４コア、８コア対応について

私はプログラムの経験が皆無に等しい（AppleScriptを触る程度）
ため、詳細は存じませんが、検索したらヒットした以下の資料を
ご紹介しておきます。
"インテル コンパイラー 自動並列化ガイド"（pdfファイル）
あと、Wikipediaでの説明もご紹介しておきます。
余談ですが、当方のPower Mac G4 MDD（MPC7450を2基搭載）
でのSafariの挙動をアクティビティモニタで観察すると、負荷が
2基同時にかかっているので、複数の演算装置には対応済と思って
いましたが、どうなのでしょう？
#他のバックグラウンドプロセスも同時に動いてそうなっているの
#かまでは観察していないもので・・・
--追記--
丁度、SafariがCPU使用率90%台を数十秒間継続状態になった（調子
悪し？）になったので見てみましたが、2基ともメーター目視の範囲
では負荷は90%には届いておりませんでした。

一般的にはCPUのコア数が増えた際のタスクの割り当てはOSも確かにやってくれますが、必ずしもそれは速度向上につながらないと思いますよ。だって、OSは実際にどういう目的で、そのソフトが書かれたか？ということを分からないわけで、どう割り振ったら良いか?といったことを考えていくと、下手に割り振るとマルチCPUになることでかえって、遅くなってしまいますので、その辺は無難路線のアルゴリズムが組まれていると思います。
完璧な対応を望むならソフトの作者が対応しないと、マルチCPUには対応出来ません。これがPS3のCellの能力を使い切れない理由でもあります。出来る限り、別スレッドで処理を実行するようにしてあげないと
ちなみにBootcamp自体はパーティションとDriverを作るツールなので、マルチコア対応しても・・・、その作成が微妙に速くなる程度です。Bootcampで作成されたWindowsの対応についてはWindows自体の問題です。ですからマルチCPU対応を望むなら、XPならpro版、VistaならHome系でないエディションでないとCPUの能力を発揮できません。あとはソフト次第です。iLifeはもともと家庭向けですから、MacProのような特殊な環境のための最適化はしないと思います。
http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200606u/index2.htm
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20319607,00.htm

#時間切れにつき別に投稿します。
#siriusuさんと内容が被っていますが、ご容赦ください。
また、iLifeの一員であるiTunesですが、MP3エンコーダを選択します
と、詳細内で「MPを使用」と表示されますので、部分的には対応して
いそうです。
あと、Bootcampというのは、Intel Mac上でWinが動くためのツール
であると理解しておりまして、実質的には、Winでの挙動はWin環境が
複数の演算装置に対応しているか否かに依存するものと理解している
のですがどうでしょう？
例えば、Win XP Homeの場合はマルチソケット（複数のCPU）非対応
です。->Microsoft "Windows XP の機能比較"
自分で確認していないので保証はしかねますが、1CPU内のマルチコア
ならXP HomeでもOKだったような・・・

iTunesにてCDからAACで楽曲を取り込んだところ、iTunesのCPU使用率が
100%超になります。プロセスとしてのiTunesは2基のCPUをきっちり使用
していますね。MP3での表示はエンコーダ部分がマルチスレッドになって
いることをアピールしているか、若しくはOS9版iTunesでの表示を単に
引き継いでいるだけで、AACエンコーダ（OS9版にはない）では対応して
いるが敢えて書いていないだけなのかもしれません。

>マルチCPU対応を望むなら、XPならpro版、VistaならHome系でないエディションでないとCPUの能力を発揮できません。
ちょっと説明不足かなと子持ちシシャモさんの書き込みをみて思ったので、書き込みます。子持ちシシャモさんのおっしゃる通り、1ソケットならHomeで問題ありません。
現状Octa を実現するためには2ソケットとなりますので、Proの方がいいですよと言うつもりで書きました。
例えば、Quadを実現するためには現状２つの選択肢がありますが、CPUが２つの場合はHomeエディションはダメです。使えますが、CPUは片方しか使われず、タダ電力を無駄に消費するだけです。
Quad Core CPUを１つ搭載するだけならHomeエディションでも大丈夫です。

ご意見ありがとうございました。
また、様々なサイトを紹介いただきありがとうございました。
WindowsはBootcampではなく、WindowsOS側の複数のCPUを処理できる能力に依存する事は理解できました。また、複数のコアを持った場合、アプリケーションを１つ立ち上げている状態ではあまりメリットを享受できず、複数のアプリケーションを立ち上げて初めてメリットを享受できるものと認識しました。
...８コアのMacProは確かに家庭向きではない（８コアのメリットをあまり享受できない＝safariとiTuneとiPhotoを平行で利用するくらいなので）のかもしれませんね。かといって、Macminiだと拡張性を含めてちょっと物足りないので、その中間機種が欲しいところです。
ありがとうございました。

