がれうまくいきました、ありがとうございました。
マーカーだけではなく、チャプターとして行う必要があったのですね。
画質については試行していきたいと思います。
 
 
>DVなどの動画素材がなくPC上だけのメディアファイルを作るのならシーケンスの設定を「640×480 NTSC 4:3」でピクセルをスクウェアにすれば作業を含めて、終始640×480のものが出来ますよ。
頂いたアドバイスに沿って次のようにしました。
今までに作っていた(質問に書きました最初の状況)設定で、ピクセルをスクエアに変えました。
また読込みプリセットも、このシーケンスプリセットと同じものにしました。
(両方とも640×480 NTSC 4:3でスクエア)
そして書き出しを(試しにCompressorではなくQTにして)640×480で行いました。
すると確かに比率は4:3で歪みもなく書き出されました。
しかし・・・・
編集画面でも気が付いたのですが、読込んで配置した素材がキャンバスで見ると小さいのです。
外側のセーフティゾーン内90%より少し小さい感じ。
素材をビューアーで見て、モーションで確認すると
拡大/縮小は100%、歪みアスペクト比が-12.5でした。
欲しいサイズとしては、素材が画面一杯になる状態なのです。
(現状のサイズを拡大するならば113%といった感じでした)
これは今までのプロジェクト書類で同じシーケンスを使ったのが良くないのでしょうか?
結構な数を既に配置してあるので引き継げればいいのですが、新規プロジェクトにコピペをしてもうまく行くでしょうか。
試してみたのですが、どうもうまく行っていないようなのです。
ゴチャゴチャと色んな事をしたから?
 
次から次へと恐縮ですが、
ご教示頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

2008/05/18 13:41 Community User への返信

>また読込みプリセットも、このシーケンスプリセットと同じものにしました。
この場合、動画は取り込まないはずなので取り込み設定は関係有りません。
この設定で640×480の画像をタイムラインにおいて、キャンバスで隙間が出来るなら確かにシーケンス(タイムライン)がおかしい可能性がありますね。
でも、念のため画像のサイズをPhotoshopで再確認してみてください。
それでもという場合は、おっしゃる通りもう一度新規のプロジェクトを作ってからテストで640×480の画像がぴったり表示されるのを確認してみてください。
問題なければ面倒でも作り直す方がいいと思います。
私も、素材の再接続時に時々表示がおかしくなることがあったような記憶があります。

2008/05/19 09:25 Community User への返信

難しく考えられている様ですが、640*480の静止画をシーケンス(この場合DV設定が良いと思います、DVDと同じ720*480なので)に書き込めば、FCPが自動的にシーケンスの設定に補正(アスペクト比の変更)してくれませんか?
そのシーケンスをCompressorで圧縮すればOKです(DVD StudioよりCompressorで変換した方が綺麗です、、多分。僕はDVD Studioで変換しないので判りません)
QTや他のソフトでの変換した場合、チャプターマーカーの情報は行きません。
ただし、QT経由で他のソフトに持って行った場合は、そのソフトの設定に大きく影響を受けるので、ここから先は何とも言えません。。
なので、操作方法というよりも、実際の画面の見え方とピクセル数、アスペクト比の違いなどの事がまだ十分に理解出来ていないのだと思います。
まずは自動的に進めるやり方で完成させてしまい、理屈は後から覚える方が判りやすいかも知れませんよ。

2008/05/19 18:41 Community User への返信

タカシさま
アドバイス、ご教示を頂きましてありがとうございます。
>FCPが自動的にシーケンスの設定に補正(アスペクト比の変更)してくれませんか?
それが・・最初はDV設定に640の素材を入れて作っていたのですが、書き出しをすると(その書き出しがQTだったのかQT変換だったのか分からなくなったのですが)横に縮まったりして、下の素材サイズと違う事になってしまい、分からなくなっていました。
そこで、どのような作ればいいのかが分からなくなりご教示頂きたく、トピックを投稿した次第です。
今のところ、山田太郎さまにご教示頂いた方法でうまくいっている気がするのでしうが、通常のDV(720)設定でも同じ事なのでしょうか?
>実際の画面の見え方とピクセル数、アスペクト比の違いなどの事がまだ十分に理解出来ていないのだと思います。
その通りなのです。
見え方の違いに迷い(混乱)、アスペクト比に頭が痛くなり整理がつかなくなっています。
操作方法は編集方法という事ですので、今の制作内容では概ね分かります。
理屈は放っておいてとにかく、希望通りに仕上げたい。
というのが今の気持ちです。

2008/05/19 19:12 Community User への返信

正しい編集設定を行うには、最終的に「何で再生するものを作るのか」が重要なんです。
きっとtamiさんはPCで見る時に使うQuickTimeやDVDプレーヤーを同じに考えていると思います。
DVDは元々テレビ画面で見る事を前提に考えられている規格なので、DV設定の720×480のサイズで編集して書き出して作った(一般的なDVD作成作業です)DVDをPCで再生するとプレーヤー(再生ソフト)が自動的にサイズを変換して640×480のサイズで再生します。
そしてDVDやデジタルビデオ(DVテープなど)は、720×480で記録されたものを縦長方形のピクセルであるTVで見るから640×480のサイズになります。
しかし、QuickTimeなどのマルチメディア系ソフトは基本的に書き出されたサイズで再生されます。
という訳で、「何で再生するか」が重要になってきます。
DVD再生ソフトなどで見る物は720×480のDV設定で、そしてaviやmov、もしくはwmvなどを640×480のサイズで作るには、それに合致した設定が必要となるのです。
多少は理解が深まった? でしょ…(笑)

2008/05/19 20:17 Community User への返信

なるほど判りました。QTでの書き出しをしたのが判らなくなった原因だと思います。
どういう訳か(720*480で横長になるのを嫌がる意見が多かったのか?)DVシーケンスを吐き出すと、640*480になってしまう様です。
この辺の勝手な仕様変更は僕も判らなくなってます(笑)自分が間違って指定したのか、それとも見た目だけ補正してくれてるのか判らなくなります。
勝手に見た目だけ補正されると、他のソフトに読み込んだ時にサイズがおかしくなったり、ボケたりして画質が低下したりしてしまうのです。
その辺をあまり気にせず(従来通りで)に書き出せるのがCompressorです、便利なのでぜひお薦めしたいです。(DVD Studioでエンコードするよりも綺麗ですし)

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