Apple の脅威の通知と金銭目当てのスパイウェアへの対策について

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二ヶ月経ったTime Machine

これまでにわかったTime Machineの習性を少しまとめてみました。今年が使い初めという方のご参考までに。(木藤さん、タイトルをまねしてすみません。)
《自動バックアップは休憩をはさんで1時間ごと》
8:00にバックアップしたとすると次は9:00まで何もしないので、8:59までの間に加えたファイルの変更は失われる恐れがある。(8時59分59秒に津波が来た場合など)
心配な人はTime Machineのショートカットメニューから「今すぐバックアップを作成」を選んで9時前でもこまめに手動バックアップしましょう。(バックアップドライブが濡れないように持ち上げて泳げば波が引いた後にファイル/システムを復元できる可能性有り)
《収納スペースのやりくり》
Leopardが起動している限りTMは24時間に24個の自動バックアップを作る。ただし途中でスリープ/ログアウト/再起動/大容量(長時間)バックアップなどが入ると自動バックアップ時刻がずれて、必ずしもきっちり1時間ごとにはならない。
日付が変わると当日分の最古(第一回目)のバックアップのみ残して、それより後の同日バックアップはいつの間にかこっそり消す。なぜその日の最終バックアップを残さないのか? たぶん「きょうの最古のバックアップ」は「きのうの最新のバックアップ」という考え方だから?? だとすると、明日一番に作成されるバックアップが、それ以前の24時間に作られたバックアップの中で最も新しいバックアップ、ということになる。新旧の起点がわかりにくい。
一ヶ月間は一日一つの割でバックアップが残る。しかし7日(一週間)を過ぎるといつしか消えているものもある。一ヶ月以上前の「過去」については、バックアップディスクに余裕がある限り週に一つのバックアップ、最終的には月に一つのバックアップが残る。厳密な削除ルールは今なお不明。
《やりくりがつかなくなると警告、しかし事後承諾》
バックアップディスクに空き容量がなくなると、いっぱいになりました("Your backup disk is now full")と知らせてくれる。が、その時は既に一つまたはそれ以上の古いバックアップが削除されている。自分が消しました("Time Machine deleted one or more old backups to make room for new backups")と正直に認めはするも独断専行のそしりは免れない。
残っている中で最古のバックアップは何年何月何日のもの("The oldest remaining backup is : .....")と教えた上で、なつかしいバックアップをこれ以上消されたくなければもう一つ別のバックアップディスクを用意せよと言う。("To avoid deleting additional old backups, use Time Machine preferences to select a different backup disk.")
用意しない場合は尚も独断で高齢のバックアップから順々に削除して強引に空き容量を増やす。
《隠し芸:バックアップファイル完全抹消術》
TMはゴミまでバックアップする。確実にゴミ箱を空にしたつもりでも、たいていは過去のどこかに捨てたはずのゴミが残っていて、その気になれば復元できる。ぜひともこの世から抹殺したいファイルがある場合は、ゴミ箱に捨てて空にした後で更に次のような手順を踏まなければならない。(たいへん面倒)
1.Time Machineアイコンをクリックして起動 → 大宇宙の復元モードに入る
2. 消したいファイルを探し出してクリック
3. ウインドウのメニューバーの歯車メニューから「すべての○○○(消したいファイル名)のバックアップを削除」というアクションを選択
4. 本当に消してよろしいか、この操作は取り消せませんぞという最後通牒ダイアログで「OK」をクリック
5. 管理者パスワードを入力 → 当該ファイル消滅
おことわり:上述のアクションはTime Machineが起動して宇宙画面になっている時だけしか歯車メニューに表示されません。

