こんにちは。GB 3 にて 外部のダイナミックマイクでムービーに合わせたナレーションを録音しました。M-AUDIOのFAST TRAK PRO 使用でプリアンプをほぼフルアップ近くまで上げました。ナレータは女性でマイク録りには慣れていません（マイクに口を近づけるのを嫌がる？）。彼女のボイスのキャラもあるのでしょうが、レベルが全体に小さく（average:-30db）、バックのループに埋もれてしまいます。デフォルトのFX＜ゲート＞でサーというバックノイズが気になります。消そうとするとボイスのシグナルそのものも消えてしまうのです（SNが良くないため？）。
GB 3 では結局、ねらった効果を得られなかったので、Logic express にてwave編集＜ノーマライズ＞＆＜手作業によるバックノイズ除去＞にて、レベルを持ち上げました。
同じような問題を抱えた方、いらっしゃいませんか？ どのように対応されましたか？ やはりGB 3 以外のアプリかツールを使うしかないのでしょうね？
私はこの手の問題は「オーディオインターフェイス」事態も怪しいと思っています。
ですが、結局はgaragebandであろうとLogicであろうと「取り込む時にどこまで音を上げられるか」
「どこまでのノイズは許せる範囲か」など妥協点を見いださないと現状では厳しいと思いますね...
ともあれ、プロフェッショナルな音質を求めたらキリが無いです...
データにする(録音)ときに最前を尽くす！これに限ると思います。
追記：アプリケーションは違いますが下記の様な事も頭にいれておくとヒントになるかもしれません...
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?128@@.f004294
さらに追記します...
ナレーターの女性がマイクに近づくのが嫌ならば「ダミーのマイク」でそこに喋ってもらい
本当の録音マイクを知恵を振り絞って一番音を拾いやすい所に設置する。
まっ、そんなに簡単に行くもんではないですが、録音機器を扱う側が気を使ってあげるのも一つの手かと。
あとは、マイクの角度を変えてあげて近づいている感を出さないとか...
ちなみに「ハード」を増やさない事を前提に書いてますので「コンプレッサーが...」とかは無しでお願いします。
全指向性のマイクではなく単一指向性のマイクを使っていれば、
もしかしたらもう少しいい状態で録音できていたかもしれませんね。
と、いまさら言っても仕方がありませんネ(^^ゞ
ちょっと気になったのですが、ゲートはどういう期待を持って使われましたか？
ゲートは設定されたレベルを超えた信号を通す（あるいはそれ以下を遮断する）ものです。音が鳴っていない（喋っていない）部分のノイズが聞こえなくなるのは、単に設定レベル以下の信号を遮断しているからであって信号に混入しているノイズが除去されているわけではありません（無音部分のノイズを除去--遮断--するのに有効＝Noise Gate と言われる所以）。
であるなら、例えばトラック情報で「Female Narrator Noisy」などのプリセットに変更（エフェクター段の３つ目や４つ目で"スピーチエンハンサー"を適用して任意の設定を選択してもOK）してみるとか、それでもノイズが気になるようなら、耳障りな音域の信号を EQ でカットするように EQ のプリセットを選択する（あるいは自分で設定する）などといった処理をした方が効果的のように思えます。コンプレッサーやリミッター、あるいはコーラスやリバーブなどを品よく適度に組み合わせるとより大きな効果を得られることもあるかもしれません（かけ過ぎは禁物）。
k.j.xさん、レスありがとうございます。
マイクはもちろん通常のボーカル用（カーディオイド）でした。そうなんですよね。いかに録りの時のセッティングや入力レベルチェックが、いかに大切なのかという教訓ですよね。。。ただ、今回はおっしゃる通り、再録ではなく、すでにある素材を可能な限り、サーを目立たなくし、ナレーションとして聞き取りやすいものにするかということなんですよね。。。
ゲートについては、確かにナレーションが入っている部分のバックノイズはカットできないですよね。デフォルトのゲートだとおそらく、スレッショルドしか設定できないんだと思います。エキスパンダーみたいにスピードを変えたいのです。
