RAIDハードディスクの復旧

ご教授をお願いします。
PowerMacG4/GE MacOS X server v10.3.9にてソフトウェアRAIDをSATAHDD2台で構成しユーザ領域として運用していましたが,不幸にもうち1台のマウントが不能になりました。DiskUtilitiyを利用してどのようにRAID復旧したらよろしいのでしょうか。
とりあえず,FW接続の外付けHDDを用意し,これに正常マウントされたHDD1台の内容をコピーしました。その後,正常マウントされたHDD1台のRAID設定を解除(この時点でHDD内容が消失)し,別途交換したSATAHDD1台と共に再度RAID設定を行いました。ここでようやくFW接続の外付けHDDから真っ白となったRAIDディスクへデータ復旧させました。このようにソフトウェアRAIDの場合,外付けディスクを用意する以外にデータ復旧する方法はないのでしょうか。

投稿日 2006/06/05 07:07

返信: 15

2006/06/05 07:24 Community User への返信

10.4 のディスクユーティリティヘルプには、
******** 以下引用
セット内のディスクを自動的に再構築する場合は、「オプション」ボタンをクリックし、「RAID ミラーの自動再構築」を選択して、「OK」をクリックします。
「RAID ミラーの自動再構築」オプションが入で、ミラーリングされた RAID セットの一部であるディスクの接続を解除してから再度接続すると、コンピュータが自動的に RAID セットのデータを再接続したディスクにコピーします。このオプションが切の場合は、「ディスクユーティリティ」を開き、RAID セットを選択し、再接続したディスクを選択して、ディスクを再構築するオプションを選択する必要があります。このコピーはバックグラウンドで実行されるため、引き続きコンピュータを使用でき、中断なしで RAID セットへの書き込みを続けることができます。このコピーの進行状況をチェックするには、「ディスクユーティリティ」を開いてください。
*************
とあります。10.3 にはないのでしょうか?

2006/06/05 07:25 Community User への返信

> RAIDの場合,外付けディスクを用意する以外にデータ復旧する方法はないのでしょうか。
RAIDはHDD 2台では危険ですので行いません。HDD 4-5台を使いRAIDを組みます。
詳しくは"RAID"で検索するとWikipediaで見つかります。:-)

2006/06/05 08:22 Community User への返信

早速のご教示誠にありがとうございました。
10.4に備わる「RAID ミラーの自動再構築」機能が10.3にはないようです。
私が見つけ出せないだけかもしれません。しかし,10.3の「ディスクユーティリティ」のヘルプには次のように記載されていました。実は慌てていたせいかご教示いただくまでわかりませんでした。
******** 以下引用
1.破損したディスクを交換するか、または新しいディスクを追加します。
2.「アプリケーション/ユーティリティ」にある「ディスクユーティリティ」を開きます。
3.左の列で有効な RAID ディスクの 1 つを選択します。
4.新しいディスクを右側の「ディスク」リストにドラッグします。
5.「再構築」をクリックします。
*************
すでに外付けディスクにより復旧してしまって後の祭りですが,昨日の記憶では上記の4.について,ドラックした新しいディスクをRAID設定されて正常な片方のディスクにリスト登録することができませんでした。やむなく外付けディスクを使用したことを覚えています。やり方が悪かったのかもしれません。けれどもこのヘルプだけでは実際のことがただしく表現できていないようにも感じます。
私の経験によらず,ヘルプの通りだとすれば,10.3でも外付けディスクを使用することなくデータ復旧できそうです。
できれば,今一度,ご経験者のアドバイスをいただければと思います。

