Apple の脅威の通知と金銭目当てのスパイウェアへの対策について

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FileVault ホームフォルダの修復

はじめて投稿させていただきます。


FileVaultを使用しておりましたが、ログインできなくなりました。

ホームフォルダ内のファイルの救出にお力をお貸しいただけないでしょうか。


「FileVaultで保護されたホームフォルダを開けませんでした。修復が必要です。」というメッセージが出て、OKボタンを押しても、

「今はユーザアカウント"MyAccount"にログインできません。」というエラーが出てログインに失敗します。


install DVDで起動し、ディスクユーティリティからディスクの修復、ディスクのアクセス権の修復を行いましたが、症状は変わりません。


違うアカウントでログインし、/Users/MyAccount/MyAccount.sparsebundleを外付けUSB HDDにコピーしました。

ダブルクリックしてみても、パスワードを聞かれた後、「マウントできるファイルシステムがありません」というエラーが出ます。

ディスクユーティリティでディスクの修復を試みても、「ボリュームの修復に失敗しました:認識されないファイルシステム」というエラーが出ます。


実は、エラーが出るようになる直前に、MyAccount.sparsebundleを丸ごとバックアップをとってあったのですが、これも同じように破損しているようで、バックアップの意味をなしません。


このバックアップを取った後、ログアウトし、スリープさせ、数時間後スリープから復帰させたところ、ログインできなくなっていました。

(ログアウト時、cmd + shift + Qが効かなかったので、メニューからログアウト。)


SakuraPandaさんの投稿は一通り目を通しました。

現在、別のmacで、問題発生直前のsparsebundleイメージを対象に復旧作業をしております。

どんなアドバイスでも構いませんので、ご助言、よろしくお願いいたします。


ログインできなくなったmac: MacBook Air (2008年10月発売) Core 2 Duo 2.13 GHz, SSD 128GB, OS 10.6.3

投稿日 2010/05/20 22:54

返信
返信: 30

2010/05/22 03:39 choq への返信

Sparsebundleがすっぽり入るVolumeを作り、Disk Utility - Image - Scan Image for Restore...でSparsebundleをScan... Scanが成功すれば、そのVolumeにRestoreする事は可能だと思うのですが、Scanで跳ねられれば駄目ですけど。

# Volumeなら内部Fileが壊れていてもFirst Aidで直せるかも知れません。

2010/05/22 06:34 HAL への返信

HALさん、情報提供ありがとうございます。


おそらくは、"hdiutil attach -nomount" でディスクユーティリティから見える状態になるのであれば後は通常のディスクの修復と同じ要領なのかもしれません。

上にも書きましたが、attachしてしまうと、ディスクユーティリティから見える状態になりますが、「ディスクを修復」「ディスクを検証」ボタンが押せなくなります。

attachせず、ドラッグ&ドロップで左側のウェルに登録すると、それらのボタンは押せますが、「ボリュームの修復に失敗しました:認識されないファイルシステム」というエラーが出て先に進めないんです。



と考えると、DriveGeniusでダメでもData Rescueで救えるケースもあるかもしれません。

そろそろ商用ソフトに頼る段階にきているのかもしれませんね。

2010/05/22 06:39 HAL への返信

HALさん、情報提供ありがとうございます。


おそらくは、"hdiutil attach -nomount" でディスクユーティリティから見える状態になるのであれば後は通常のディスクの修復と同じ要領なのかもしれません。

上にも書きましたが、attachしてしまうと、ディスクユーティリティから見える状態になりますが、「ディスクを修復」「ディスクを検証」ボタンが押せなくなります。

attachせず、ドラッグ&ドロップで左側のウェルに登録すると、それらのボタンは押せますが、「ボリュームの修復に失敗しました:認識されないファイルシステム」というエラーが出て先に進めないんです。



と考えると、DriveGeniusでダメでもData Rescueで救えるケースもあるかもしれません。

そろそろ商用ソフトに頼る段階にきているのかもしれませんね。

2010/05/22 09:17 choq への返信

choq さんによる書き込み:


