Dolby Digital Pro 2.0 に変換すると音量が低下してしまいます…s

ファイナルカットで編集した映像をDVD制作しています。


音声データをCompressorに送ってDolby Digital Pro 2.0に変換しているのですが、

DVDに焼いて確認すると全体の音量がかなり低下してしまいます。


ファイナルカット上ではピークを超えないぎりぎりのラインまで音量を上げ、

Compressorではダイアログ正規化をいろいろ変えてみたりして書き出している

のですが、どうしても思うような音量になりません。


その後、マスターゲインをアップして書き出したところ、音量は上がったのですが

音割れが酷く使い物になりませんでした。


次にマスターゲインを10アップした分、ダイアログ正規化-21dBFSにして出してみると

音量は多少上がりましたが、それでもまだ満足できるものではありません。


時間の都合上、まだ試してはいないのですが、今度はマスターゲインを+20にして

ダイアログ正規化を合わせて下げて書き出そうと思っているのですが、音質が低下

してしまいそうで悩んでいます。


どなたか詳しい方、対処方法がありましたらよろしくお願いします。


ちなみに音声データは極端に小さいトラックが混ざっているので、もしかしたら

これも原因なのでしょうか?

投稿日 2009/10/05 23:08

返信
返信: 8

2009/10/06 16:35 Ma-san への返信

ダイアログ正規化というのは、Compressor に、入力するオーディオの平均レベルを通知するもので、補正をかけたり、出力のフォーマット変化させるものではありません。この点では、他のパラメータ、ビットレートなどとは、性格を異にします。

平均レベルは、収録〜ミックス作業において、制作者によって意識的にコントロールされるべきものです。伝統的に映画では -27dB、放送では -20dB、CD のような純然たる音楽メディアでは (誤)0dB -->(正)-16dB にコントロールされますが、制作者の望む効果によって、上下されます。

Compressor の段階で、ダイアログ正規化レベルを大きく変更する必要がある、もしくは設定すべき値が見当もつかないというのは、その前段階までの作業が、うまくいっていない、コントロールされていないということです。


収録はもうやり直せないでしょうから、とりあえずミックスをきちんとやってみてください。CD 制作におけるマスタリングという作業をやってみてください。そうすれば、ダイアログ正規化に設定すべき値は、自ずと決まります。


このメッセージは次により編集されています: 翡翠 うひゃ、平均レベルが 0dB なんてあるわけないじゃん(^^;)。

2009/10/06 22:39 Ma-san への返信

Ma-san


Dolby AC-3のインスペクタ、「前処理」のタブで「圧縮プリセット」が『フィルム標準圧縮』になっていると思うので、これを『なし』にすると良い様です。


ご存知だと思いますが、MA済みの素材やFCP側で音量調整が済んでいないと、音割れなどが発生する可能性もありますのでご注意下さい。

2009/10/07 00:47 翡翠 への返信

翡翠さん、さっそくのご返答ありがとうございます。


私の説明が足らなかったのでちょっと分りずらかったかもしれませんが、編集完了時にはいわゆる

音声のマスタリングというものも終わった状態になっています。音の小さいシーンがあるというのは

その中でも厳かなシーンで音声があまりないシーンがあるという意味でした。


もう少し分りやすく書くべきでした。すみません😟


今回制作したDVDは、チェックに普通の民生用のブルーレイプレイヤーとテレビを使って確認して

いるのですが、普段テレビを見るときよりかなり音声をあげないと全体的に適正レベルに聞こえない

ので困っているという次第です。ただオープニングに使ったwaveファイルだけは普通に大きい音が

でるので、Dolbyに変換の際になにかあるのではといろいろ試行錯誤を繰り返している状態です。


そもそも、ダイアログ正規化というものがよくわからず、どうにか音量をあげたいと思いヘルプを見て

間違った解釈をしてしまったようです。


ネット検索でDolby Digitalのダイアログ正規化について調べて何となく分ったのですが、そもそも

ダイアログの正規化というものは、コンテンツごとに違う音の大小をその正規化のの数値をもとに

対応したAV機器が自動で調整してくれるものであるという事であっているのでしょうか?


