CPUupgradeしたMacのPCIサウンドカードの選択

経験的に CPU Upgrade と、（PCI に限らず）サウンド デバイスの相性は良くありませんね。昔は、CPU を変更すると、MIDI やオーディオを扱うソフトは起動さえしなくなるのが当たり前でしたから、今は起動するだけマシにはなってるかと。
基本的に CPU を変更した場合、サウンドカードに限らず PCI カードの多くは、そのカードのメーカーからの動作保証はなくなります。動作が保証されなくなるだけで、実際に動作する／しないは別の話で、こういった所謂互換性に関する情報は、CPU Upgrade カードのメーカーが収集していることが多いです。まずは、お使いになっている CPU Upgrade カードのメーカーに相談されるのが良いと思います。動作実績のある PCI サウンドカードを教えてもらえるかもしれません（存在するならば、ですが）。
以下、個人的な考えですが、いま PCI のサウンドカードを新規に買うのは、あまりやりたくないです。まず一番の理由は次世代の Mac、つまり IntelMac で動作しない可能性が高いこと。次に、PCI バスが過渡期に当たっていること、初代 G5 で PCI -> PCI-X へ変更。Dualcore G5 でさらに PCI Express へ変更、と大きな変更が続いています。
これらのことから、今は、FW/USB の Audio I/F を選択すべき時期なのではないかと思います（ある程度以上酷使するなら FW 一択だと思います）。唯一例外は、digidesign の ProTools 関係でしょう。このシリーズの PCI カードは他では代用できないことが多いですから、、、。

翡翠 さま
とてもわかりやすい解説ありがとうございました。
なるほどそうなのですね、、、、。
PCIが過渡期だということについても納得です。ただ、外部周辺機器が多くなるのがどうもいやで、、、（笑）今は昔から使っていたパッチベイで入力を整理して使っています。
FWインターフェイスについては、少なくともM-Audio製品は全滅のようなので、どれがいいのでしょうねぇ、、、。また、いろいろ調べて検討してみます。
ありがとうございました。

単なる無責任な予想ですが、FW Audio I/F の中には、専用のドライバを必要としないものがいくつかあります。
http://www.roland.co.jp/products/dtm/FA-101.html
http://www.roland.co.jp/products/dtm/FA-66.html
http://www.mi7.co.jp/products/terratec/
http://www.mi7.co.jp/products/terratec/phase24fw.html
これら（上記以外にもあるかもしれません）の I/F は CPU Upgrade を施していても、問題無く動作しそうな気がします（くどいですが、あくまで予想です）。これらを使ってもノイズなどの問題が多発するようなら、Mac OS X の CoreAudio が CPU Upgrade と相性が悪いなど、根本的なところに原因があるのではないでしょうか？
実は４番の I/F を使ってまして、結構気に入ってます。完全にルックスに魅かれて買ってしまったのですが、意外に良くて使い続けています。
専用ドライバいらずなので、幾多の Mac OS X のソフトウェアアップデートをくぐり抜けても、一度も不具合を起こしたことがありません。M-AUDIO などの専用ドライバを使う製品の多くが、ソフトウェアアップデートの度に不具合を起こしやすいのと対照的です。
ま、価格も安めなので、機能や音質は、それ相応です（特別悪くもなければ、特別良いということもない）。