上にも書きましたが、attachしてしまうと、ディスクユーティリティから見える状態になりますが、「ディスクを修復」「ディスクを検証」ボタンが押せなくなります。

これは、attachしていないとOS側がイメージファイルの破損を認識しないからです。attach後は、

“+MyAccount+.sparsebundle”にアクセスするにはパスワードを入力してください:
/dev/disk2

となるので「ディスクを検証」等と選択出来なくします。

パーティションをまったく認識してませんね^^;


/dev/disk2が表示されると言うことは、暗号化の解除には成功しているはずなので、DriveGeniusとData Rescueの出番ですね。



以下は本題と関係無いので、無視して頂いてもかまいません。

それと、全ての書込に1個づつ返信される必要は、無いと思います。ある程度、まとめて返信で良いのではないかと。

でないと、choq さんが大変です。(例えば「皆さん、ありがとうございます」と書いてから、本題を書くとか。そうすると「無視された」と思われずに済みます^^)

2010/05/22 10:32 choq への返信

上にも書きましたが、attachしてしまうと、ディスクユーティリティから見える状態になりますが、「ディスクを修復」「ディスクを検証」ボタンが押せなくなります。


xxx.sparsebundleの下に半透明のディスクアイコンは表示されますか?


そろそろ商用ソフトに頼る段階にきているのかもしれませんね。


Data Rescueのデモ版でファイルが救出できそうかとりあえず試してみるといいと思います。

それで一つでもファイルが救出できる状態なら購入すればいいですし,Data Rescueでダメなら他のソフトウェアでも難しいかもしれません。

2010/05/22 11:32 choq への返信

強制的にsparsebundleファイルを壊して(パッケージ内のbandsフォルダ内のファイルを一つ削除した)Data Rescueで修復できそうか確認してみました。

"hdiutil attach -nomount" とするとディスクユーティリティでは半透明のディスクは見えないのですが Eject のボタンは押せるようになります。

#choqさんのところでも "/dev/disk2" は表示されるようなのでたぶんここまではいけているはず。


その状態でData Rescueを実行して "Show Virtual (.dmg file) devices"(英語版で試しているので日本語だとどうかはわかりません。すいません)にチェックを入れると,"Unknown" というディスクが表示されます。

それに対して作業をすすめていくと内容が見えることまでは確認しました。(実際にファイルが正常に取り出せるかまでは試していません)

ここまでの作業がDemo版でも正常にすすめばファイルが救出できる可能性はあるかもしれません。


ご参考まで。

2010/05/22 19:39 HAL への返信

HAL さんによる書き込み:


強制的にsparsebundleファイルを壊して(パッケージ内のbandsフォルダ内のファイルを一つ削除した)Data Rescueで修復できそうか確認してみました。

私も、試みてみましたが、ちょうど良く壊れません。/dev/disk2がでないで、単にマウント出来ませんでした。

2010/05/24 22:21 choq への返信

みなさま、色々とアドバイスありがとうございます。

返信が遅くなりましてすみません。


いろいろ試した結果をご報告すると、


・ディスクユーティリティ「復元するイメージをスキャン」は"引数が無効です"というエラーが出てスキャンできません。

・イメージの暗号化解除は可能なようで、パスワードを聞かれてすんなりできます。

・「xxx.sparsebundleの下に半透明のディスクアイコン」は表示されません。attach後、「取り出す」ボタンでattach解除可能です。

・hdiutil attach -nomount -noverify -ignorebadchecksums -noautofsckでも状況は変わりませんでした。

・Data rescue体験版では、比較的ディレクトリが浅いところに置いていたファイルをディレクトリ構造込みで取得できるのを確認しました。体験版ではファイル1つしか復元できないのですが、試したjpgファイルはきちんと復元できず、上1/4くらいしか表示されない中途半端な画像ファイルとなりました。