k.j.xさん、おっしゃる通り、EQでサーのF値を探ってカットしていくのが妥当のようですね。もう少し自分でいろいろ試してみたいと思います。ヒントありがとうございます。
Madvabooさん、ヒントありがとうございます。FX$B$r;H$$$3$J$9$$$$%A%c%s%9$@$H;W$C$F$$$m$$$m;n$7$F$_$^$9!#
・サンプルエディタで録音されたオーディオファイルを開き、講演の音声と雑音が重なっていない、雑音だけの部分を、隅から隅まで探して、消します（機能メニューのサイレンスを使うのが、良いと思います）。
・付属の EQ タイプのプラグインで、音声の帯域をブースト、その他の帯域をカットする。どの EQ を使うかはケース バイ ケースですが、一般的に多バンドのグラフィック EQ のタイプが良いと思います。Pro7 ならLinear Phase EQ、Express7 なら Logic 付属のより、OS 付属の AUGraphicEQ のほうが良いかも。EQ ではなく、AUMultibandCompressor を使っても良いと思います。
・雑音成分を除去すると、どうしても講演の音声の成分も一部失われてしまうので、それを補う処理を加えます。コンプかけたりノーマライズしたり、エキサイターかけたり、、、、。
みなさん、ありがとうございました。
ゲインを最大でも-30dbって随分小さいですね。
マイクが目の前に有るのが嫌で、1m位先にセッティングしたとしたら、余程静かでない限り環境音（外の音や衣擦れの音とか）の方が目立ってしまうのでは？と思います。
それだけ音が小さいと、ゲートであれエキスパンダーであれ、スレッショルドからのリリースタイムを調整しても、シュー、シュ、シュとなってしまいぎこちない聞こえ方になるのは仕方がないでしょうね。
EQで上げるにしても、声が出ていない（張っていない）となると難しいのかな、、。
慣れていない人は自分の声だけが聞こえる部屋によけい緊張してしまい、打ち合わせの時の声より、より小さな声になってしまう事も多いんですよね、、。
で、ノーマライズをエフェクトと捕らえている方が多いのですが、単に音を大きくしているだけなので当然ノイズもそのまま大きくなります。（今回の場合、コンプのセッティングなどの為に音量を上げる事も必要な行程だとは思います）
ところで、インターフェースのインスト、マイク切り替えは間違えてませんよね？声以外の音も小さく録音されているなら、セッティング間違い（まあ、最悪の場合故障というのも有り得ますが）が大きいのかなと。
もう録音した後では今更ですが。。
出遅れちゃった、、、＾＾；
> 同じような問題を抱えた方、いらっしゃいませんか？ どのように対応されましたか？ やはりGB 3 以外のアプリかツールを使うしかないのでしょうね？
今回は録音自体が失敗しているわけですから、少しでも改善できる可能性があるなら、手段は選ばないという態度で望みましょう。
Logic Express を持っているのなら、Insert -> Mono(or Mono->Stereo) -> Logic -> Special -> Denoiser を使ってみましょう。これこそが「サーというバックノイズ」を軽減するためのものです。使い方は、他のプラグインとちょっと違ったところがあります（トラックにインサートしたら、即効果がでるわけではない）から、プラグイン リファレンスでしっかり機能を確認してください。
> ナレータは女性でマイク録りには慣れていません（マイクに口を近づけるのを嫌がる？）。
録音する側としては、どうしても録音レベルなど録音する音にばかり神経が行ってしまうのですが、録音される側にとって重要なのはモニターです。ナレータのヘッドフォンに返すナレータ自身の声のモニタ音が大きすぎると、その大きさにびっくりして、発声そのものを抑え気味にする傾向があります（要するに声が小さくなる）。バックトラックもモニターしているのだったら、モニターに返す声とバックトラックのバランスも重要です。
理想は、ナレータ自身が手元で音量やバランスを調整できるようにしてやることですが、録音慣れしていないナレータだと、せっかくそういう準備をしておいてもうまく使いこなせないことが多いです。なので、その辺りには、録音する側が積極的に注意を払う必要があります。