2006/06/05 08:25 Community User への返信

>ソフトウェアRAIDをSATAHDD2台で構成しユーザ領域とし
>て運用
ディスクユーティリティの Apple RAID ですね。RAID のレ
ベルは 0 (ストライピング)なのか 1 (ミラーリング)なの
かどちらでしょう?
前者ならデータの復旧は不可能です。
後者ならダウンした HDD を新しい物に差し替えて、復旧作業
が可能です。Panther 時代の Apple RAID では自動復旧機
能はなかったはずですから、Disk Utility を使用して、手作業
で復旧させます。
Panther Server から Tiger Server にアップグレードされれば
Tiger の Apple RAID なら RAID 1 を構成する際に「オプ
ション...」ボタンをクリックして表示されるダイアログの
「RAID を自動復旧させる」という項目のチェックボックスを
チェックして自動復旧機能を有効にしておけば、HDD を差し
替えるとすぐに復旧作業が始まります。Tiger でもこのチェッ
クボックスをチェックしていないと、手作業での復旧になり
ます。
また、Tiger なら RAID 1 array に 3 台目のドライブを
「ホットリペア」スライスとして組み込んでおけば、HDD の
差し替え作業も不要になります。
以下は、現状のシステム構成から一段飛躍する場合のお話です。
お使いのマシンは PMG4 Gigabit Ether の様ですから、PCI-X
ですね。RAID を組むなら出来れば RAID 5 をお勧めします。
Mac で利用できる RAID 5 Host Card は High Point
Technology
製の物くらいです(一部 RAID 5 もどきの独自
仕様カード
もありますが)。最近は HDD の値段も下がってき
ていますし、SATA I 150 が出始めた頃のように SATA もし
くは eSATA ケーブルをチャンネルごとに筐体外へひっぱい
りださなくても、Port Multiplier 方式(1 チャンネルで 5 台
のホストを接続可能にする物)や Multilane 方式(複数の
チャンネルを一本のケーブルにまとめて繋ぐ物で 1x、4x, 16x
がありますが、4x が一般的)などで簡単に複数の SATA ド
ライブを筐体外に設置できるようになってきています。Firewire
接続ケースや Ether 接続の NAS よりかなり早いです。Apple
Xserve RAID は PATA と Fiber Channel の組み合わせで業
務用にはコストパフォーマンスが高いですが、個人購入では
やはり相当高価ですが、High Point Tech の PCI-X RAID 5
Host adaptor + Multilane アダプタ + X4 に安価な 160GB
クラスの HDD を 4 台ないし 8 台繋ぐと出来合いの外付け製
品より安くしかも容量も大きく性能も高い自作が可能です。
RAID 5 までは手が出ないということなら Sonnet の Port-
Multiplier 対応 PCI-X SATA host card + Port-Multiplier
対応外付けケース(もしくは通常の外付けケースに device 側
用の Port-Multiplier adaptor を組み込む)で RAID 0+1 を
組んでさらに安くあげてしまう、という方法もあります。
一度 MacGurusMega Shop MAXSERVEOLIO.SPEC
あたりのサイトを探索されればかなり勉強になると思います。

2006/06/05 08:59 Community User への返信

ちょっと訂正と追加です。
G4 ですから PCI-133 ですね。だとすると Port-Multiplier に対応した
SATA host card は無いかもしれません。Port-Multiplier はカード自体
が 1 ポートに 5 チャンネル・5 台のドライブを繋いでデータのやりと
りを行うための制御が必要なので、カード自体が対応していないと出来
ません。恐らく無いと思います。
Multilane の方は複数チャンネルを一つのポートにまとめて一本のケー
ブルで繋ぎますが、こちらは制御は不要です。ですので物理的に
Multilane 用のポートを持ったカードか、通常の SATA ポートを持った
カードにホストカード側用 SATA->Multilane アダプタを付ければ、
カードの種類を選ばずに Multilane 化できます。外部ケース側も最初か
ら Multilane 対応の物でなくてもデバイス側用 Multilane -> SATA
アダプタを付ける加工が可能な外付けケースなら専用ケースでなくて
も大丈夫です。

