データ復元ソフトレビュー(泣)
# 確か比較トピックは無かったように思いましたので後の方の為に。。。
やってしまいましたデータ消失。30GBもの1年間の仕事のデータ。しかもバックアップと共に・・・(号泣) いや、メンテしてたんす。パーテーションを切り直そうとバックアップ用の外付けを用意して、復元を使ってシステムパーテーションとデータパーテーションを復元を使ってバックアップをとり、本体はパーテーション切り直し、復元でまずシステムを戻し、うん、OK。次にデータを・・・あ゛! 復元でバックアップとれてない!! こういうときに限っていつも複製してある予備バックアップHDDはDOSでフォーマットしていたりする。。。(号泣 x 2)
さて、こんな時に活躍するデータ復旧ソフト。でも単にフォーマットしただけでは無くてパーテーション切り直してしまっているので確率はかなり下がる・・・はず(大泣)。
まずはData Rescue X。をを。評判通りにほとんど見える。ディレクトリ構造ごと、ファイル名もきちんと復元できるのがミソね。。。って復元してみると全データが破損していて開けない。。。目の前に料理があるのに食べられない心境。やはりパーテーション切り直しているので調査しにくい状態になっているらしい。
では、とFileSalvage。ををっ! ファイルがちゃんと見える形で復元できた! って、ファイル名もディレクトリもわからん状態でファイルのみ復元されているので私のような場合(復元ファイルが6万ファイルある)はこれから手作業で戻していくのかと思うと気が遠くなる。。。しかも絶対に復元したいファイルがいくつか復元できていない。が、目指すファイルが限られているような場合はこちらが手軽ではあります。
で結局駄目だったのかというと、そこはさすがData Rescue X。パーテーション切り直してしまっているなら、元の切り直す前の情報を探し出せばよいって訳で、アロケーションユニットのマニュアルキャリブレーションにトライ。っていったって、大きめのサイズのファイルで、確実に同じ名前でたまたまとってあったDVD-Rの第4のバックアップ(一部)を使って、つまり、「正確に復元できるとこれですよ」をできるだけ多く認識させてあとは自動で推測させて復元するというもの。すごい。すごすぎる。
結果はほぼ元通りになりました(号泣 x 5)。よかったぁ。という訳で、Data Rescue Xの方が数段優れているようです。今回はパーテーション切り直したてでまだデータ領域の方になにも書き込んでいなかった事、切り直したサイズ(領域)にすっぽりと前のデータ領域が入っていたこと、が幸いしたと思っています。これが単にパーテーションをフォーマットした直後なら怒濤の復元性能を見せる事でしょう。すごい。逆に気がつかずにデータを書き込んでしまっていたら、第4のバックアップデータ(一部)が全くなかったら、それこそ50万以上をかけて軍事レベルのデータ復旧サービスでなければならなかったと思うとゾッとします。
# 教訓1:復元後はきちんと確認しよう。(泣)
# 教訓2:バックアップは複数取ろう。
# 教訓3:複数メディアに同時にバックアップ作業はやめよう
# 教訓4:頭がちゃんと働いていないときにはこの手の作業はやめよう。
# 教訓5:慌てずまずData Rescue X。