う〜む。まさに「13日の金曜日」の呪いですな...。
イクテュス さんによる書き込み:
私は現在、MacBook Pro(オリジナル)を使っていますが、
“MacBook Pro(オリジナル)”とは?? オリジナルでない MacBook Pro なんてあるんでしょうか?
[...] Leopardのインストールディスクでディスクユーティリティを起動してディスクの修復をせよとの指示に従って試してみたものの、“ノードの構造が正しくありません”という赤文字表示で修復が実行できず、
「ノードの構造が正しくありません」ということは、ハードディスクのファイルシステムの住所録がしっちゃかめっちゃかに壊れてしまっているということですよね? つまり、データは残っているけれども、ページがばらばらになってしまっていて、ノートにページ番号も振られていないので、どのページがどのページに繋がるのかわからなくなってしまっているという状態ですよね? 別の言い方をすれば、ハードディスクがソフト的にぶっ壊れてしまったと...。
その後シングルユーザモードで立ち上げてfsckで修復を試みてもだめ、ターゲットディスクモードで同じくLeopardインストール済みのiMac G5に接続してみてもMacBook Proのディスクは認識されず、Safe Bootも試しましたがやはり起動できません。起動不能となると、他社製ディスクユーティリティソフトを利用しようにも利用できない気がします。
外付けハードディスクを用意して、そちらにとりあえず新規に OS をインストールして、そちらから立ち上げて、内蔵ハードディスクの修復を試みるか、メンテナンス・ソフトの入った DVD から MacBook Pro を立ち上げて、それで修復を試みるかでしょうね? かつてはこういう時に一番効果があったのは DiskWarrior でしたが、今はどうなんでしょうね?
いっそデータを残してリインストールをとも考えましたが、“Leopardがインストールされていません”という表示が出てきて、インストールできるボリュームさえ認識されない状態です。ですから、リインストールも不可能という始末。ディスクの中にはiMacにバックアップされていない重要なデータがたくさんあり、そのデータの移行さえできれば、MacBook Proを初期化して最初からインストールをやり直すのですが・・・。何か方法はないでしょうか?
いずれにせよ、その内蔵ハードディスクは1度初期化しないとダメでしょうね。で、その前に、上に述べた方法で何とかある程度のデータが読めるようにまで復旧させられれば、データの多くは外付けハードディスクにコピーすることが可能になると思われます。ただし、ノードの構造に異常が発生している以上は、無事にコピーできたように見えるファイルでも、実際に開いてみると、複数のファイルの中身が継ぎはぎになっていたりします。これはもうどうしようもない。
どうしても無くせないデータが入っている場合には、何もせず(=ハードディスクに手を触れず、修復も試みず)“サルベージ業者”に可能な限りのデータの復旧を依頼するしかないでしょう。これは天文学的な費用が掛かります。
とりあえず、
1) (起動ディスクとして使える!)外付けHDDを用意する(LaCie の製品など)
2) 外付けHDDに Mac OS X をインストールする
3) 外付けHDDから MacBook Pro を起動する
4) 内蔵HDDの復旧を試みる
5) 内蔵HDDの中身が見える状態まで復旧したら、えいやっと、必用なデータを外付けHDDにコピーする
で試されたらいかがでしょう?
--------------------
Apple 17" MacBook Pro (Intel Core 2 Duo T7600/2.33 GHz/3 GB RAM/500 GB HDD)
Mac OS X 10.5.6 (Build 9G55) [Leopard]