2006/06/05 10:42 Community User への返信

>>ソフトウェアRAIDをSATAHDD2台で構成しユーザ領域とし
>>て運用
>
>ディスクユーティリティの Apple RAID ですね。RAID のレ
>ベルは 0 (ストライピング)なのか 1 (ミラーリング)なの
>かどちらでしょう?
書き込んだ後でRAID種別の記載がないことに気が付きました。RAID1設定です。お手間をお掛けしました。
>Panther 時代の Apple RAID では自動復旧機
>能はなかったはずですから、Disk Utility を使用して、手作業
>で復旧させます。
この「手作業」について,概ねどういう手順であるのかをご教示いただければ…と思っていました。経験的にもディスクユーティリティのヘルプの記載が正にその通りであるとすれば,そのようなコメントでも私には大変参考になります。私の場合には,どうもうまく復旧できずに外付けディスクを利用してしまいました。
>Panther Server から Tiger Server にアップグレードされれば
今後はそのように考えてみます。しかし,サーバOSをアップグレードするということがやや敷居が高く感じられて躊躇しています。
>また、Tiger なら RAID 1 array に 3 台目のドライブを
>「ホットリペア」スライスとして組み込んでおけば、HDD の
>差し替え作業も不要になります。
これは大変貴重な情報でした。Tigerへ大きくぐらつきました!。
>以下は、現状のシステム構成から一段飛躍する場合のお話です。
本格的なMac OS X Serverを構築する前段階として現在のシステムを2年近く運用しています。現役引退したPowerMacG4/GEを利用して,起動ディスクは内蔵ATAに接続したUATAディスクとし,SATA-PCIカードに接続した2台の内蔵SATAディスクをRAID1設定してユーザ領域として運用していました。今後予定しているPCI-X仕様のPowerMac G5/2.5Dを利用したRAIDシステムを組む上で,いただいた「一段飛躍する場合のお話」は大変に参考になります。ありがとうございました。

2006/06/05 11:30 Community User への返信

>「手作業」について,概ねどういう手順であるのか
現在は client も server もすべて Tiger に移行して、Panther を稼働
させているマシンがないので、確認できないし、記憶も曖昧なんです
が、Panther 付属の Disk Utility.app で RAID array を選択した状態
で RAID ペーンに復旧ボタンがあったような気がします。
もしくは Terminal で shell から diskutil を使えば、Disk Utility よ
りも細かなマネージメントやリペアが可能だったと思います。
>これは大変貴重な情報でした。Tigerへ大きくぐらつきました!。
Apple RAID(ソフトウェア RAID)が Tiger と Panther では確か下
位互換性がなかった気がします。確認していないので、明言できませ
んが、一度 Tiger 版の Apple RAID を構築したら Panther では利用
できないかもしれません。もしそうだとすると client も Tiger に移
行することになるでしょう。
>今後予定しているPCI-X仕様のPowerMac G5/2.5Dを利用したRAID
>システムを組む
PCI-X なら port-multiplier 対応 SATA host card もありますから
筐体外へ eSATA ケーブル一本で引っ張り出して port-multiplier 対
応外付けケースに SATA II 300 の安い HDD で RAID 0+1 を組むの
が経済的でしょう。
High Point Tech の RocketRAID 2224 Hardware RAID 5 Host
card に mini-SAS (ネジ) -> mini-SAS (ラッチ)の 4x infiniband
ケーブルで mini-SAS multilane 対応外付けケースに繋ぐとハンド
リングが楽、かつバンド幅が確保できます。
3 台の HDD で RAID5 を組んで、残り一台を spare slice にして
おくか、または hot swap 対応外付けケースで 4 台の HDD で
RAID 5 を組んで、hot swap 用のディスクを一台別に用意してお
くとか、選択肢はたくさん出てきます。
PCI-Express の G5 なら High Point Tech の RocketRAID 2322
がお勧めです。こちらは mini-SAS(ネジ)の Multilane ポートが
二つ外部向きについていますので、合計 8 台のドライブを二本の
4x infiniband ケーブルでハンドリングできます。
いろいろご紹介したサイト巡りをしていただいて、頭の体操をし
てみてください。プランが具体化してきて、それでもわからない
ことがあれば、また別に質問してください。