そもそも録音慣れしていない人の場合、モニターに返ってくる自身の声は、非常に奇妙に聞こえています。そのため非常に居心地の悪い思いをしています。場合によっては、あえてモニターをさせないという判断も有り得ます（バックトラックとの同期は、すべてキュー出しで行う）。
別の機会には、こういうことにも気を使ってみてください。
>そもそも録音慣れしていない人の場合、モニターに返ってくる自身の声は、非常に奇妙に聞こえています。そのため非常に居心地の悪い思いをしています。場合によっては、あえてモニターをさせないという判断も有り得ます
これは有りですよね。
ふと思ったんですが、変に口元に近づけすぎるとリップノイズやブレスノイズの影響もあるので、無理に近づけなくても良いのでは？と思います。
日常会話程度の声の音量が出ているなら、ダイナミックマイク（せめてSM58クラスは必要？）でもそれ程ゲインが足らなくて困る事もないと思うので。
まあ、リップノイズやブレスから逃げる方が、ずっと鳴り続けるヒスノイズから逃げるよりは遥かに楽なのですが、、その辺はケースバイケースで（笑）
タカシさん、レスありがとうございます。
まさに、シュ、シュ状態です。最大ではなく平均なのですが、どちらにしてもシグナルが弱いことは確かです。改めてスピーチは、歌などのボーカルとはまた違ったムズカシサがあるのだなと思いました。実は、録りの段階での入力レベルチェックでかなり小さいな、と。。。でもコンプとゲートでなんとかなるかも、とタカをくくっていました。ナレータにも「お声小さいので、もう少し大きくお願いします」と伝えてはいました都合５回にわたって収録してセッティングを可能な限り同じにしても、録ったシグナルのレベルや声質がみんな違うという。。。こうなるとテクニカルな問題以前なんだなと思いました。生身の人間のボイスを録ることのムズカシサ？なのかもしれません。。。
最終的には Logic Xpress 7 でノーマライズ後、スピーチ以外の部分は手作業で＜サイレンス＞処理をしました。EQでの処理は、改訂版の時に備えて、いまから作業したいと思います。
>ナレータにも「お声小さいので、もう少し大きくお願いします」と伝えてはいました都合５回にわたって収録してセッティングを可能な限り同じにしても、録ったシグナルのレベルや声質がみんな違うという。。。
あぁ、、強く言う訳にも行かない、そんな感じの状況ですね。判ります（笑）
歌ものなどの場合、逆にデカ過ぎで「おい、こらっ。割れちゃったじゃんか〜〜（笑）」みたいな事も有るのですけど。
>最終的には Logic Xpress 7 でノーマライズ後、スピーチ以外の部分は手作業で＜サイレンス＞処理をしました。
ゲートではリリースタイムの所で、ノイズの余韻の様な部分が出来てしまい、余計にノイズが目立つ結果となるかも知れませんよね。
そうなると波形で見て声の直後をバッサリ行くのが良いかも。
翡翠さん、タカシさん、ご教示ありがとうございます。
ミュージシャンやナレータへのメンタルな部分での気遣いが大事なんですね。まさにおっしゃる通り！収録の途中、ヘッドフォンFBをモニタしていたナレータが「自分の声ってこんな風に聞こえるんですね」とびっくりしていました。それにピンときて、モニターレベルをわざと下げてみたのですが、＜モニターを返さない＞あるいは＜あえてヘッドフォンをさせない＞というのは、なるほどと思いました。
今回の場合、具体的にはインストラクションマニュアル動画の音声をネイティブスピーカでないナレータが外国語でナレーションするというものでした。
キューは、バックトラックがループのみなので、プロジェクタに映し出したムービー（GBのビデオプレビューをOS内蔵のユニバーサルアクセス＞ズーム機能でズームするという苦肉の策でした。今思えば、Logic X 7 の方がビデオプレビューサイズが大きいので、LogicX 7の方がよかった）の動きに合わせてナレーションしてもらうだけでしたので、＜あえてヘッドフォンをさせない＞という選択肢は、大いにアリアリだったわけです。
思えば、モニターは必須という自身の先入観や固定観念からきた失敗だったといえます。翡翠さん、タカシさん、ヒントをありがとうございました。もっと柔軟にならねばと思った次第です。
皆さん、たくさんのご教示ありがとうございました。大変、参考になりました！
外部マイクでナレーション録音、レベルが小さい場合？
