バッテリー交換に応じて貰えない件
MacBook(13inch early2008 ブラック 2.4GHz)を使用していますが、現在バッテリーが膨張して、下から本体を持ち上げている程の状態です。
結果的に内部からトラックパッドを押し上げており、トラックパッドの制御にも支障が出ている始末・・・
バッテリーの容量はまだまだ十分なので、容量不足による交換時期には程遠い状態です。
これらをサポートに電話相談しても、「消耗品扱いとなり有償交換です」の一点張り。
ちなみにジーニアスバーに持ち込めば「即交換します」と対応して頂いた方が多数いらっしゃるとか。。。
(ディスカッション内だけでも同様の苦情が多数投稿されていますので、詳細はそちらを参照ください)
これ、どう考えてもこれらのバッテリーが「欠陥品であり交換すべき症状を起こしている」事をジーニアスバーが認めているのは明らか。
なのに、電話対応のコールセンターでは「そうなるのが当たり前」として一切応じない。
つまり直接対面でサポートをする立場の人間と、電話で声だけの対応で済む立場の人間とで対応の態度が全く違うという事。
ジーニアスバーは全国でも数カ所しかなく、特に地方の人間にとっては簡単に出向く事が出来ないし、そもそも行くだけの交通費で高くつく。
という事で、ジーニアスバーに行けない多くのユーザが泣き寝入り状態である事は、あちこちに投稿されている記事を見ても想像がつく始末。
「膨張は仕様の範囲であり、爆発はしないので問題ありません」
「トラックパッドに支障が出ても、バッテリーを外せば障害がないのであればバッテリーを交換すればいいという事になるので不具合ではない」
「但し、膨張のせいで本体そのものにヒビが入った場合など、本体側に明らかな症状が出た場合は対応出来るかもしれない」
というAppleの主張。
よくこんな事言えたもんだと呆れて声にならない。
(既にその徴候がこんなにはっきり出ているじゃないか・・・)
こんな非常識が通る世の中だと思っているのであれば、ユーザはAppleを見放すだろう。
少なくとも私は、この一件でAppleへの社会的信頼性が格段に落ちた。
という事で、私のMacBookはこのまま使い続けると一体どうなるのだろうか・・・
(補足)
その後色々調べたが、どうやら「バッテリーの膨張」に関する見解は微妙らしく、可否の双方で意見がある様だ。
第三者の公的機関の見解としても「欠陥」というより「仕様の範囲として認められる」らしく「双方の協議において解決を求める」らしい。
なんだかほんとスッキリしないですね。
バッテリー膨張が当たり前に起きるという事実はまだまだ消費者には浸透していないと思うので、今後暫くは問題になりそうですね。
何れにしても、これが当然の仕様だとすると早く仕様が変更される事を望みます。
(その後)
という事で、結局何の解決にも至らないまま時間ばかり経過しましたので、バッテリーは新調しました。
Appleサイドからも何らアクションがある様子もなく、私もジーニアスバーに行く余裕もないので、変わり果てるMacBookが痛々しく取り敢えず健全な状態にしてあげました。
でもね、これからも(販売から数年経過した頃)どんどんこういったユーザの声が上がってくると思うんですよね。
Apple社としても問題は把握している筈だし、何かしら次世代バッテリーへの「改良」は進めているんじゃないかと思うんです。
Apple製品はMacだけじゃないしね・・・
なので、せめて「過去の問題に対して製品をどう改良したのか」という何らかの情報を提供していってくれないかぁ・・・
これじゃ「Apple製品ってこうなるの?」って今後の製品購入をためらう事になるんで。。。
MacBook, Mac OS X (10.6.3)