2006/06/05 14:46 Community User への返信

たくさんのアドバイスを重ねてありがとうございます!。
>Panther 付属の Disk Utility.app で RAID array を選択した状態
>で RAID ペーンに復旧ボタンがあったような気がします。
復旧ボタンは確かになかったと思います。現状では,再度,RAID1の一方のハードディスクがマウント不能な状態に陥った場合,やはりPantherでは外付けHDDに一時的にデータを退避することが得策であるなぁと思っています。なにしろマウント可能なHDDの内容が消失する可能性が少しでもあることは避けたいと思いますし,こればかりは人柱にはなれません…汗。
>Apple RAID(ソフトウェア RAID)が Tiger と Panther では確か下
>位互換性がなかった気がします。
そのような事情があるとすれば,Tiger移行が可能になるにはintelmacにclientがすべて移行するときになるのかもしれません。それはそれでちょっとしたワクワクですね。
現状は,PowerMac G4/GE/1.33GHzをブレードサーバと共にシステムラックにマウンターで横置きして運用しています。PowerMac G5用のマウンターは存在しない?ようですし,G5水冷機の筐体横置きは不可かもしれません。いきなりintel Xserveに移行するようになれば,PCIeの世界ですね。
この分野では試行錯誤が大きな代償をもたらしかねず,安全な方策を取りがちで,このようなやり取りが貴重な情報源です。PantherにおいてミラーRAIDの復旧方法の経験談が寄せられることを願っています!。

2006/06/05 18:46 Community User への返信

>復旧ボタンは確かになかったと思います。
Panther の場合、Disk Utility には無かったですか。記憶が曖昧で済
みません。
Terminal で $man diskutil するとどうですか?diskutil の verb に
repairMirror raidDisk newDisk という項目がありませんか?
>PowerMac G5用のマウンターは存在しない?
2 〜 3 年前だったと思いますが、PowerMac G5 が発売開始された
初期の頃には見かけました。最近は見ないですね。記憶を元に探し
てみたらありました。Marathon Computer G5 Rackmount で可
能ですね。
でも縦置きで G5 に 12U スペースも費やすのはもったいない気がし
ます。素直に Xserve がいいでしょう。Xserve なら Xserve RAID と
ベストマッチですし、Xserve RAID が予算的に無理なら Xserve 専用
の Hardware RAID card がアップルから用意されているので、それを
使うと Xserve の三つの内蔵 Bay に入れている HDD 3 台で RAID 5
が組めますから、起動ボリューム上になってしまいますが、それで
Netboot と Network Home をまかなうなり、file server のユーザ領
域を確保するなりできますね。
或いは、やっぱり起動ボリュームと RAID を分けたいけれど Xserve
RAID は予算的に無理、ということなら、PCI-X の Hardware RAID
5 ホストカードを用意して、アップル純正ではない Rackmount タ
イプの HDD ケースを利用する手もあります。1U 4-bay タイプや
3U 8-bay、4U 12-bay タイプなどいろいろあります。

2006/06/05 18:51 Community User への返信

>Marathon Computer G5 Rackmount で可能
と思ったら、"no longer available" になっていました。というか、
"Sorry, Marathon Computer is closed for business...but thanks
for dropping by!" と言うことでもう営業自体していないですね ^^;
となるとやはり Rackmount したいなら素直に Xserve じゃないで
しょうか。

2006/06/06 06:45 Community User への返信

たくさんの情報をまたしてもありがとうございます!。
>Marathon Computer G5 Rackmount で可能ですね。
実は私もマラソン社のマウンタでG4をシステムラックに入れています。2年程前に日本の代理店自体が業務を縮小したようで困っていたのですが,マラソン社自身もこの分野を縮小したのでしょうか,残念です。でもラックマウントされたPowerMac G5のリンク画像を見て仰け反りました,12Uはないです(笑)。けれどもXserveRAIDの場合,予算上よりもintel移行が見えない状況なので,極めて導入しにくい,といいますか説明に窮しますよね。
>Terminal で $man diskutil するとどうですか?diskutil の verb に
>repairMirror raidDisk newDisk という項目がありませんか?
ありました!。
これでそもそも当初の悩みが解決しそうです。
PowerMac G4/GEには2年近く前のSATAディスクを内蔵して運用していますので,近頃の超大容量ディスクに置き換えをしようと考えていました。その際には,バックアップを行った上でdiskutilのRAID復旧実験を行うつもりです。RAIDまわりの故障・復旧事例がまだ少ないせいか,注意点・留意点などの情報もまたより少ないことも期せずしてわかりました。この度は,こちらのボードを利用したお陰で皆様から貴重な情報が得られて,多いに力づけられました。
同じラックに納められているintelブレードサーバ群のシロッコファンから放たれる爆音を聴くと,PowerMacはなんて静かなんだろうと思います。intelXserveがどのようなマシンになるのかがたのしみです。
そして,PantherRAIDに関する経験談,あるいはPantherRAIDからTigerRAIDに移行する際の経験談を,是非,ディスカッションボードでご披露いただければと願っています。この度は多くの情報をありがとうございました。御礼申し上げます。

