技術的なことは他の方が書かれている通りですので、他の角度から。
>どの程度、仏語入力を利用するのかまだ分かりませんが
書類作成等であまりに多い様でしたら、現地でフランス語配列の
キーボードを買う様に勧めようと思います。
微妙なところです。フランス語と英語だと、A と Q のほかに、M や ;、それから数字の列(1,2,3 は英語で言う Shift+1,2,3 になります)など、結構な違いがあります。確かに、フランス語でよく使う accent つきの文字(e+' など) が、英語なら 「Option +e、それからもう一度 e」になるのに対して、一発「(英語の)2」で済むなど、フランス語を打つには効率的な面も多いのですが、問題は、「一度、英語かフランス語かのどちらかの配列で馴染んでしまうと、別な配列に馴染み直すのがとても大変」 ということです。僕自身も以前一度就職した時にやむなくフランス語配列 -> 英語配列に変えた、という経験があるのでよくわかるのですが、すごくいらいらし、また打ち間違いをたくさんすることになります。
英語配列でブラインドタッチできるなら、フランス語だって対応できますし、逆にフランス語配列でブラインドタッチできれば、英語も打てるんですよね。ですから、日本語環境(入力ソフトなど)との親和性が高いなどの理由で、最近では、日本をベースにしてフランス語を勉強/仕事としている人に聞かれた時は、むしろ、多少のことは目をつぶって、最初から英語配列にしたほうがいいよ、と僕はアドバイスしています。家人もフランス語をいつも打っているのですが、ASCII 配列でやっています。
ただ、環境によるのですね。例えば、フランスに腰を下ろして、現地の企業や大学のハードウェアを使わなければならないというのであれば、フランス語配列の方が有利でしょうし。逆にフランス圏以外の国(含日本)で働くことなどを考えると、フランス語配列は捨てて考えた方がいい。いつも「日本語+フランス語」という組み合わせで使うのであり、かついつも自分のコンピュータだけを使用していくということでいいのなら、どっちもありだけど、僕なら上記のように英語配列を勧めるかな?というところです。
後から修正するのは結構大変ですから、よく考えることをお勧めします。