(もう解決したでしょうか?)
その数値計算のプログラムはどのようなプログラムでしょうか。
自作のプログラムとかでしょうか。( あまり最適化はされてない? )
1スレッドのみを使うプログラムを 1つ動かし、1つのコアのみが動作している状態(他のコアは 5%未満)ということでしょうか。
( 動作するコアが移り変わることはあると思いますが。)
> Mac Pro 2.66GHz (2006)、2.8GHz (2008)の結果と比較するとクロック周波数換算で1.9GHz程度です。
この 1.9GHz というのは、同一のプログラムを動作させたときの実際に計算するのにかかった時間から求めたものでしょうか。
( 2.66[GHz] * (2.66GHz MacPro での計算時間) / (Westmere Mac Pro での計算時間) = 1.9[GHz] ? )
また、メモリ容量も 2.66GHz や 2.8GHz の Mac Pro より多いということで良いでしょうか。
( あまりはっきり覚えてませんが、2.66GHz とか 2.8GHz の Mac Pro というのは、Core 2 Quad のような Xeon と FB-DIMM のシステムだったでしょうか。)
1スレッドのプログラムで、実際の動作速度が 2.8GHz Mac Pro より遅いというのはあまり考えられないように思いますが、
一つ思いついたのがメモリですが、メモリの構成はどのようになってるでしょうか。
もし、'同一のメモリを 3枚' という構成でないなら、トリプルチャンネルでアクセスできなくなって遅くなる可能性があると思います。
( 4枚構成だと遅いかもしれません。また、3枚の場合も適切な位置にメモリは搭載されている必要があります。)
( それ以外に理由が思いつきません。)
1スレッドのプログラムであれば、Hyper-threading が ON でもほとんど悪化はしないように思います。
( 1スレッドであれば 向上することはないように思いますが、悪化するとしても 5% 未満のように思います。)
また、確か CPUコアを OFF にする機能があったと思いますが、いくつか実験が可能であれば、
また、もしそのプログラムを同時に複数起動し実行することが可能であれば、
(1-1) 動作するコア数を 1core ( または 2core ) にしてプログラムを実行してみる。
(1-2) プログラムを同時に複数実行してみる。
などを組み合わせて実行し測定すると、何かヒントになるように思います。
例えば、
(2-1) 動作するコア数が 1core, Hyper-threading:OFF の状態で プログラム ( 1つ) を実行、
(2-2) 動作するコア数が 1core, Hyper-threading:OFF の状態で 2つを同時実行、
(2-3) 動作するコア数が 1core, Hyper-threading:ON の状態で 2つを同時実行、
(2-4) 動作するコア数が 6core(すべて有効), Hyper-threading:OFF の状態で 2つを同時実行
するとどうなるでしょうか。
もし、2.8GHz Mac Pro より速いとか、計算時間を比較したわけではなく単に CPUの使用率が 50% にしかならないという場合や、
マルチスレッドのプログラムや複数の数値計算プログラムを同時に動かしたときの話であれば、いくつか可能性があるように思います。