HDVフォーマットからDVD作成の最善方法

人により様々な方法がありますね。
私がHDV素材からSDのDVDを作る場合は、FCPのシーケンス設定をDVのアナモフィックにして、そこでHDVのクリップを編集します。
COMPRESSOR処理はSD16:9（実尺に合わせた時間）のプリセットを使って書き出して、DSPはレターボックスで作成しています。
いままで映像に不満はないので、あまり違ったやり方はしていません。（試しで色々といじって確認しましたが、結果的に大差が無かったので…）
他の人からもお薦めの方法などが出るかと思いますので、参考にしてみてください。

編集するのではなく単にHDVからSD DVD（スクイーズ）にしたいのであるなら、FCP側で調整するのではなく取込み時にSDにダ***ンバートしてしまった方が（20倍くらい？笑）綺麗ですよ。
もし編集するものだとしても、一度HDVに吐き出してからダ***ンバートしながら再度取込み直すのが良いと思います。二度手間ですが結果が良い方が良いと思うので。
HDからSDへは大きさだけでなく、フィールドの順番も変わるのでFCP側では上手く調整出来ていない様なのです。
まあ、この辺も後々解決すると期待してますが。。

たしかにCOMPRESSORを使ってHDVからDVDにするとエッジがガタガタになりますよね。
私も色々やってみましたが、私はCOMPRESSORを使わずQuickTime変換で一度DV/DVCPRO-NTSCで書き出します。このとき品質ー最高、スキャンモードープログレッシブ、アスペクト比ー16:9にします。
こうして、書き出した.movファイルをそのままDVDStudioProに読み込んでDVDStudioProでエンコードします。音声にAC3を使う場合は、音声のみCOMPRESSORでAC3に書き出しておきます。
カメラや素材、時間にもよると思いますが、結構満足できるものが出来ています。

>スキャンモードープログレッシブ
そこでプログレッシブにしちゃったら意味ないのではないですか？
（インターレース感がなくなってしまう）
もしプログレッシブでも問題なかったり、そういった映像を求めるなら、Compressorでも変換時にフィルターを追加してプログレッシブにしちゃう事も出来ますよ。

ちなみに、ここで議論されているのは60iの事だと思うので、閲覧だけしていて勘違いされる方もいるかと思うので補足を書かせてください。
30Pや24P収録だとHDV収録FCP＞COMP＞DVDstudioは民生のハイビジョンテレビではBDかと思うくらい（言い過ぎか..）すごく奇麗に作成できます。
そもそもDVD納品という事は放送ではないと思うので画像の落ちる60iでの収録より過渡期の今は30か24ってのも良い選択肢だと思ってます。

>30Pや24P収録だとHDV収録FCP＞COMP＞DVDstudioは民生のハイビジョンテレビではBDかと思うくらい（言い過ぎか..）すごく奇麗に作成できます。
液晶テレビでSD-DVDを再生、視聴する場合にデッキ側でSD映像を（疑似）HD映像にアップコンバートしますので、インターレースではない映像はアップコンでのノイズ（ブレ感やボケ）が出難いのは事実です。
ただBDに迫る映像かというとちょっと言い過ぎかな〜と思います。その辺を期待されちゃう方もいらっしゃると思いますので（笑）
>そもそもDVD納品という事は放送ではないと思うので画像の落ちる60iでの収録より過渡期の今は30か24ってのも良い選択肢だと思ってます。
インターレースとプログレッシブ、、僕はこの違いは重要だと思ってます。
なぜなら見え方が違うからです（意図的にプログレッシブの感じを狙うなら別ですが、iとpの映像が混在すると単体では気づかなかった気持ち悪さが出るかも知れません）
というのも、反応が遅い液晶などではその違いを見て確認するのはかなり微妙になりますが、それでも違うので「これで大丈夫」みたいな事は間違いではないかと。
やってみようと思う方は実際に試してみる事をお薦めします（これに限らずネット情報を鵜呑みにしないで欲しいと思います）
とは言う物の、インターレースの映像とプログレッシブの映像の見え方の違いって言われないと気づかない（言っても判らない）事も多いのも事実なんですが。。

タカシさん
そうなんです。実際はプログレッシブだから奇麗でしょ？なんて説明しても大多数が「ふ〜ん、なんか映画みたいだね」くらいのリアクションです（泣）。実際制作者側の誰も解らないこだわりなんですよね。
それで、ちょっと大げさな表現をしてしまったようで僕からも補足させてください。
画質も奇麗さはBDは（スミマセン）言い過ぎとして、”HDV収録”と言う前提で、HDV=DVD制作に向かない訳ではありません。選択肢の１つとしてPもあり、これはSDよりも画として奇麗にエンコーディングできます。反面、プログレッシブのパラパラ感を画像の劣化と”感じる”人も多くいます。これよりもあくまでビデオは動画なので動きの現実感を重視する人の方が制作者サイドには多い意見だと思います。ですが、タカシさんや僕が先述したように見ている側は見え方の違いをあまり感じてません。
また余談ですが、DVX時代の24PAを編集ソフトで最後まで正しく扱っておらずパラパラをより酷いパラパラで確認している人もかつて多く見受けられました。これがプログレッシブの評価を２分してしまったようにも感じる事があります。
ですが、FCPも以前のように正しくすべて設定しなければならなかったのがほとんどオートメーションで判別してくれるようになりました。つまり間違ったプルダウンのまま編集してるなんて事もほぼ起こらなくなったので僕からも一度試してみて貰えるといいと思います。
間違ってもいきなりクライアントワークで試してみたりはしないでくださいね（笑）
ちなみにプログレッシブとインターレスの混合編集は僕もタカシさんと同じ理由でお奨めしません。