G4 FW800 のブートドライブは、通常、デフォルトでUltra ATA/100 (ATA-5) インターフェース仕様の後部ドライブ格納ベイに、DeviceID番号0(ゼロ)で、 cable-selected モードで設置されています。同ベイへの増設ディスクは、Device ID番号が1設定でスレーブ扱いになりますが、必ずケーブルセレクトモードでジャンパーピンを設定します。もう一方の格納ベイは、 Ultra ATA/66 (ATA-4) インターフェースでバス仕様が異なります。
デフォルト格納ベイに増設HDDを設置する場合は、ジャンパーピンがケーブルセレクトに正しく設定されなければならないというApple 社による規定があります。次に、購入されたIBMのHD120GBが、G4 FW800 でサポートされているATA-5仕様か設計外のATA-6であるか事前に確認されることも大切です。 ATA-6仕様のHDDですと、通常は ATA/133 コントローラー PCI カードの装着が必要です。その場合は、事前にカードとディスクの相性問題を入念に調べてられた方が安心です。
ジャンパーピンの各種設定モードは、通常はパッケージ内の説明書かディスク上に記載されています。見当たらない場合は、当該メーカーのWebサイトにあります。