harurun さんによる書き込み:
WindowsからMacがメインユーザーになって半年。Macは結構、不具合が多いのでしょうか?
Windows機は未だにこのようなトラブルがありません。Windows機をメインに戻るべきなのでしょうか?
人間とパソコンとの関係も所詮は“相性”の問題ですから、もし harurun さんが、Windows との方が相性が良かったとお感じなのであれば、無理に Mac を使い続けることはないかと思います。
ただ、同様に、パソコンと周辺機器との相性というものも存在します。恐らく harurun さんは PC から Mac にスイッチされてからも、以前の PC 時代の周辺機器を大切に Mac と共にお使いなのだと思います。
たぶん、私の偏見なのでしょうが、例えば、今回問題になっているお使いの外付け HDD ですが、私は Buffalo 製と聞いて、つい「うわっ (^"^;)!」と思ってしまいました。Buffalo は PC の世界においては有名な企業ですので、技術力もしっかりしていると思います。製品の品質もきっと良いものだと信じています。ただ、この Apple サポートコミュニティ でも、価格.com のような他の類似のサイトでも、Apple 製品の WiFi 接続で問題が起こっている場合には、もうお約束のように、使っている WiFi ルータは Buffalo 製品です。ですから、ハードディスクと WiFi ルータは違いますが、それでも、「あ、また、Buffalo か (^◇^;)!?」とつい体が反応してしまったわけです。
Buffalo は PC 専業メーカーですから、恐らく Mac のことは詳しくないのだと思います。Mac 対応を謳っていても、それは恐らく規格等の仕様書に従って作っているので、Mac でも大丈夫なはずだという意味に過ぎないのではないかと想像します。
規格と言うのは結構余裕というか、遊びがあって、規格通りに作っていても必ずしも完璧に使えるとは限りません。色々な精密工業製品でもそういった相性の問題もありますし、現場では職人芸の作り込みが必用とされるのもそこにあると思います。
卑近な例では乾電池があります。乾電池を自分が使用している機器の電池ボックスに収めようとすると、結構入れるのにきつい乾電池もあれば、逆にユルユルの乾電池もあります。しかし、どちらの乾電池もそれぞれ日本を代表する超有名大企業製だったりします。明らかに技術力も、品質管理も優れているはずの有名大企業の乾電池ですらこれだけの違いがあるのですから、PC 専業メーカー製品の場合は Mac との相性の問題はもっと大きくても不思議はないのではないかと、素人考えをしています。
Buffalo は色々な Mac 対応周辺機器を販売しており、私もいくつかのお世話にはなっております。(同社の多種のメモリーカードに対応したリーダーなどは無くてはならないものです m(._.)m)しかし、同社の製品の多くは、あくまでも PC 対応機器をとりあえず Mac にも対応させたという印象があります。メーカーには得意・不得意があるわけで、例えば、同じハードディスクでも LaCie 社の場合は、Mac 用にハードディスクを開発販売しており、ついでに PC にも対応させているという印象があります。(逆ですね。)昔の yano の製品なんかも MO ドライブとかはそんな気がしていましたが、違うのかしら? あくまでも印象に過ぎませんから、本当は違うのかも知れませんね。
今回のトラブルの場合は、実は相性の問題ではなく、単に購入したハードディスクの初期不良なのかも知れません。あるいは初期不良ではないけれども、保証期間中の故障なのかも知れません。
古い機器を大切に使い続けることは大切なことではありますが、システムの安定性を考えたら、少しずつ、新しい機器への対応を得意とするメーカーの製品に置き換えて行く必要があるのかも知れませんね。
iPhone 4 絡みでも、ネットでの色々なトラブル、質問を見ていると、(これまた Buffalo の WiFi ルータが必ず登場しますが (^^;))、データの同期、その他に関しても、圧倒的に Apple の提供している MobileMe サービスを使っていない、PC ユーザーないしガラケー専用ユーザーの場合が目立ちます。私もトラブルを経験していないわけではありませんが、致命的なものは経験しておらず、恐らくは、WiFi ルータを始め、クラウドサービスも、母艦のパソコンも全て Apple 製品で統一していることも理由なのだろうと考えています。
これは、別に Apple 製品に限りません。どの製品であれ、自社製品で統一すれば、一番安定した使い方ができるはずで、これは当然のことです。
元々 Mac は Apple しか製造しておらず、色々な周辺機器も Apple しか提供していなかったり、Apple 製品に特化した専業メーカー製しか手に入らなかったために、Apple ユーザーには他の選択肢がなかった時代が長く続いていたために(と言うか、今もそうですよね?)、純正の Apple 製品で揃えることに違和感がないのかも知れません。逆に、色々なメーカーが参入している PC の世界から Apple の世界に入ると、元々色々な製品や部品を自由に組み合わせて使う文化だったために、Apple の世界の、その不自由さ (?) は、PC からスイッチしてきた方々には堪え難いものに感じられると言うこともあるかも知れませんね。(また、つい昔の PC の世界のやりかたをしてトラブってしまう...とか?)
Mac と PC とどちらの方が不具合が多いかということは、正直、わからないと思います。私も Mac でトラブったこともありますし、実際、この Apple サポートコミュニティ はトラブルが集まっています(そのためのサイトですから、トラブルが目立って当たり前ですね)。しかし、同様のサイトは PC の世界でもあります。
私は PC には全く詳しくないのですが、職場ではよく PC 使いのユーザーにサポートを依頼されます (^^;)。(彼らは PC 音痴の私でも解決できる程度のトラブルでもお手上げになってしまうのです。)そういうわけで、日常的には PC の方が不具合が多いような印象も持っておりますが、これまた私の周囲の偶然の状況に過ぎないような気もします。本当のことはわかりません (^◇^;)。
いずれにせよ、Mac と PC とどちらのハードの方が故障が多いか等と言う問題はあまり判断のしようがないと思います。
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