アクセス権「カスタム」を削除できない

下記の現象が、当方の環境で発生しました。環境依存の現象なのか、一般的な現象なのかを知りたいので、ご協力いただけないでしょうか。
@元に戻す方法もあります。後述します。
【実験1】
1) 「サイト」フォルダ内の任意のファイルの情報ウインドウを表示し、「共有とアクセス権」を確認します。
すると、次のようになっていました。これは普通です。
・読み出し/書き込みができます。
・自分:読み/書き
・staff:読み出しのみ
・everyone:読み出しのみ
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2) 「サイト」フォルダの情報ウインドウの情報ウインドウを表示し、「共有とアクセス権」を確認します。
・カスタムアクセス権が割り当てられています。
・自分:読み/書き
・staff:読み出しのみ
・everyone:読み出しのみ
3) 2番のウインドウにて、「内包している項目に適用」を実行します。
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4) 1番のファイルの情報ウインドウを再び表示し、「共有とアクセス権」を確認します。
すると、次のように変化していました。
・カスタムアクセス権が割り当てられています。
・everyone:カスタム
・自分:読み/書き
・staff:読み出しのみ
・everyone:読み出しのみ
画像はこちら
@カスタムアクセス権が云々は「サイト」フォルダから引き継いだのでしょう。そのためか、「everyone:カスタム」が追加されています。皆さんの環境でも同じでしょうか?
【実験2】
「everyone」が二つもあります。そこで、「everyone:カスタム」を削除して元に戻せないかと考えました。
1) ウインドウの右下の鍵をクリックして、アクセス権の変更を可能にします。
2) 「everyone:カスタム」を選択します。
3) ウインドウの右下の「-」ボタンをクリックします。
@ところが、3番の操作ができません。「+」ボタンはアクティブになりますが、「-」ボタンがアクティブになりません。皆さんの環境でも同じでしょうか?
画像はこちら
【元に戻す方法】
1) 「サイト」フォルダ内のすべてのファイルを選択し、圧縮します。
OS標準のzip圧縮ではアクセス権が保持されるかもしれません(未確認)。
私は、DropLHaを使いました。
http://www.fan.gr.jp/%7Esakai/
2) 「サイト」フォルダ内のすべてのファイルを、ゴミ箱に移動させます。
3) 1番の圧縮ファイルを解凍し、「サイト」フォルダ内に移動させます。
4) ゴミ箱を空にします。
@DropLHaを使うと、リソースフォークが削除され、拡張子の表示/非表示などのファイル情報が失われます。しかし、「サイト」フォルダに入れるようなファイルなら、これらは不要でしょう。

投稿日 2007/11/17 11:08

返信: 7

2007/11/17 15:02 Community User への返信

実験1のみですが参考になれば・・・
当方の環境では「everyone:カスタム 」は、追加されていません

2007/11/17 16:28 Community User への返信

野尻隆裕 様 いつもお世話になります、
当方の環境でも4)までまったく同じようになります。
削除するための−ボタンもアクティブになりませんが
上のeveryoneのアクセス権を読み出しのみにして
下のeveryoneのアクセス権をアクセス不可にすると
上のeveryoneのアクセス権がアクセス不可に入れ替わるようです。
下のeveryoneのアクセス権をアクセス不可にすると
下のeveryoneが削除されますのでその後
上のeveryoneのアクセス権を読み出しのみにすると
一番下に移動するようです。
お試し下さい。

2007/11/17 16:32 Community User への返信

私の環境でも全く同じ状況になります。
しかしもとに戻すのなら、Terminalでsudo chmod -a# 0 filename
とすればカスタムは削除されます。
これはいわゆるACLの設定によるものだと思います。

2007/11/17 17:44 Community User への返信

皆さん、ご協力いただきまして、ありがとうございました。おかげさまで、原因と対策を知ることができました。
>真田さん
おそらく、「サイト」フォルダ以外で試されたのだと思います。
このフォルダと「パブリック」フォルダには、特別なアクセス権が設定されています。
>TIGAさん
everyoneのアクセス権と2つとも変更することで順序を変更し、さらに削除できるとは、気がつきませんでした。これはパズルですね。(^^;
>enosanさん
chmodで直せるはずとあれこれ試し、結局諦めて先の方法(圧縮&解凍)に頼っていました。こんなに簡単に直せるとは。勉強になりました。
ACLといえばディスクのアクセス権修復時に沢山エラーがでるもの…としか把握していませんでした。(^^;
アップル社のOS X Serverの紹介ページによると、従来のUNIX由来のアクセス権の概念に加えて、ACLという新しいアクセス制御の手法が導入されたとか。簡単なUIでこれらを共に設定する工夫が、まだ十分にこなれていないようです。

2007/11/17 20:45 Community User への返信

私もACL設定の削除を行っています。
手元の環境では、shellがzshであるため、
「sudo chmod -a# 0 filename」を、zshが展開しようとし、
chmodに「-a# 0」オプションが伝達されませんでした。
zshの場合、
sudo chmod -"a#" 0 filename
などと、クォートで囲む必要があります。
また、ワイルドカードで、一度に多くのファイルに適用しようとすると、
引数が多すぎるというエラーがでて、実行できません。
このため、特定のディレクトリ内で、再帰的に一つずつファイルのACL情報を削除していくスクリプトを組みました。
参考になれば。

2008/07/20 23:28 Community User への返信

man chmod にACL関連のオプションが記述されています。
-N Removes the ACL from the named file(s).
ACLが設定されていないファイルがほとんどですので、削除してしまっても
問題なし(か?)
当方の環境では、OS再インストール後のiTunesのファイルとかでこの問題
発生しました。chmod -N ./* ですっきり解決しました。

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