Intel MacとPPC Macとのクロスでターゲットディスクモード利用

ターゲットディスクモードは、HD以外のハードウェアは本体、HDだけを別のMacのものをFW接続で利用するというものですから、内蔵HDだけをそっくりそのまま入れ替えたのと同じです。原理的に考えて動作するはずがありません。
「Intel/PPCのMacを使い分ける」というのは、CPU自体が切り替わらないと意味がないのでは？

同じMacOSですがIntel版とPPC版では（ファイルが）見た目同じでも中身（カーネルコード類）は全くの別物ですので不可能です。
判りやすい例え：日本語を話せない海外の方へサイズの合わない日本着物を無理矢理着させたとしても、日本語で会話できる様になる訳ではない。

そうすると、ターゲットディスクモードで接続した場合は、GUI画面上でもPPC側からはIntel Macの起動ディスクは起動ディスクとして選択できない（単なるデータ用のHDDとしてしか認識しない）ようになっているんですかね？

そのとおり(^^)

PPC Mac OSとIntel Mac OSでは、立ち上がった画面は同じく見えても、CPUのレベルではその機械語は全く異なるハズです。PPC、IntelそれぞれのCPUに対する開発思想が異なるからです。(今は死語かも知れませんがPPCがRISC、IntelがCISC)
Y.Kawabeさんがおっしゃるようにターゲットディスクモードは、そのHDを換装してやることに等しいわけですから、OSの入ったHDをそれぞれに換装することと同じことかと存じます。
私感ですが、Appleは恐らく数年前くらいには、PPCに見切りをつけ、Intel MacでのOS開発に着手をしたものではないかと想像できます。準備が整いIntel Macの発売となったと思います。
野尻さんが、「Intel MacでもClassic環境．．．」と主張されておりますが、既に開発の終了しているOS9をIntel用に開発をすることは、まず考えられません。OS9の機能を維持・保証するには恐らく数年の時間と莫大な開発費がかかるものと思われます。勿論、それを必要とする消費者の立場からは要求することを否定するものではありません。
ターゲットディスクモードでPPC MacのHDに入っているOSでIntel Macが立ち上がったり、またその逆もありうるとすれば、PPC MacでもBoot CampでWinXPが動かせる可能性があるということになります。そうならば、現在PPC Macを所有するユーザの可能性が随分拡がることにはなりますが．．．
できるといいですね。