Pentium vs PowerPC
Shir さんは ”トピック: モトローラチップ” で以下のようなことを書かれています。話の私の興味が違うところにあるので、新たに質問させてください。
Intel ではCPUでの処理を細分化し、クロックスピードを上げることを良しとするポリシーで Pentium を設計しています。ただし、処理を細分化するという事は、1クロックで処理できるタスク量が減る事になり、必ずしも高速動作=高速処理とはなりません。これがクロックスピードで5割増しの Pentium 4 が Pentium III に比べて全く速くなっていない理由です。もちろん、Intel も発熱量を押さえるために低電圧化を行うなどの努力はしていますが、基本的に高クロックを目指している以上、発熱問題はどうしようもないのです。
これに対し PowerPC では1クロック当たりのタスク処理量をある程度確保し、低クロックでも十分なアプリケーション速度を出しています。発熱の少ないマシンを設計するためには、CPUの基本設計としてこちらの方が有利である事は明らかでしょう。
私の興味は、熱ではなく処理速度です。結局いまのところ、同じ価格帯でのパソコンの比較で、同じような(たとえばMicrosoft Powerpoint とかExcel)ソフトを走らせた場合、MacとWindowsの競合コンピュータ製品ではどちらに処理速度の軍配が上がるのでしょうか?検索したけれど情報量が多すぎてわかりません。お教えください。また、PentiumとPowerPCの現在の勢力関係と動作の特徴もお教えくだされば幸いです。