投稿日 2008/01/06 11:05

返信: 54

2008/01/07 20:04 Community User への返信

《複数のMacをバックアップできる》
例えばLeopard起動中にLeopard and/or Tigerをインストールした別のハードディスクがデスクトップにマウントしてあれば、そちらも丸ごとバックアップしてくれる。内蔵ドライブが複数あって、LeoとTigerを別々のHDからデュアルブートしている場合などはこれが便利なので、TM用バックアップディスクに余裕があればおすすめ。Tigerの方に入っているファイルも概ね復元できる。ただし10.4.11にアップデートしておくことが望ましい。(それより前のバージョンでは動作確認していません。)
《複数のバックアップ先が選べる》
多少時間差があってもよければ、TMの「ほかのTime Machine ディスクをブラウズ」メニューを使って2カ所以上のバックアップディスク/ボリュームに一カ所ずつ順にバックアップすることができる。(同時並行バックアップはできない。)
《メールの復元はMailから》
ゴミ箱から削除したメールメッセージを復元したい時は(Finderからでなく)MailからTime Machineに乗る。(アドレスブック、iPhoto '08の無くしものを探す時も同様)
[例] Mailの場合
1. Mailを起動し、「ゴミ箱」をクリックして選択状態にしてからDockのTime Machine アイコンをクリック
2. TMの復元モードで「今日現在」のMailのウインドウが表示されたら、右下にある過去行きの矢印をクリック →「今日現在」のウインドウから振り返って最も最近の変更ウインドウへジャンプする(ウインドウの数が多い時は、一つ一つクリックして過去へ遡るよりも効率的)
3. 探し物が見つかったらそのメッセージを選択状態にして「復元」ボタンをクリック → 現在のMailウインドウに戻る。
取り戻したメッセージは「このMac内」>「Time Machine」>「復元されたメッセージ」というフォルダに入っている。(画像などの添付ファイルは復元されないようです。)

2008/01/10 22:46 Community User への返信

僕が、この2ヶ月間 Time Machine を使っていて感じた事は
外付けHDのデータ(50GB‾100GBの ムービーデータ)を、iMovieへ読み込みをさせて編集していた時に
Time Machine が作動! 当然と言えば当然なのですが、上記データ分もバックアップを始めてしまい、、、
サイズが大きいので、なかなかバックアップも終わらず、
途中で中止するにも勇気が必要(僕は小心者ですので、ひたすら待ってしまいました。)でした。
これ以降は、大きいデータを扱う処理の際は、TMを切る にして、作業をしています。

2008/01/11 05:53 Community User への返信

TimeMachineはもう少し、カスタマイズできればいいんですけどね。
バックアップのスパンを1時間じゃなくて、時間単位でいいから、設定できるとか。
まあ、私はFileVaultを使っているために、ログアウト時しか反映されませんが。

2008/01/11 06:01 Community User への返信

> バックアップのスパンを1時間じゃなくて、時間単位でいいから、設定できるとか。
/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto.plist
の StartInterval(秒表示)をお好みの時間に変えるとできますよ。

2008/01/11 06:43 Community User への返信

あれあれ。そんな便利なソフトもあるんですね。有り難うございます。
launchd 関連の GUIといえば Lingon
http://lingon.sourceforge.net/
(普通の)インターバルの他に,毎深夜3時にバックアップという使い方もできます(CalendarInterval)。

2008/01/12 08:13 Community User への返信

《バックアップ除外アイテム(推奨)》
David PogueさんのThe Missing Manual からの孫引きですが、TMのバックアップ対象を選定する時に注意しなくてはいけないものが三つあるとか。:FileVaultで暗号化したファイル、Apertureのファイル、そして一般に、大容量ファイル。
製品バージョンによっては仮想マシンのファイルも手動または自動で除外アイテムとなります。VMware Fusion 1.1とOS X 10.5.1のTime Machineが非互換らしいことは、witikoさんのトピックのおかげで最近知りました。
"VMWareのディスクイメージがバックアップされない", 2008/01/07 4:19pm
以下はMac初ユーザのための補足です。
1) FileVaultで暗号化したファイル
FileVaultを「入」にすると、Time Machineは家主の留守中(ユーザのログアウト時)にだけホームのバックアップを取る。一時間ごとの自動バックアップはしてくれない。そしてまさかのクラッシュ時には、ホーム(フォルダ)という器が取り戻せるのみで中身はからっぽ。個々のドキュメント/フォルダは復元されない。これではTMの御利益がほとんどないと言えます。
2) Apertureファイル:Apertureで作業をする間はTMを「切」にしておく。
3) 大容量になりがちなファイル(ビデオファイル等)
ユーザが一つのファイルになにがしかの変更を加えるたびに、TMはそのファイルをいちいち丸ごとバックアップする。「2GBのムービーファイルを昼夜ぶっ続けで編集した日には、バックアップディスクに合計48GB(2GB x 自動バックアップ24回分のスナップショット)のバックアップがのさばることになりかねない」とはPogue氏の警告。ですから、バックアップディスクの容量限界やTMの速度を考慮して
>大きいデータを扱う処理の際は、TMを切る
これで正解だと思います。