> アプリケーションを１つ立ち上げている状態ではあまりメリットを
> 享受できず
これは間違いと言うわけではないのですが、
> 複数のアプリケーションを立ち上げて初めてメリットを享受できる
これは間違いです。「初めて」という部分。
アクティビティモニタをご覧いただくとわかりますが、1つのアプリ
（プロセス）でスレッド数が1でないものが結構あると思います。
ご利用のアプリが全て1スレッドで動作するものであれば、お書きの
とおりなのですが、アプリがスレッド単位で負荷を分散させるように
なっている場合は、その限りではないということです。iTunesのCPU
使用率が100%超になりえるのはそのためです。
ご参考までに、アプリの対応で負荷の度合いが変わる例をご紹介して
おきます。
"Roxio Popcorn2について"
#推測ですが、この例の場合は元々負荷分散できていて、バージョン
#アップでCPUの能力を使いきる最適化が施されたのではないかと思い
#ます。
PowerBook G4 500MHzをお使いとのことですので、OS9を利用経験
ありと想像しますが、OS9でのファイルコピーはもたつきはしますが
同時に複数のコピー動作ができますよね。これはOS8以降のFinderが
マルチスレッド対応だからです。Finderという1つのプロセス内で
複数のスレッド（複数のコピー）をこなしています。ただ、OS9の
Finder自体はマルチCPU非対応なので、複数のCPUがあっても1つしか
利用せす、もたつく場合があるということです。
#しかも、OS9は協調型マルチプロセスなので、複数のアプリが起動
#していると、もたつきに拍車がかかります。
昔話になりましたが、ハードウェア能力を引き出すには、OSとアプリ
双方の対応が欠かせないという例ということで・・・

そうこう言ってたら、出ましたね。2 x 4 core (clovertown) の 8 core Mac Pro。
巷ではたこマックとか言われてるし..(笑)

さすがに高いですね・・・2ヶ月前にmacproを購入しましたがとても手が出なかった（＞＜）
実際どれだけの恩恵があるのでしょうか・・・８コアよりもメモリがもっと安くならないかなと♪

待望のオクトコアが(＞ω＜)／
が・・さきだつものが・・
電力消費が書いてないのが気になります。オプション払うと電源
ユニットもいれなおすのかな？

>電力消費が書いてないのが気になります。
仕様欄には「最大電流12A」って書いてありますね(100V入力時)。
従来どおり、余裕のある電源供給をしないとダメそうですが、性能を考えれば許容できる程度かと。
職場などであれば、200V仕様にして使うほうが安定して使えると思います。

>せめて、apple純正のiLife.safari.bootcamp が4CPU対応になってくれれば、と思いますが、果たして対応してくれるのでしょうか。
僕は列挙された中ではsafariしか使いませんが、 G5 2.5GHz Quad（G5 Dual Coreが2個。4Core）でアプリケーションモニターを開きながらsafariでアップルのHPから「新しいCMを見る」のページを見てみました。
負荷をかける為にHDの物を見ましたがそれでも60%程度（4個のタスク表示はそれぞれ動いています）、Yahooのトップページを見る程度なら数％でした。
4個がフルに動いた際には400%を示すので、その程度の負荷でしかないです。
iLifeで画像、動画を加工やエンコードする際にはCPUのパワーが発揮されると思います。（HDVの編集やDVDのエンコードは負荷が高いので）
僕はFinalcut Studioを使用しますが、DVD作成（MPEG2へのエンコード）には最大で300%程の稼働率となります。
あと、iTunesは変換速度よりも、CDからの読み込みの方が頭打ちになってしまうので限界が見えています（内周と外周では差がありますが）
マルチCPUの件は詳しい紹介がありますし、僕はエンジニアではないので感覚でしかないですが、動画編集などでないとその性能の効果を感じる事は少ないのかな？と思います。
以前OS9のマルチCPUは1個目のCPUの処理がオーバーフローした場合にのみ、またOSやアプリが対応した処理のみが2個目以降のCPUに処理が渡されるという非常に寂しいものでして、僕が過去に所有していたDaystarのGENESISはPowerPC 604で4CPUをやってました。
それこそ、特定のアプリの対応する処理にしかマルチCPUの効果は薄かったのですが、それでも200MHzの壁を越えて処理する方法が他になかったので、当時は我慢するしか無かったのです。
今はDual Coreが増えているのでユーザーが意識しなくても、マルチCPU、マルチCoreへの対応はOS、アプリ共に進んでいると思います。

> 実際どれだけの恩恵があるのでしょうか・・
パフォーマンスと言う事でしたらAppleが公開しています。
http://www.apple.com/jp/macpro/intel.html

今後は単純にCPUコアが増える進化のあとヘテロジニアスマルチコアCPUに業界的に進化しつつあります。（現状でいうならPS3のCellがそれです）今後はハードウエア的なプログラミングの支援がないとソフトウエアだけでは開発苦労するでしょうね。今までのようにCPUが速いからといってソフトが速くなるとは限らない。
現状Cellがそんな感じみたいですし。今後はx86ファミリを開発しているAMD、Intelも同じようにトレンドを追っていますので、x86がヘテロジニアスになるころにはうまい解決策があるといいんですが・・・
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0218/kaigai158.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0130/kaigai237.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0818/kaigai295.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0329/kaigai347.htm

スレ主です。
なんだかいいタイミングでこのスレッドを作成したようです。私も、昨夜は興奮しました（８コアMacProが発表されたので）。
が、しかし、た、高いですね！
私は安易にＣＰＵがアップグレードしても価格は据え置きと考えていましたが、甘かった。
個人の趣味仕様でiLifeとsafari程度しか使わないのであれば、ちょっと50万は出せません。しかも、皆さんの書き込みを見ると、８コアのパフォーマンスはなかなか引き出せない様に理解しました。やっぱり買うとなると2.66GHzの４コアかな。４月中にはインテルが価格変更する（値引き？）とどこかで読みましたし、レパードへの無償アップグレード権が付く頃に購入を考えるとします。
また、８コアとの差額は「タッチパネル型MacBook」のために、（期待を込めて）プールする事にします。
ありがとうございました。