kororo さんによる書き込み:
メーラーはApple Mail (バージョン4.4) で、
最新の Apple Mail 4.4 (1082) (2010-11-11) ですね。
会社のiMacで、IMAPです。
たぶん、この IMAP であることに原因があるような気がします。
「同じものが二つ同時に送信された」というのは、相手から連絡があったわけではありません。
一つのメールを送ったあと送信済みボックスを見ると、そのメッセージが同じ時間に同じ人に行ったように、二つ表示されているのです。開けてみても内容も全く同一。ともあれ「相手から連絡があったか」ということをご指摘いただき、なるほどと思いました。相手から連絡は来たことがないので、受け取った方たち全員が別に2通同じものを受け取っても気にしていない、ということがない限り、2通同じ物が送信されたかのように「見えているだけ」ということでしょうね。
IMAP でお使いだとのことですので、恐らくウェブメールサービスも利用可能だと思います。ブラウザ経由のウェブメールでも(IMAP をお使いだとのことですので)送信簿、ゴミ箱の中身まで含めて、Apple Mail と全く同じものが確認できるはずです。そこで送信簿の中身や受信簿の中身を確認されたときに二重になっていますか? それとも、ウェブメールでは二重になっていませんか?(私の想像が正しいとすると、ウェブメールでは二重になっていないと思いますが...。)
パソコンの情報ですが、自宅で仕事している日なので、自宅分だけですがこちらです。(会社に行くまでは会社分は詳細はわかりません。すみません。また、販売年月日などはやはり会社が購入したものなので不明です。)
購入年月日というのは、単に Apple 社はスティーヴ・ジョブズが戻ってから「型番」の公表を止めてしまったために、どの機種の名称も「Mac Pro」か「iMac」か「MacBook Pro」か「MacBook」か「MacBook Air」か「Mac mini」かのいずれかに決まっていて、結局、それが10年前のモデルなのか、最新のモデルなのか、知る方法がないからです。「何年モデル」程度のことがわかれば十分です。他の情報が提供されていれば、そちらからもわかりますしね。
それで、「下書きボックスに残っている」というのは、メッセージを書いていて、途中で保存するとそのメールは下書きボックスに入っていますよね。それで、メール文を完成させて送信しますと、普通は下書きボックスにあったメールが送信済みボックスに移ります。ところが、ちゃんと送信済みボックスにも入っているのに、たまに下書きボックスにも全く同じ(ちゃんと完成された時点の)ものが、残っているのです。
私の環境では、自分で意図的に保存しなかったものは、メール作成中には「下書き」ボックスに保存されているように見えても、「送信」すると、瞬間的に「送信」ボックスに移動し、その直後に「送信済」ボックスに移動し、「下書き」ボックスからは消えています。これは kororo さんと同じだと思います。
ところが、メール作成中に安全のために {command-S} で意図的に「下書き」ボックスに保存したメールは、送信後もそのまま「下書き」ボックスに残っています。
自分の宛先がCCに入るように設定はしておりません。
これは今回の問題とは関係ありませんが、個人的には常に「Cc:」で自分宛にも送信しておくことをお勧めいたします。理由は、
- 相手に送信したメールが自分自身にも届くことで、トラブルが発生したときなどに、そのメールのヘッダなどを確認して問題点を発見することができるようになる。文字化けの発見などにも繋がる。(送信簿に保存されている元原稿のメールは、実際に送信されたものではないので、異常発生時の確認などには使えない。)
- 頻繁にやりとりをする相手とのメールはルールによって専用のメールボックスに分類するようにしておき、その時、自分が相手に送信したときに、自分宛にも届くようにしておいたメールも同じメールボックスに保存されるようにしておくと、その相手との相互のやりとりが全部そこで確認できるようになる。
等の理由があるからです。さて、
【謎解き】(大袈裟な (^"^;)!)
さて、Apple Mail で IMAP で受信しているメールが送信簿と受信簿の二重に保存されているように見える現象ですが、ウェブメールで確認した場合には二重に見えない場合に限定して推理します。
Apple Mail に複数のアカウントが設定されていませんか? で、一見別々のアカウントに見えるものが、中身をよく確認すると、現在トラブルの発生している同じアカウントに(別名の alias 設定や、旧サーバ名等で)重複してアクセスしている場合が考えられます。
他に考えられるのは、自社専用のメールサーバなどですと、バックアップもかねて同時に2台のサーバで運用していることがあります。仮に、表でユーザーが使っているメールサーバの名称が hoge-angel.mail.jp であったとして、実はもう1つ hoge-devil-mail.jp が稼働している場合があります。(サーバの場合、こういう別名で運用しているものを RAID と言うのかどうか知りませんが...。)何らかの理由で“裏サーバ”(?) のアカウントを設定してしまっている場合でも、同じ現象が発生する可能性があります。
仮にこういう理由でなかったとしても、もしウェブメール上では二重になっていないのだとしたら、これでなくても、何か似たような原因だと想像されます。(つまり、Apple Mail 側で何らかの理由で二重に見えるようになってしまっている。)
これを確認するためには、さらに Thunderbird 3.1.7 (2010-12-07) 等で同じアカウントを設定して送受信の実験をしてみることです。もし Apple Mail では二重になるのに、Thunderbird ではならないのだとすれば、Apple Mail 側の設定等の何らかの異常だということが推定されます。もし、Thunderbird でも同じ現象が発生するとしたら、メーラーのアカウント設定の問題の可能性が出てきます。
もし、ウェブメール上でも二重になっているのだとしたら...。仮説を捨てて、全く別の原因を探らなければならなくなります。
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