みなさん、こんにちは。
私もIntel iMacでのフリーズに悩まされています。少々長くなりますが、説明します。
その前にまず、みなさんのiMacについて機種を特定できるように、もう少し詳しく書いていただけるともっと役立つかと思います(スレッドの内容に即した情報を最低限でいいと思いますので教えてください)。
私のiMacは、
iMac 20インチ、 Late 2006
機 種 ID: iMac5,1
GPU: ATI Radeon X1600
OS: 10.6.3
です。
さて本題に入りますが、当方で発生している問題は若干みなさんと違うことを断っておきます。しかし類似性を見つけられるかもしれないので、書き込むことにしました。原因の追及は現在アップル・コール・センターへの相談にいたっております。
まず、画面が「真っ黒」または「真っ白」になるという現象は確認していません。
とりあえずフリーズの現象について、機種は違いますが、ほぼ同じ症状を記したスレッドがありましたので、お手数ですが以下を1度参照ください。
「intel iMac フリーズ」
上記スレッドで登場する機種は、私の所有する機種とは違いますが、ほぼ同じ症状です。
特別な操作(「重い処理」とか「フリーズした理由に心当たりがある」)をしているわけでもなく、突然画面がフリーズ。私の場合 は、ケース・バイ・ケースでマウス・カーソルのみ動き、数分待つとウェイティング・カーソルに変わり、そのまま続くか、じきにマウスすら動かなくなったりと様々で、最終的に電源ボタンの長押しで強制終了することになります。冗長的になりますが、ウェイティング・カーソルが出ているので処理待ちを指摘される方がいるかもしれませんが、メニューバーに表示させてある時刻が止まっていればフリーズであることを容易に確認できます。また、アロー・カーソルの段階で操作を受け付けていないこともすぐに分かります。キーボードの操作は一切できません。
少し前までは、発生する条件が不明でしたが、以下の条件に気づきました。ただし絶対という自信はありません。「おそらく」という程度なのをお断りしておきます。
・ 部屋の気温が春にしては暑いかなと感じた日
・フリーズする前兆であるかのように、色がグラデーション状に画面の一部にかぶる(面積は大小様々、色はCMYのいずれかであることが多い)、スクラッチ様のノイズがウインドウや表示させた各メニュー、何もウインドウが開いていないならデスクトップに入る。
ただし、ここが皆さんとの大きな違いなのですが、ノイズはX軸方向に入ります。ノイズは簡単に消えることはなく、ウインドウを閉じるとか、Safariでページを更新したタイミ ングまで維持されます。
ここで私は、気温が高かった日はファンの回転数を上げて、CPUとGPUを冷却することにしました。観察の結果、50度前後が危険帯で、45度以下に下げておけば、ほぼ安心という結果でした。くりかえしますが、熱が原因だとは思っておりません(後述に詳細)。ただフリーズが怖くてファンの回転数を下げられないだけです(験かつぎに近いです)。つまりはじめ原因は熱暴走じゃないかと思ったわけで すが、さすがに50度前後というのは「熱い」とは思えない。しかも再び47度あたりで突然のフリーズです。これはハードウェアの故障を疑うべきかと、定番の以下を試みました。
・10.6.2をインストールした外付けHDDからの起動 >>> フリー ズ発生 >>> 内蔵HDDのシステムの破損の可能性なし
・ハードウェア・テスト「全テスト」 >>> 結果のメッセージは「問題なし」
・SMCリセット/P- RAMクリア >>> フリーズ発生
原因の特定にはいたりませんでした。当然、ディスクの修復とアクセス権の修復は最初に行っています。
問題なのは、ハードウェア・テストの結果が「問題なし」ということです。ちなみに前述の「熱」原因回避の冷却対策は、ファンの回転数を変更することで実現しているため、テスト中はたいへん「悪い状況」のはずですが、なにごともなく約40分にわたる4度 のテストを無事終了させました。
そこで内蔵HDDで起動後、「コンソール」アプリケーションでログを調べることにしました。フリーズしてもカーネル・パニックの表示はありませんし、「CrashReporter」の起動もないからです。まず「CrashReporter」のログが残されているか探しましたが見つかりませんでした。
次にフリーズしていた時間は分かっていたので、「すべてのメッセー ジ」をチェックすると、何かあります。
10/05/07 3:11:42 kernel ATIRadeon::wait_for_rb_space: Overflowed block waiting for FIFO space. Have 4, need 5. RBBM_STATUS 0x94014100
10/05/07 3:11:54 kernel ** ASIC Hang Log Start **
10/05/07 3:11:54 kernel 0x010171c5 00040100 00000000 200801b0
10/05/07 3:11:54 kernel 0x1b014054 c0002a0c 00000002 00000008
10/05/07 3:11:54 kernel 0x00000047 00000000 00002323 94014100
10/05/07 3:11:54 kernel 0x00080102 00000000 00000001 40000000
10/05/07 3:11:54 kernel 0x60003ee6 0004000a 00000000 00800000