・その他、ディレクトリ構造が壊れたファイル、ファイル名が壊れたファイルを多数認識しました。


やはりサードパーティの復旧ソフトは有効そうです。

DiskWarriorのホームページに、FileVault修復への言及(スペルが...)があり、どれから試そうかちょっと迷っています。

http://www.senko-corp.co.jp/alsoft/DiskWarrior4.htm


特に、過去1ヶ月に作成・更新したファイルを復元したいと考えております。また、過去1ヶ月に作成・更新し、復元できなかったファイルのファイル名も取得したいです。

この状況(暗号化解除可、attach可、mount不可、partition情報認識不可)で、Drive Genius, Data Rescue, DiskWarriorの優先順位はありますでしょうか。

2010/05/24 22:27 choq への返信

choq さんによる書き込み:


特に、過去1ヶ月に作成・更新したファイルを復元したいと考えております。また、過去1ヶ月に作成・更新し、復元できなかったファイルのファイル名も取得したいです。

この状況(暗号化解除可、attach可、mount不可、partition情報認識不可)で、Drive Genius, Data Rescue, DiskWarriorの優先順位はありますでしょうか。

ファイル名の取得は不確実ですが、イメージファイルのフルコピーが取れるのですから、イメージファイルをコピーして「片っ端から試す」が正解と思います。ファイル名が分からなくても救出出来れば、何とかなるファイルもあると思いますので。


ちなみに、Drive Geniusで修復をかけて(修復が)無理なら、Data Rescue, DiskWarriorのどちらからでも良いので、ファイルの復元に挑んでください。

2010/05/24 22:56 choq への返信

この状況(暗号化解除可、attach可、mount不可、partition情報認識不可)で、Drive Genius, Data Rescue, DiskWarriorの優先順位はありますでしょうか。


人に勧めるクセにどれ一つとしてまともに使ったことがないのでどれが実績が高いとか言えないのですが一般的によく言われるのは「Data Rescueは他のソフトを使う前に試した方がいい」ということでしょうか。

Data Rescueのホームページにもその旨は書かれています。

2010/05/25 00:44 choq への返信

・ディスクユーティリティ「復元するイメージをスキャン」は"引数が無効です"というエラーが出てスキャンできません。

SparsebundleだとチェックされててしまうのでDMGならどうでしょう。

# 当方はDMGのScanを行いVolumeに復元します。ただしScanで引っかかると駄目ですが...

2010/07/16 18:13 choq への返信

みなさま


投稿に間があいてしまい申し訳ありません。

結局、サードパーティのソフトウェアを使って、部分的に復旧させることができました。

みなさま、色々とアドバイスをありがとうございました。いただいたコメントは精神的な支えでした。

このフォーラムの趣旨にあっているか自信がないのですが、まとめと、同様のトラブルを抱えた方への情報として、私が行った復旧作業の内容をお知らせします。


方針:

A. 問題発生から遡って1ヶ月以内に作成、変更を加えたファイルのリストを取得する

B. それらのファイルを復旧する

C. 復旧できなくても、Aのうちどのファイルを失ったか分かればよしとする。


作業1:DiskWarrior4.2 英語版を使用


日本語版の最新版をすぐ手に入れられる環境になかったため、やむなく開発元のAlsoftのサイトで購入。

ソフトは購入後すぐにダウンロードできる。起動用DVDは米国向け送料プラス$3で世界中に発送可。


DiskWarriorは個々のファイルを復旧させるというよりも、HDD全体のメンテナンスをするという方針のソフトのようです。

復旧目的で使うには、イメージファイルをコピーしてから作業した方がよいです。


正常なFileVault以外のディスクイメージはこのソフトのメニューから選択できないようで、

sudo hdiutil attach -nomount MyAccount.sparcebundle

コマンドが必要。これにより復旧したいイメージを認識させて、"Rebuild"を実行。

あっというまにイメージ(~60GB)の検査が終わり、修復後のpreviewも見ることができる。

"Replace"ボタンを押すと実際にイメージへ変更を書き込むので要注意。(メンテソフトなので当たり前ですが)


