Intel CPUへの移行決定！

> >カーネルイメージをどうやってメモリーにロードするかに関係するだけで
> だから、この部分が大事なのでは？いってるんだけど。。。
この部分は起動時に1度実行されるだけです。なので、全体のパーフォマンスには関係しません。せいぜい、起動が速いか遅いかぐらいです。
カーネルがメモリーにロードされた後は、カーネルはメモリーに常駐して動きます。このときには、もう、BIOS も OpenFirmware も無関係になります。

こちらの記事をみると今後CPUをかえるのはXcodeにすべてのDeveloperが移行した際は、そんなに難しいことではないように思えます。（Developerではないので詳しくはわかりませんが・・・）
IA64ではなく当分はET64で進みそうな気がします。
Itaniumになっても今回ほどは苦労しないのでは？

cpu に依存しないosというのは open source では既にとっくの昔にそうなっています。linux は知られているほとんどの cpu で動きます。linux 上のソフトは、cpu に関係なく同じソフトが動きます（そうでない場合もありますけど、ソースが公開されているので、汎用ソフトなら、誰かがパッチを作って動くようになります）。これもgcc（コンパイラー）がそうなっているからです。Xcode も gcc を核にしたパッケージですので、どの cpu でも動かすのは割りあい簡単なのだろうと思います。こんなところにも、OSX が open source をベースにしていることの強みが出ていると思います。
linux のアプローチはcpu 毎にコンパイルし直すというもので、 rosetta に相当するものはありません。

確かにそのPowerMacという名称は随分違和感を覚えた記憶があります
PowerPC601が当時のOS8とあいまって
68040の40MHzとさほど変わらなかったことも原因の一つでしたが…（笑

　IBM POWER5 processor 上で POWER Hypervisor を稼働させ、その上で Mac OS X、Mac OS 9、Linux、AIX、TRON、Windows XP 等を同時に稼働させるという私の妄想はついに終止符を打たれるのでしょうか。大型コンピュータの経験が長くないと、このようなものは決して創れないと思います。Apple 社には世界最高のスーパーコンピュータと同じ CPU を今後も使い続けて欲しいと思います。Cell にも大変期待しています。次世代ゲームマシンが出そろう頃には、消費電力の問題も解決出来るのではないでしょうか。

photoshopなどはCodeWarriorで作成されているような気がしますし、結構歴史のあるソフトでしょうから、古いコードなんか残ってそうで、再コンパイルするにあたって結構大変そうな気がしますね。
おそらく今後はCocoaでXcodeに移行という感じでしょうから、あとは楽でしょうけど…
あれだけ64bitで騒いでるんですから、Pen4でも64bit対応しているんだから、当然対応するべきだとは思いますが…
結局、今の時点でIntel版OSXで64bitの方は実際どうなってるのか、気になります。

ゲーム市場におけるCPUのあり方とコンピュータにおけるCPUのあり方との違いを整理しておく必要があるように思います。
すでに某BBSでも書かれていますが、ゲーム市場では、そのハードウエアが販売される間は同じCPUが使われるわけで、開発のスピードは要求されません。コンピュータ市場では常に開発が余儀なくされます。
IBMがPowerPCをゲーム市場向け、あるいは組み込み用途向けというスタンスをとったのであれば、Intelへの移行はAppleとしては製品の競争力を確保するためには仕方のない選択なのだと思います。
64bitへの対応を懸念される声をよく見かけますが、すでにPentium4は64bit対応のものが発売されています。私は、むしろPowerBookやiBookに搭載されるCPUが心配です。
Intelの時期ノート向けCPUである”yonah"は、現行のPentiumMベースであるとすると、32bitのままである可能性が高いと思います。Pentiumの64bit Dualcoreは、PowerMacに搭載されると思いますが、ノート系が厳しいと思うのです。
私としては、これをきっかけに光学ドライヴは外付けで、10"PowerBookや10"iBookを出してほしいところです。