2006/06/06 08:45 Community User への返信

> XserveRAIDの場合,予算上よりもintel移行が見えない状況なので,極めて導入しにくい,といい
> ますか説明に窮しますよね。
Xserve RAID 自体は、RAID controller を積んでいるだけで CPU じゃありませんから Xserve の様
な PPC -> x86 MPU 変更と言う Intel 移行と直接関係ないと思います。と言っても、最近なら
750GB HDD も市場に出回っていますし、今年後半か来年くらいには垂直記録の 3.5" 1TB 超の HDD
も市場に現れると思いますので、そういう意味でのモデルチェンジなら、あるかもしれません。或
いは、いつまでも PATA を採用し続けるかどうかも分かりませんし、そうなるとアーキテクチャの
根本的変更があるかもしれません。もっとも、それは、繰り返しになりますが、Xserve への
Woodcrest 搭載と言う Intel 移行とは、別次元の話しなので、有るとも無いとも言えないですし、
気にしてもしょうがないでしょう。ですから、Xserve RAID に話しを限るのなら、さほど導入時期
を Intel 移行が故に決めづらい、と言うことはないのではないかと思います。
> PowerMac G4/GEには2年近く前のSATAディスクを内蔵して運用していますので,近頃の超大容
> 量ディスクに置き換えをしようと考えていました。
PowerMac G4 Gigabit Ether では、実験的に電源の耐久試験もかねて、120GB の HDD を 4 台
内蔵させて Acard の 2ch PCI-133 PATA host card でハード的に RAID 0 をそれぞれのチャンネ
ルで組み、channel 1 と channel 2 を Apple RAID で RAID 1 を組んでいました。つまりマウン
トさせていたのは 240GB ボリューム一つと言うことになります。Panther までの Apple RAID
1.x では RAID array を入れ子に出来なかったので、RAID 0+1 を実現するのにこういうやり方に
なりました。
現在の PowerMac G5 Dual 2.5GHz では High Point Tech の 8-port PCI-X Hardware RAID 5
host card (SATA I 150) から 2m のシールド SATA ケーブルを 8 本筐体内部から引っ張り出し
て、LED 付きホットスワップ対応 8-bay HDD ケースに Hitachi の 400GB SATA I 150 ドライブ
を 8 台積んで、内 7 台で 2.5TB の RAID 5 を組み、残りの 1 台を spare slice とし、さらにホッ
トスワップ用にもう 2 台、予備を確保してあります。これを Network Home として約 1 年半程使
用しています。また、G5 内部には 400 GB を 2 台内蔵して、Apple RAID で RAID 1 を組んでい
ます。
夏頃に 8-bay HDD ケースへの接続は、ホストカード用 SATA -> mini-SAS アダプタを G5 の空き
スロットに入れ、外付けケース側にもデバイス用 mini-SAS ->SATA アダプタを組み込んで、本体
と外付けケースの間を 8 本の SATA ケーブルから 2 本の 4x infiniband ケーブルに変更しようと
思っています。
次に RAID 5 を構築するときは PCI-Express マシンを用意して、RocketRAID 2322 を 3 枚積ん
で、6 本の 4x infiniband ケーブルで二台の 12-bay 外付けケースに 24 台の 250GB SATA II
HDD で 2.5 TB の Hardware RAID 5 を Soft RAID 1 でミラーして二重化したいと思っていま
す。
> PantherRAIDからTigerRAIDに移行
Tiger の Terminal で
  $ sudo diskutil convertRAID [device_BSD_name]
としてやれば出来ます。

