Timemachineでは初回のバックアップとその後の差分データのバックアップをHDDに保存していくので、バックアップ対象のデータ容量に比較して増加するのが普通だと思うのですが、私の現時点でのディスク使用量をみると、バックアップ対象のデータ量39.4Gに対し、Timemachineのデータ量36.9Gと逆転していす。Timemachineはすでに５日分のデータと本日も着々とバックアップが進行していますが、このような状態が普通でしょうか？データを圧縮して保存がされているとは聞いていませんが、それとも初回のバックアップに失敗（保存されていないデータがある）のでしょうか？
もう一度消去して再度試してみればすむことですが、作成にえらい時間がかかるし、この状態で問題ないならそのままにしておきたいと思っていますが、なんか気持ち悪いです。（ちなみにこの現象はＭＢＰのみで、ＭＢやminiの方のTimemachineはバックアップデータの方がデータ量は多くなっています。また、バックアップデータの対象から何か除外するような設定はしていません。）
HDDから他のHDDにコピーした場合、セクタ（記録の最小単位）の違いで容量が変わることはあります。
HDDのセクタは512bytesが一般的でしたが、今年あたりから2KbytesセクタのHDDが使われだしています。
HDDにデータを書き込む場合この単位で書き込みます。例えば500bytesのデータを書き込む場合、512HDDでは1セクタ512bytes使われますが、2KHDDでは1セクタ2KB（2048bytes）使われ、余った分は空いたままになります。
そのため一般的に、512HDDから2KHDDにデータをコピーすると使用容量が増え、逆の場合使用容量が減ります。
同じ総要領でも小さい容量でファイル数が多いほど差が顕著になります。よくHDD（512bytesセクタ）から4.7GBのDVD（2KBセクタ）に画像データをコピーしようとすると3.9GBしか入らないということがありますが、セクタの違いが主な原因です。
そのため新しいHDDから古いHDDにデータをコピーすると容量が減るということはあります。
が、hmkuki さんの場合がこれに該当するとは言い切れませんので、心配でしたら最初からバックアップし直した方がいいかも知れません。
あくまであり得るということです。また Time Machine は出たばかりの技術でどんなトラブルが出るか分かりませんので、大事なデータは他のHDDやDVDなどにもバックアップしておくことをお勧めします。
> バックアップ対象のデータ量39.4Gに対し、Timemachineのデータ量36.9Gと逆転していす。
バックアップ対象はシステムボリュームでしょうか？
Time Machineは全てのファイルをバックアップするわけではなく、キャッシュやログファイル等は除外しています。
除外ファイルを知りたい場合は下記のファイルの内容を参照してください。
/System/Library/CoreServices/backupd.bundle/Contents/Resources/StdExclusions.plist
なのでそれらの容量によってはバックアップの方がサイズが小さくなる可能性は十分にあります。
心配ならば作成しなおしてみたらいいかと思いますが、そのまま様子を見てみてもいいのではないかと思います。
ただ、kingkennyさんのコメントにもありますが、Time Machineは開発途上の機能でどんなバグがあるかまだわからない状況です。本当に大事なファイルは別の形でもバックアップをとることを強くお勧めしておきます。
確かにアップルの説明にもキャッシュ等不必要なデータをのぞいてバックアップする旨書かれていますね。キャッシュ等が2.5G近くあるなんて？なんですが、システムの完全バックアップは保存していますので、何となく気持ち悪いので再度作成してみました。結果をいうと・・・・同じでした。やはりバックアップの方のデータ量が少なく、一応これが今のところ正常な状態なのかなと思うことにしました。
> キャッシュ等が2.5G近くあるなんて？
ノートパソコンの場合、搭載メモリと同容量のsleepimageが /var/vm に作成されます。これも除外対象なので搭載メモリが大きい場合にはバックアップサイズにも大きく影響すると思います。
なるほどそういうことだったんですか。納得がいきました。これで安心してTimemachineを使用できます。ありがとうございました。
Timemachineのデータ量について
