外部MIDI音源のテンポのもたり、その他

聞いた事もない状況ですので、文面からの勝手な推測で見当違いとも思うですが。
同じMIDIデータ2本がちょっと遅れてダブって鳴っている為に、
（レコード2枚使いのジェット効果みたいな）モジュレーションが起きてしまっているとか。そしてMIDIデータが多すぎて、処理が追いつかずに、結果モタる、と言う屁理屈。
他のシーケンサーでは大丈夫との事ですが、それから実際にコーラス（モジュレーション？）がかかっているかどうか、イベントリストでMIDIデータの量とCC、今一度確認してみてはいかがでしょう？
でも、SCの同時発音数の制限（64音とか？）に引っかかって、まともに再生出来なさそうなんだけど…
読み込んだSMFを更にSMFへとエクスポートして他のシーケンサーで鳴らしてみるとかも良いかもしれません。
SCへMIDIのリセットメッセージを送ってみる。
SC以外の音源、例えばQuickTime等に差替えても同じでしょうか？
Logic Pro, Logic Express: セッション中に QuickTime ミュージックシンセを使う
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=300897
参考：Logic Pro, Logic Express: QuickTime ミュージックシンセのトラックをバウンスできない
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=300898

まず、SC-8850 のドライバは、Intel Mac 対応の最新のものを使用していますか？（v1.3.0 以降で Intel 対応だったかと）。
また SC-8850 の再生音のモニタは、どうような方法で行っていますか？　質問に書かれている状況だけでは、モデュレーションが MIDI レベルで発生しているのか、オーディオレベルで発生しているのか、わかりません。

>shakeさんへ
>
早速の書き込みありがとうございます。
>同じMIDIデータ2本がちょっと遅れてダブって鳴っている為に
>
これはどういうときに起きるのでしょうか？
こちらのデータでは同じデータが重なってはいないようです。
>他のシーケンサーでは大丈夫との事ですが、それから実際に
>コーラス（モジュレーション？）がかかっているかどうか、
>イベントリストでMIDIデータの量とCC、今一度確認してみては
>いかがでしょう？
>
元々のデータでもコーラス設定はしていますが、他のシーケンサ
では程よくかかっています。
ちなみに、Logic側でCCにてコーラス、リバーブを０にして音を
出すと両エフェクトのかかりは弱くなりますが、現象そのものは
変わりはありません。
前の現象ではモジュレーションが係ったといいましたが、この処理
後ではフィルタがかかったようにも聴こえます。
>SCへMIDIのリセットメッセージを送ってみる。
>
やってみましたが変わりないです。
私もこれが一番納得いかないのです。
他のシーケンサでもリセットメッセージ後には上手くいくことが
ほとんどなのですが．．．
>SC以外の音源、例えばQuickTime等に差替えても同じでしょうか？
>
ソフト音源で試すとこのようなことはなかったです。
まだ試していないことも多いので色々試してからまたご報告します。
ありがとうございました。

>翡翠さんへ
>SC-8850 のドライバは、Intel Mac 対応の最新のものを
>使用していますか？（v1.3.0 以降で Intel 対応だったかと）
>
Intel Mac対応かどうかはわかりませんが、OSX対応ということで
V1.3.0を使用しています。
Intel Mac対応かどうかはEDIROLに確認してみます。
>SC-8850 の再生音のモニタは、どうような方法で
>
すみません。この環境は書いてなかったですね。
以下の通りです。
音源：SC8850
オーディオインターフェース：YAMAHA　GO46
・MacBook−−＞SC8850（USB接続）
・MacBook−−＞GO46（FireWire接続）
・オーディオ：SC8850(OUTPUT１：L、R)−−＞GO46Input１、２へ
これをGO46のヘッドフォンでモニタしております。
ちなみに、SC8850のヘッドフォン端子でモニタしても同じような
現象が起こります。
もう少し色々と環境をいじってみます。
どうもありがとうございました。

もしかして、32 パート（か、それ以上。16ch×２ MIDI ポート以上）用に作られた SMF ではありませんか？
本来 SMF には 16 パート（16ch）分のシーケンスデータしか入れられませんが、昨今の音源はそれ以上のパートを備えていますし、シーケンサもそれ以上の数のシーケンスを作成することができるようになっています。そういうデータを、半ば無理矢理 SMF に収めるために、メタイベントによる MIDI ポート指定が使われます。
しかし、メタイベントには完全な互換性がないため、Logic がメタイベントを解釈できずに MIDI ポート指定を無視してしまっているのかもしれません。そうなると、本来２つ以上のパートを使用するはずのシーケンスデータが、SC-8850 のひとつのパートへ送り込まれることになり、いま起こっているようなトラブルを引き起こす原因になり得ます。
おそらく Logic は、SC-8850 には２つ以上の MIDI INがあるように認識していると思います（別の言い方をすると、２つ以上の MIDI OUT の先にそれぞれ別の音源が接続されてるように）。アレンジウィンドウで、各トラックの出力ポートが、２つのうち本来送られるべきポートに割り当てられているか確認してみてください（実際には GO46 の MIDI OUT も選択可能なはず）。
もしかしたら、各トラックに、すでに複数のパートのシーケンスが混在してる状態になっているかもしれません。元のシーケンサから、16 パート分づつ複数の SMF に分けてエキスポートして、それを Logic で再び合体させるkとが必要かもしれません。
＃今回の件には、GO46 は無関係なので一時的に取り外してしまい、SC-8850 のみで検証したほうが、問題が単純化されて良いと思います。