AMDのTurion64を使えば一応現時点で64bitのnotebookも可能でしょうが、ノートという点で考えるとAMDはIntelにバッテリーの持ちという点で劣る。もちろん複数の会社のCPUを採用しても良いでしょうが、一社に絞った方が、価格交渉の点で有利であるというのが、AMDではなくIntelを選んだ理由でしょうね。
今後Turion64がもう少し、バッテリーの持ちがよくなれば、AppleはAMDのCPUを採用する可能性もあるかも知れませんね。
折角、Intelを使うのだからSSE3やHyper-Threading,EM64TなどCPUの能力をフルに使えるようにして欲しいです。
どうせならPowerMacにはDual core化されたXeon（確かまだXeonのDual Core版はでてないと思いますが、Intelに本格移行する時にはあるでしょう。）をDual CPUで搭載するなんてものがフラグシップにあってもいい気がします。
ふつうのPowerMacでもせめてPentium XEのようなHT対応ものにして、iMacには差別化の意味でHTなしのPentiumDにすればかなり差別化は図れる気がします。

WWDC行った方が触れたIntel Macには、既にHyper-Threadingに対応していてCPUが2個に見える様子です。
多分、同様にEM64Tには対応しているでしょうね。
ただし、現在のTIgerはコマンドラインアプリレベルでしか64bitネイティブが作成出来ないのでこの辺りの問題を解決しないと真の64bitへの移行は無理ではないかと思います。
WinXP x64は、ポインタのみ64bitにしてネイティブ対応しましまたが…。(^^;
Appleはどうするのだろう。

今回のはインプレスの報告等を見ていると判るのですが、
移行せざるおえなかったというのが現実でしょうね。
インプレスでは触れていませんがPowerPCはG4とG5の2回でCPUが停滞していた事が致命的だった思います。
今後CPU供給メーカーが積極的にMac用を供給しない様子だった事を考えると
これしか選択肢がなかった状態でしょう。
実際に非常時用にIntelの検討を始めたのはG4で停滞したグラファイト時代でしょうね。
今回は、期待していたIBMにも裏切られたのと、MacOSXへの移行が完了した
(日本を除く)状態からIntelへの移行を決断したのだと思います。
私的には、OS9は動かなくても仕方ないかなと思っています。
いつまでもレガシーを引きずって成長が止まってしまうのはどうかなと思います。
少なくとも自分の職場や友人のデザイナー等はOS9は使っていないですね。
但し、DTP業界の方だけOS9の様子ですが…。
ただ、OS9が動かすには相当のコストが必要ですし、特に日本固有です。
市場規模から察して数百から数千台程度だと思うので開発規模から察するに
無理というのが現実でしょう。

>多分、同様にEM64Tには対応しているでしょうね。
してないみたい…。
下記の文書のどこにも、EM64Tに関する記述を見つけることができませんでした。（見逃しているだけだとしたら、指摘してください。＞ALL）
Introduction to Universal Binary Programming Guidelines
http://developer.apple.com/documentation/MacOSX/Conceptual/universal_binary/index.htm
>この辺りの問題を解決しないと真の64bitへの移行は無理ではないかと思います。
現状では必要なし。デベロッパからの要望によっては検討する。…というスタンスだそうです。（ご存知かもしれませんが）
Developing 64-bit Applications
http://developer.apple.com/macosx/64bit.html
/// 野尻隆裕（Tell UsとFeedbackの記録→「拝啓　アップル様」） ///
/// コピーワンス放送は視聴者の権利を侵害します（受信拒否宣言） ///

追記。
PowerPCなら64bit化を急ぐ必要ないと思います。
しかし、Intel系のCPUの場合、32bitでは汎用レジスタが不足するため、64bitに比べて遅くなります。速度を得るためにも、最初から64bit化して欲しいところなのですが…。デベロッパに負荷をかけるのを恐れているのだろうなぁ。
（いや、Pentium Mの64bit版が2007年になりそうという理由もあるでしょうが）
情報源：
http://pcweb.mycom.co.jp/special/2005/compiler/017.html

私は古い人間なので、Intel製プロセッサというと、すぐに「セグメントの壁」のことを思い出します。
M6800、Z80、i8086でマシン語のプログラムを書いていて、M6809やNS32000のコードセットに憧れていた世代です。
ということなので、大昔にマシン語プログラミングは引退してしまったのですが、今のintel製プロセッサは、そんな大昔のアーキテクチャはひきずっていないのでしょうね？。

ついでに。。。
Intelのペンティアムって、たしかCISC型のプロセッサだったと思うのですが、私の思い違いでしょうか？。

そうです。CISC です。
でも、某中国の指導者が言いましたよね、「白い猫でも、黒い猫でも、鼠を取ってくる猫はいい猫だ」って。