この時点で、イメージディスクのマウントが可能になり、ディレクトリ構造の完全な修復に成功。

findコマンドでファイルリスト作成。方針Aは達成。


しかし、喜びもつかの間、アクセスできるようになったファイルは、ことごとく破損。

まともに開けるファイルはなに一つありませんでした。

問題発生直前にコピーしたイメージファイル、発生後に他アカウントを使用してコピーしたもの、結果は同じです。


作業2:Drive Genius 2 デモ版


そのソフトの「情報」メニューではattachされたイメージを"ドライブ"として認識するのですが、「修復」メニューではハードとして存在する"ボリューム"しか選択できませんでした。

これがデモ版による制限なのか、このソフトの仕様なのかは、よく分かりませんでした。しかし、他のデモ版による制約はその旨表示されるので、ソフトの仕様と判断、購入には至りませんでした。


作業3:Data Rescue 3.0.0


このソフトはメンテ系のDiskWarriorとは違い、個々のファイルの復旧に力を入れたソフトのようです。


イメージファイルを認識させるには、「詳細ビュー」から「ディスクイメージを表示」にチェックを入れる必要があります。

実際のイメージのスキャンには、60GBで3時間ほどかかりました。(USB外付けHDD使用)

認識できたディレクトリ構造は、大雑把に総ファイルの半分くらいでした。

ディレクトリ構造・元のファイル名が不明で、ファイルタイプだけ判別できたファイルもリストされます。

そこから必要なファイルを選択して実際に復旧します。(復旧ソフトですので上書きはしません)

復旧成功率も約半分といったところで、コピーに成功しても開けないファイルも多数ありました。

(イメージファイルの破損状況によるのでしょう。そのようなファイルには大抵赤いラベルが付けられるのでこのソフト自身も認識しているようです。)


全ファイルの復旧は無理でしたが、DiskWarriorで作成したファイルリストを基に、どうしても必要なファイルは運良く全て復旧させることができました。(方針Bをほぼ達成。)


この他、メールはIMAPを使っていたのですべてサーバ側に残っており、添付して送ったメールから回収できたファイルもありました。ネットからダウンロードしたカタログファイルなどは、再ダウンロードで済ませました。写真などは、デジカメのメモリーカードから復旧できました。

それからズボラな性格が幸いし、最近のファイルは多数Dropboxディレクトリに放り込んだままであった、ということも判明、はずかしいやら、うれしいやらでした。(方針Cを達成、ここから遡って方針Bを補完することに成功)


私の場合、過去1ヶ月分のファイルのみで構わなかったのと、DiskWarriorであらかじめ復旧したいファイルが分かっていたことが功を奏したようです。


まとめさせていただくと、DiskWarriorでどうしても必要なファイルを絞り、Data Rescueにてピンポイントで復旧、が有効でした。

その際、sudo hdiutil attach -nomount MyAccount.sparcebundleコマンドは必須です。私の場合幸運にも、このコマンドでattach及び復号化が可能でした。

どちらのソフトも驚くほど優秀なソフトでしたが、得意・不得意があるようなので組み合わせるといいようです。

その際、それぞれのソフトでなるべくイメージファイルはオリジナルに近い状態から復旧を始めることが重要でした。


みなさま、色々とアドバイスをありがとうございました。何か補足等必要でしたら、追記致しますのでご指摘ください。

今回の私の経験が誰かのお役に立つことを願って、書き込みさせていただきました。

コメントをいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

2010/07/16 20:09 choq への返信

部分的とはいえ必要なデータが救出できたとのことなによりです (^^)


今回の私の経験が誰かのお役に立つことを願って、書き込みさせていただきました。


マウントができないFileVaultの暗号化イメージからのデータ救出成功例というのは報告が少ないのでかなり有用だと思いますし、有用でなくても結果報告がいただけるのは単純にうれしいです (^^)

#結果報告がないと結局解決したのかどうなのかわからないままモヤモヤした気持ちが残るので (^^;


最後に・・・

データを救出する方法がわかったとはいえ大事なデータでリスクは負いたくないでしょうから、今後Data RescueやDisk Warriorのお世話にならずにも済むようなバックアップ体制の構築をお忘れなく (^^)

FileVault ホームフォルダの修復

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