2006/06/06 14:28 Community User への返信

コメントをするのを躊躇うほどの実施事例であり大変驚きました。このトピックを通じて,それまで知らずにいた世界に触れたように感じます。
HighPoint-Tech
http://www.highpoint-tech.com/Japan/sataraidjp.htm
ですね!,捜しました。
冗長なディスクシステムは今後大容量化するほど必要性が増すと思われますので,こちらの情報も多いに参考になります。infinibandケーブルという文言も生まれて初めて知り,その役割もメーカーサイト情報からなんとなくですがわかりました。
とりあえず,PowerMacG4の300W電源を500Wクラスに換装し,CPUを1.33SingleからDual化,SATA 2port PCIに500GB SATAHDDx2RAID1+120GBPATAHDD(system)構成で10.3.9serverを運用しようと考えていました。しかし,このボードを見てしまってからは,TigerにアップグレードしSonnet Tempo-X eSATA 4+4 PCI(-X)にインターフェイスを換装してSATAHDD4台構成でTigerRAIDを組むことも魅力的に思えてきました。また,PowerMac G5/2.5Dですが次のintelMac(Pro?)が手に入らないとサーバーに卸せないので,XserveRAIDを導入するかどうかを含めて考えてみます。
貴重な経験談をご披露いただき,重ねてありがとうございました。

2006/06/06 15:28 Community User への返信

> 捜しました。
はい、現在 G5 で使用しているのは RocketRAID 1820A です。これは古いので SATA ポートが 8
つ、内向きに付いているので MacGurus の Internal to External SATA Port Adapter と言う物を
空きスロットに取り付けて、筐体外部に 8 本の 6 ft. Shielded External Data Cable と言うシー
ルド性の高い外付け接続用の SATA ケーブルで外付けケースまで引っ張っています。ケース側には
Double Cable PCI brackets と言う物を取り付けてケース内部のそれぞれのホットスワップベイに
繋いであります。これら 3 種類のケーブルは MacGurus で入手した物です。8 本のケーブルだとハ
ンドリング性は良くありませんが、それぞれが各チャンネルを直接繋いでいるので帯域幅は SATA I
150 x 8 でも結構あります。
> infinibandケーブルという文言も生まれて初めて知り,その役割もメーカーサイト情報からなん
> となくですがわかりました。
mini-SAS <-> mini-SAS の 4x Infiniband ケーブルを利用した multilane 方式と port-
multiplier 方式の説明が OLIO.SPEC のサイトMAXSERVE のサイトにあります。
8 本の SATA ケーブルだと煩雑なので今後、2 本の 4x Infiniband ケーブルに変更しようとしてい
るわけです。
> XserveRAIDを導入するかどうかを含めて考えてみます。
あまり予算的な制約は無い様ですから、それなら Xserve RAID を PCI-X Fiber Channel Card を
Power Mac G4 Gigabit Ether に内蔵して、XtroVERT に入れた Xserve RAID を直結してもいいかも
しれません。これなら Power Mac G5 が PCI-X の物ならそのまま移行できますし、PCI-Express 搭
載の現行モデルなら PCI-Express 版の Fiber Channel Card を追加購入するだけで移行できます。
また、今後 Xserve を導入した際にも使い回しが効きます。

2006/06/06 18:17 Community User への返信

正にRAIDの宝庫のような体裁と化してきたようでさらに驚いています。
>これら 3 種類のケーブルはMacGurusで入手した物です。
>mini-SAS <-> mini-SAS の 4x Infiniband ケーブルを利用した multilane 方式と port-
>multiplier 方式の説明がOLIO.SPECのサイトやMAXSERVEのサイトにあります。
拝見しました!!。いずれのサイトもまるでロールプレイングで拾いものを得るような感覚で情報満載でした。本当にありがとうございます。
>それなら Xserve RAID を PCI-X Fiber Channel Card を
確かにPCI-X Fiber Channel CardをPowerMacG4に搭載する案は今後の展開も容易にするので結果的に安心確実ですね。そして,"Store"タブをクリックして,XserveRAID…。
セレブです!。やはり最新の技術を取り入れながらRAIDを育てられる?ことも魅力ですから,ご紹介いただいたシステムを多いに参考にしてまいりたいと思います。

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RAIDハードディスクの復旧

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