2008/01/12 23:27 Community User への返信

>これで正解だと思います。
 そうですよね!ふぅ〜〜。 確認して頂き、ありがとうございます。
 HALさん お代官様(ここはこう書かせて下さい!)たまちゃんさん が
 寄せて下さった物も、うまく使えばいいでしょうね!
 でも、Time Machineでコントロール出来ると、良いですね!

2008/01/13 13:49 Community User への返信

たまちゃんHALさんお代官さま(samurai dramaが始まりそう…)
有益な情報をありがとうございます。処理に何時間もかかる大容量データを扱っている時は、皆さんにご教示いただいた方法で自動バックアップのインターバルを長めに設定してもいいですよね。またはN10416さんのようにTMを一時的に「切」にするとか。

2008/01/13 13:55 Community User への返信

>途中で中止するにも勇気が必要
自動バックアップを途中で止めてもだいじょうぶですよ。作業が一段落してから手動で「今すぐバックアップを作成」を実行すればやり直せます。使用中のファイルにバックアップ中断の悪影響は(今のところ)見られません。最古のバックアップ(初回Mac丸ごとコピー)さえきちんと作ってあれば、TMは思ったより堅牢で頼りになる感じ♪
とはいえ作業内容によっては、やはりTMを一時「切」にしておく方がいいのかもしれません。深刻なダメージはないようですが、AutomatorのWatch Me Do(操作を記憶)モードで起動ディスク選択のプラグインなどを作っていた時、TMがなぜだか自動バックアップを数回(3時間分ほど)サボったことがありました。私は止めてないのに。

2008/01/13 15:18 Community User への返信

>Watch Me Do(操作を記憶)
「(操作を)記憶」じゃなくて「記録」でした。

2008/02/05 11:43 Community User への返信

次のディスクを準備
HDD1-ボリューム
・OSXServer 50GB (使用:12GB)
・Data 200GB
HDD2-ボリーム
・Time Machine 80GB
HDD3-ボリューム
・etc...
OSXServerボリームのみをTime Machineでバックアッブを実施。
この状態で、サーバーを1週間稼働するとOSXServerボリュームの容量がなくなり
空き容量となる。
 -> 再起動すると (使用:12GB)に戻る。
Time MachineをOFFにするとOSXServerボリームの容量を食いつぶす現象は泣くなね。サーバーなので、これ以上はテストせずにTime MachineをOFFで運用しています。

2008/02/07 20:42 Community User への返信

17inchUserさん、proud owner of Mac Proなんですね。いいナ。
>HDD2-ボリーム
・Time Machine 80GB
…って、TMのバックアップボリュームとして80GBしか設定してない、ということですか? それともHDD2まるごとTM専用になさっていて現在の使用量が80GB?
>サーバーを1週間稼働するとOSXServerボリュームの容量がなくなり空き容量となる。

この現象がよくわかりませんので、すみませんが初心者向けの日本語でご説明お願いいたします。(おひまな時でかまいませんので)

2008/02/08 04:14 Community User への返信

検証おつかれさまです。参考になります。
にしてもTime Machineはほんとに良いですねぇ。これだけでもleopardにした価値があります。内蔵HDDが250GBなので500GBのHDD買ってきてTime Machine専用+別HDDにデータは更にバックアップ(そしてDVD保存)という構成にしてしばらく使ってみてますが、私の場合、機能どうこうよりもものすごい安心感です。いつ内蔵のHDDが壊れてもいいよーん的な。今までのバックアップをし忘れたりタイミングが悪かったりなのからも解放されるし、復旧ソフトの類いもleopardにしてからはアップデートもしてないままです(^^

二ヶ月経ったTime Machine

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