10/05/07 3:11:54 kernel 0x00000003 0000444f 10040008
10/05/07 3:11:54 kernel 0:0x000101ce
10/05/07 3:11:54 kernel 1:0x090081e0
10/05/07 3:11:54 kernel 2:0x00000510
10/05/07 3:11:54 kernel 3:0x00000578
....... (省略)
10/05/07 3:12:04 kernel 1021:0x25402ca8
10/05/07 3:12:04 kernel 1022:0x01840011
10/05/07 3:12:04 kernel 1023:0x05214100
10/05/07 3:12:04 kernel 0x3304e684
10/05/07 3:12:04 kernel ** ASIC Hang Log End **
...あるのですが、意味が分かりません。そこで、以下のスレッドを参照ください。
「2004年夏に販売されたeMac 1.25G(USB2.0)で、突然画面がフリーズする現象について」
(最初のATIRadeonのメッセージで、Googleで検索するとMac Proに搭載されたRadeonのグラフィックカードに関するページがありましたが(ページの下の方ですが類似のメッセージを確認できます)、英語で、私が内容を理解していない以上紹介すべきではないと思いましたが、ほかに情報が少なかったので一応.......リンク〜Google翻訳経由〜)
この「32004年夏に販売されたeMac...」スレッドに登場する機種は少々以前のものなので参考にしていいのかとは思いますが、気になるのは、ここでも登場する「ATIRadeon」という単語です。
しかし自分のiMacに当てはめて考えるのは希望的すぎるきらいもあります。でも新たな問題が発生しているのかもしれませんし、ユーザーが通常知り得ない情報を得られる可能性もあるのでアップル・コール・センターの修理窓口に電話しました。
(すでに「ATIRadeon」という単語からは「問題あるかも。疑ってかからないといけない」というマイナス・イメージが固定しつつあります)
結論は、ハードウェアの故障で約50,000円弱の修理費用を告げられました。当然、申し込みませんでした。
ここで分かったことは、私が「ユーザー側でできること」はすべてやっている、ということだけでした。ただ了解できないのは、ハードウェア・テストでの「問題なし」の結果は無視ということです。テストで拾えなかった故障であろうということです(見つけられない問題があるツールをなぜユーザーに試させるのか?(経験した人なら分かると思いますが消沈の中すがる思いで「ハードウェア・テスト」を実行し 「問題なし」と「お墨付き」を得た後に「それ忘れて」。希望の光が射した瞬間彼方に黒いりんごマークが接近し神々しく自分を包む光を遮っていくのですよ...) 修理の際にハードウェアの故障箇所/原因を特定できるのか? ロジックボードを交換して再発しなかったからユーザー責任のハードの故障でしたと言い切れるのか? なんか大事なこと見逃していないか? だから「ATIRadeon」がトラブルから卒業できないんじゃないのか?)。
私 は、とりあえず曖昧な記憶だったんですが、10.6にしてから(勝手に前兆といっている現象の)ノイズを確認しているとつげ(時期は正確ではないが確かにその頃。ただの偶然の可能性もかなり高いと思うとお断りしておきます)、ATIRadeonのドライバの問題はないのか? ハードとソフト単体の問題ではなくATI関連双方の複合的な問題の可能性はないかと問いましたが、現状で手元にそういった情報はないとのこと。これ以上のやり取りに結果はついてこないと判断して切り上げましたが、どうも軽いストレスが残ります。かといって双方原因を特定できないのにどちらが悪いという話でもありません。現物が目の前になく情報も少ないなか対応してくれた方のほうが気の毒と言えるでしょう(たいへん上手な対応をされる方でした)。ただやはり原因を特定できないままロジックボードを交換して結果再発しないなら原因はロジックボードでしたというのは修理にあたらないと思うのです。だから「リペア・プログラム」を1度で済ますことができないのでは? とも思うのです。
それで、この段階でハードだけの問題と決めちゃって大丈夫かと告げ、10.6未満のOSで テストしてみる必要性を提案しましたが、どうやら不満のようで、私は別にいいんですが、ちょっと意地悪で、ロジックボード故障の自信の根拠は何かと問いま した。答えはありませんでしたので、経験として交換すりゃ直っているということ? というと、返事はなく曖昧に逃げてくれました(別に喧嘩がしたいわけではありません)。そこで改めて念のため10.5で起動させてみた方がいいかなあ? という私の提案に遠慮がちに同意していました。何のことはありませ ん。私はあらゆる可能性をこの段階でも排除せず、他に私が試していないことを言っただけです。もうこのとき「Radeon」という単語が呪文のように頭の中で繰り返されていましたから。だから、経験を武器に勘がロジックボード交換を薦めるというのなら、その可能性はずいぶん高いなあ、というのが正直な私の印象です。
なお現在、10.6以外でのテストは、環境が整っていないので実行できていません(10.6のディスクすら見つかりません)。ソフトだけの問題だという希望がほぼ砕かれたので、他にもやることがあると腰が重くて...
