Tigerのrsyncで疑似TimeMachine

自己フォローです。
日付が変わるところで不具合が二つ判明しました。
rsync では ditto や mkdir -p のようにバックアップ先に新規作成するディレクトリの途中のディレクトリは新規作成してくれません。
新規バックアップの時は気付いていたものの，増分バックアップでは同日中は大丈夫でも，翌日になると途中のディレクトリがない状態になってしまうことに気付いていませんでした。バックアップを開始する前に次のコマンドが必要です。
[ ! -d $(dirname $base) ] && mkdir -p $(dirname $base) && chmod -R 750 $(dirname $base)
またrsync はたぶんバックアップが完了する前に処理を戻してくれるようで，バックアップが完了する前に前日のディレクトリの整理をしてしまうことになるようです。
そこで次のようにして終了コードを受け取るまで待つようにしました。
rsync -aE --exclude="*.sparseimage" --exclude="Library/Caches/Safari/" --link-dest=$preb ./ $base &&
同様に新規バックアップでも１時間以上バックアップに時間がかかる場合には問題ありそうなので，次のようにして待つようにしました。
rsync -aE --exclude="*.sparseimage" --exclude="Library/Caches/Safari/" ./ $base &&
touch $log
&& の後に何もせずに fi があるとエラーになるので，とりあえずログファイルの初期化をさせることにしました。
その他にはrootのcrontabがまだ無い状態で開始すると１回だけ警告が出るのが気に入らないので，次のようにして警告メッセージの表示を止めました。
crontab=$(crontab -lu root 2> /dev/null)
その他，特に問題は無いものの冗長だった部分を少し直しました。

またまた自己フォローです。
rsync の終了コードを受け取るまで待つようにするために&&を使いましたが，一般ユーザで実行して一部のファイルでアクセス権不足があった時に，次の処理（過去フォルダの整理）が実行されない副作用が出てしまいます。
そこで|| echo $warnのように警告表示待ちとするようにしました。
一般ユーザで実行された場合は，ダブルクリックで実行コマンドを起動できるターミナルアイコンをデスクトップに作成するようにしました。
また過去フォルダの整理をするかしないかをオプションスイッチで制御できるようにしました。
バックアップされない場合の原因がなるべく分かるようにメッセージを工夫しました。
今回の変更後は文字コードをeucに変えました。