xy による書き込み:
Livedoorがどのように固定IPを付与しているかは、ご承知でしょうか。
確認した訳ではないですが、経験範囲内では、フレッツでの固定IPの設定方法には2種類ある(設定してから1年以上経っているので、現状では多少違うかも知れませんが)。
1)DHCPを利用しつつ、リースのIPを変更しない方法:通常のPPPoEとDHCPで利用可能であるが、IPは1つだけ。
ASAHIネットがこの方式で、専用のユーザ名を使用する。
2)unnumberedのルータを使用する方法:複数の固定IPアドレスを付与する方式に対応。
unnumbered対応のルータでは、PPPoEのユーザ名とパスワードに加えて、固定IP、ルータアドレス、サブネットマスク等を設定する欄が利用でき、ここに付与された固定IP等をマニュアルで設定する。
livedoorが2)の特異なケースとして1つのIPを付与している場合には、unnumberd型ルータを使用する必要がある。お使いのケースは、多分、これでしょうね。この場合、クライアント直結でも、Expressをルータにする場合で、仮にPPPoEが通っても、付与されたIPアドレスがマニュアル設定されていないので、インターネットには接続できないということになる。
IPネットワークは単なる約束の塊なので、どのような約束の上にシステムが構築されているかを確認し、理解する必要がありますよ。
こちら livedoor に確認してみたのですが、1) のケースのようです。サポートデスクがメール対応のみで明らかに曖昧かつ遅い返答だったのですが、どうもそのようです。また固定 IP に関しては DHCP を参照しろと言ってみたり DHCP を手入力しろと言ってみたり、IP を直打ちしろと言ってみたりでかなり曖昧でした。またサブネットマスクやネットワークアドレスは IP から計算しましたが、unnumbered 対応が必須ではないようなので両方の線で一つ一つ原因を探る他ないといった現状です。
なので動的に割り振られてくる IP が固定のものという認識で設再設定を行いましたが、今度は PPPoE アカウント / パスワードを入れると「PPPoEサーバが見つかりませんでした」とのダイアログが戻って来てしまいます。これは有線で終端装置からの直結の場合ですが、AirMac Express に至っては工場出荷状態に戻せば LAN の電波をキャッチすることができるものの、有線と同じく PPPoE のアカウント / パスワードを入力すると「ワイヤレスネットワークを検出できませんでした」となり、AirMac ユーティリティにもマウントされなくなってしまいました(これは困りました…)。
見ると終端装置の UNI ランプが消えていたりするので、本日 NTT のサポートを受けて終端装置の不具合かどうかを試す事にしました。
ちなみにネットワークは再作成/再設定をし、キーチェーンアクセスに残っている同名の古いネットワーク設定は削除したりしました。
また結果が出次第ご報告させて頂こうかと思っています。