以下,Mac ヘルプより抜粋。
.p7b、.p7c、.p7s:拡張子に .p7b が付いたファイルには、1 つ以上の X.509 証明書を含む PKCS#7(Public Key Cryptography Standard #7)メッセージが含まれます。メールのセキュリティ標準である S/MIME では、デジタル署名とメッセージの暗号化に PKCS#7 が使用されます。
.p12、.pfx:拡張子に .p12 が付いたファイルには、PKCS#12(Public Key Cryptography Standard #12)に準拠した暗号化ファイルフォーマットが含まれます。これは、ユーザの秘密鍵、証明書、その他のシークレットを格納または転送するための、可搬性のあるフォーマットです。この標準では、個人情報の直接転送について、公開鍵/秘密鍵の使用から、パスワードベースの保護による低レベルのセキュリティまで、いくつかの機密性および整合性モードがサポートされています。
.pem:.pem(Privacy Enhanced Mail)は、公開鍵暗号化を使ってメールをセキュリティ保護するためのフォーマットです。テキストのみのエンコーディングなので、S/MIME メッセージのヘッダで使用できます。.pem フォーマットは、テキストのヘッダで囲まれた、X.509 証明書(バイナリの DER フォーマット)の base64 エンコーディングです。
「キーチェーンアクセス」が証明書ファイルを認識するには、証明書を含んでいることを示す拡張子がファイルに付いている必要があります。
次の種類の証明書がキーチェーンで認識されます:
■PKCS12 DER エンコード - 拡張子 .p12 または .pfx
■PKCS7 DER または PEM エンコード - 拡張子 .p7r、.p7b、.p7m、.p7c、または .p7s
「キーチェーンアクセス」を開いている場合は、「Dock」内の「キーチェーンアクセス」アイコン上に証明書をドラッグすることで証明書を追加できます。
「ファイル」>「読み込む」と選択することで、キーチェーンに証明書を追加することもできます。