そうなると実際にテレビで視聴する際にはダイアログの正規化の数値は音量にも関わってくるのでは

ないのでしょうか?


初心者なのでたびたびですみませんが、よろしくお願いします。

2009/10/07 06:20 タカシ への返信

タカシさんへ


情報ありがとうございます。

なにぶん初心者なので、あまり詳しくないので恐縮です。


タカシさんがおっしゃっている「圧縮プリセット」を『フィルム標準圧縮』から『なし』にするという情報は、

ぜひとも試して見る価値があるものだと思いました。


今日は無理ですが、明日台風で身動きがとれなくならない限り、早速試してみようと思います。


ありがとうございました。


結果は後日アップしたいと思います。

2009/10/07 22:05 Ma-san への返信

Ma-san


この辺り、まだポスプロ等のDVDオーサリング担当者と話した事はないのですが、MA済みならばDVD(AC-3)エンコード時に余計なコンプレッション、エキスパンションが掛かるのもどうかな?と思うのです。

Dolbyの説明を見ると家庭用のテレビで見る時に小さい音が聞こえなくならない様に、大きな音で割れ(歪まない)ない様にという事なので、安全策みたいなものと考え、とりあえず「なし」でやっています。

(私の所ではCMなどが殆どなので極端な音量、音圧になる事も無いので、今はこれでやっています)


もう一つはCompressorではオーディオのメーター、特にゲインリダクションメータがないのでどの位上下に変化させているか判らないので、適当にやるなら「なし」でも良いかと。


では、自分で撮影したり、MAした場合ですが、この辺はMAする機材や機能だけでなく、モニター環境や調整の技術的な能力もあるので、「なし」ではなく、「フィルム標準圧縮」にして調整した方が良いのかも知れませんね。

私も会社ではFCSのモニター用にGENELEC8020を使っていますが、環境もあるし能力的にもMAは無理です(やはりノウハウが違うので。笑)

2009/10/07 22:31 タカシ への返信

「圧縮プリセット」は、DRC の設定ではなかったでしょうか? DRC は、エンコードの設定には基本的に影響せず、再生時のプレイヤーの、デフォルトの動作を決めるフラッグを立てるだけでは? DRC は、ON/OFF、効きの強弱まで、ユーザーがプレイヤーや AV アンプでコントロールできるので、この設定に依存した制作は、まずいんじゃないかな〜?


あと個人的には、


私の説明が足らなかったのでちょっと分りずらかったかもしれませんが、編集完了時にはいわゆる

音声のマスタリングというものも終わった状態になっています。音の小さいシーンがあるというのは

その中でも厳かなシーンで音声があまりないシーンがあるという意味でした。


「厳かなシーン」が、聞き取りづらい状態ってのは、(やったんだろうけど)マスタリングが失敗してるって、判断します。

2009/10/11 16:07 タカシ への返信

タカシさんへ


ご連絡がおくれました。


タカシさんに助言を頂いたとおり「圧縮プリセット」を『フィルム標準圧縮』を『なし』にしてみたところ、全体の音量が上がりました!

今回はそれほど厳密に音の調整をしなければならない訳ではなかったので、これで問題が解決できとてもほっとしています。


ただ、全般的にまだ知識が全然ないので、これからもっと勉強して行きたいと思っています。


これからも何かありましたら、よろしくお願いします。

ありがとうございました。


翡翠さんも、いろいろな情報をありがとうございました。

このスレッドはシステム、またはAppleコミュニティチームによってロックされました。 問題解決の参考になる情報であれば、どの投稿にでも投票いただけます。またコミュニティで他の回答を検索することもできます。

Dolby Digital Pro 2.0 に変換すると音量が低下してしまいます…s

Apple サポートコミュニティへようこそ
Apple ユーザ同士でお使いの製品について助け合うフォーラムです。Apple Account を使ってご参加ください。