>翡翠 さんへ
>
またまたの対応ありがとうございます。
おかげさまで解決しました。
>もしかして、32 パート用に作られた SMF ではありませんか？
>
12パート分しか使ってないのですが．．．
>アレンジウィンドウで、各トラックの出力ポートが、
>２つのうち本来送られるべきポートに割り当てられているか
>確認してみてください
>
確かにポートを見るとこれが「全て」になってました。
これを「Roland SC-8850 PART A」に変更すると問題の現象が解決しました。
自分では先に書いたように、特に16パート以上(SC8850はPart A,B,C,Dで最大64パート)を意識した記憶はないのですが．．．
ちなみにLogicの場合、MIDI機器のドライバをインストールした場合、出力ポートのデフォルト設定は「全て」になってしまうということなのでしょうか？これであれば今回の現象もうなづけるのです。
とにかく解決することができました。
本当にありがとうございました。

>shake さんへ
先日はアドヴァイスありがとうございました。
一応、問題は解決しました。
>同じMIDIデータ2本がちょっと遅れてダブって鳴っている為
>
ちょっとニュアンスは違うかもしれませんが、結果として一つの
MIDIデータで出口が複数(出力ポートが「全て」)だったために
ダブってしまいモジュレーションがかかったようになっていたようです。
shakeさんのアドヴァイスでその他色々なことを試みることも
できました。本当にありがとうございました。

> ちなみにLogicの場合、MIDI機器のドライバをインストールした場合、出力ポートのデフォルト設定は「全て」になってしまうということなのでしょうか？
出力ポートが何にアサインされるかは、SMF 次第だったと思います。
まず、SMF にポート指定のメタイベントが含まれていない場合は、インポート先の Logic ソングで設定してあるポート指定が、そのまま活かされたと思います。
SMF にメタイベントが含まれている場合、そのメタイベントで指定されているポートと「同名」のポートがあれば、それがアサインされ、無い場合は「全て」がアサインされるという仕組みだったと思います。
で、この「同名」というのが結構曲者で、OS やソフトが変わると、実質同じものが別の名前になっていることが往々にしてあります。例えば、Logic が「Roland SC-8850 PART A」として認識しているポートが、Windows 上のシーケンスソフトでは「Roland SC-8850 パート A」となっていたりすると、これは同一のポートとは認識されません（ポートの名称は、ドライバによって決められていると思います）。
＃Logic を日本語環境で使うと、Mac 本体のオーディオ回路は「内蔵オーディオ」という名前で認識されますが、英語環境では "Built-in Audio" という名前になります。そのため日本語環境で作成した Logic ソングを英語環境で開くと「指定されたオーディオ I/F が無いよ！」という意味の警告が出ます（逆もあります）。これも MIDI の出力ポートの似た問題ということができます。
おそらく今回の SMF はチャンネルは 16 以内しか使ってないとしても、ソフトがマルチポートを認識しているため、SMF にはメタイベントが書き込まれていたと推測できます。
本来のポートが見つからないとき、「全て」にアサインしてしまうのは、余計なお世話という気がしないではありません。しかし MIDI にはケーブルさえ接続すれば、とりあえず「（何らかの）音」が出るということを最優先に、規格が策定された背景があります。なので、正しい処置と言えなくもないです、、、。

>翡翠 さんへ
>
いつもご丁寧にありがとうございます。
使ったSMFにはポート指定のメタイベントを含まないものでしたので、
翡翠さんのおっしゃるインポート先のソングで指定したポート設定
が優先されたと思われます。
私のLogicProの新規ソングのポート設定を見ると「全て」になって
おりましたのでこれが優先されていたようです。
Windows環境(例えばSonar)で使用するときには、確かにポート設定
をしてたのですが、Sonarの場合だとポート設定がされていない
場合、当たり前なのですが音がでません。
Logicに慣れていなかったからといえば、それまでなのですが、
LogicでSMFをインポートした時に最初に音が出てしまったので、
ポート設定のことが頭から離れて、他に原因があると思い込んで
しまったようです。
いいわけですね(笑)。
エンバイロメントを含めたLogic環境設定のやり方が、未だに
よくわかっていないので今後もご質問させていただくかと思い
ます。今後ともよろしくお願いします。