さて、修理窓口では、当然こうも言われました。「使い方や環境によって壊れるタイミングは変わります」。たった3年で壊れるの? という私の問いに対してです。
私のiMacはちょうど今、買って3年です。仮にハードの故障であったとして、3年で壊れる使い方・環境をAppleはどう想定しているのでしょうか? たとえば前述に紹介し たスレッドにあったコンデンサの不良など、問題発生当初こそユーザの責任となっていたはずです。つまり「コンデンサが膨張したのはユーザの使い方・環境が 過酷だったから」ということ? まあ、大企業がそんな無茶は言わんですかね。
仮に、出荷されるあるパーツの故障率は10万に1つ(仮に不良は10万個に1つ出ます)、として偶然そのパーツを使用したマシンを買ったユーザが「大切」に使って、3年後に不良が顕在化して故障しても、それはやっぱり使い方・環境による差異はあり、早くに出た故障であってメーカーに責任はありません、ということになるんでしょうか(メーカーが想定する「普通に使っ」たら不良パーツ使用の製品は保証期間内にきちんと壊れてくれる)。メーカーが故障の原因をきちんと追究して特定し、そうであった場合とそうでなかった場合を確実に区別することができ、かつ誠実でなければ、ユーザーが被った損害は、ただ運が悪かっただけとして片付けられてしまうのではないでしょうか(いじわるですかね? 情報を交換する場では許されない予断ですか? まあ無視してください)。
私からの情報は以上です。
蛇足ですが追加しておきます。
私のiMacのフリーズのケースは、ダッシュボードを開いた瞬間にも起こりましたし、「Time Machineに入」っているときにも起こりました。致命的だったのは、Time Machineのバックアップ中のフリーズです。バックアップ用の外付けHDDは初期化を避けられませんでした。私のケースで問題なのは、フリーズしてもバックグラウンドで動作しているアプリがある可能性が高いということです。書き込みを伴う作業中なら涙がこぼれないよう天井を仰ぐしかないでしょう。強制終了すればその数だけHDDのデータ破損の機会があるわけで、今回の頻繁に起きるトラブルで現在までに内蔵HDDにエラーが発生していないのは奇跡的なことだと感じております。私の残りの人生すべての運を使っているといってもいいほど頻繁に強制終了させては内蔵HDDの無事を祈っています。いずれ今回のトラブルが原因で内蔵HDDは使えなくなるでしょう。強制終了はMac昇天への近道です。何とかならないかと考えていますが、現状ではこれ以上手が出ません。こんな形で「寿命は使い方・環境で差があります」という言葉をいやいや実践し、実感させられるとは思いもよりませんでした(きみはえらいなあ、アップル・コール・センターのお兄ちゃん...)。
みなさん、くれぐれもバックアップを忘れず に。問題が解決するまで重要なデータは扱わない、保存しないのが1番かと思いますが、そうはいかないのが現実だと思います。仮に外付けHDDを用意しても必要なときだけマウントさせることになるでしょうから面倒は避けられません。フリーズしたら時間がもったいないといって慌てずに、しばらく静観し、耳をそばだてて電源ボタ ンを長押しするタイミングを計りましょう。そして意を決して指先に力を込め、心の中で何度も何度も叫ぶのです。
Jobs! Jobs! Jobs! .......... Jobs, help me!!
(みなさんがMacの不調とデータ損失の危機に直面してためたストレスを少しでも解消できればと思いましたが......)
ほんとは疲れただけです。 だから無視してください。