mac mini server とファイルメーカーサーバーの買い替え

celica_eiji さんによる書き込み:

あと特に教えて頂きたいのが、mac mini serverとmac miniのHDDは耐久性が違うのでしょうか？

私のところのMac mini Server(Mid 2010)はHitachi HTS725050A9A362を搭載しているようです。Mac miniが何を搭載しているか存じ上げませんが、Server版が取り立てて高耐久ということは無い気がします。それと、

2と3では内臓されているHDDが一般論として5年程動いてくれるのか？

一般論として「購入して1週間で壊れることもある」が、HDDでは無いでしょうか。サポートコミュニティの中を見る限り、現行モデルが壊れやすいと言う話も、それほど出ていいなかったと思います。

celica_eijiさん、こんにちは

常時まわしっぱなしが前提のサーバのハードディスクを、一般論で語ることには無理があると思いますが。基本的に、ハードディスクに関しては5年間故障なしで動作するという保証は誰からも出ません。アップルだけではなく、ハードディスクのメーカーでさえも絶対に故障しないと言うところはないでしょう。さらに、今後のことを考えれば、予備機としての意味はありますが、1の選択肢はありえません。

現実的に2か3の選択肢しかないわけで、まずはファイルメーカーの11で、既存の8.5のファイルが正しく動作することを確認するのが先決ではないかと思いますが。

《書き込みにコメント付け隊》

いとうみきでした

2だとRAIDのメリットがある。

RAIDにはミラーリングとストライピングの機能がありますが、前者の意味においてはMac mini serverのデュアルドライブは意味はありません。

なぜなら、RAIDのミラーリングの利点はバックアップではなく、HDDトラブル時に無停止でHDD交換して作業を続行できる点にあるからです。

いうまでもなく、Mac mini serverは動作させたままHDD交換を行える構造ではありません。

従ってRAIDのもつ「無停止交換」のメリットは生かせません。

また、そもそもminiにはハードウェアRAID機能はありませんから、行うとしたらソフトウェアRAIDのみ、すなわち、データボリュームのみRAID可能で、システムボリュームはRAID化できません。

自分なら、mini serverの内蔵デュアルドライブは以下のような構成で使います。

メインドライブを2パーティションに分割し、一方を30GB程度の小さなサイズにしておく。

30GBのパーティションには、追加のアプリケーションやドライバをいっさいインストールせず、OSの標準インストールのみとする。

メインドライブの大きなパーティションには通常業務を行えるシステム・アプリをインストール。

サブドライブはTimeMachine用のディスクに指定して自動バックアップを行う。

普段使いとは別にOSのみの起動可能パーティションを用意しておくことで、トラブル時にクリーンシステムでの動作チェックが行えるため、問題のきり分けが容易になります。

また、こちらで起動してディスクユーティリティの復元機能を用いれば、普段使いのシステムの完全なコピーを外付けHDDに作成することが可能です。

TimeMachineとは別に、定期的なシステムのフルバックアップを持っていれば、miniが全く起動しなくなっても、外付けのフルバックアップから新規購入したマシンにシステムを移行することが可能となり、速やかな復旧作業が行えます。

また、コピー時以外はバックアップ用HDDを外して安全な場所に保管することで、地震等の災害時のリスク分散も可能です。

2と3では内臓されているHDDが一般論として5年程動いてくれるのか？

5年保証が付いているHGSTのUltraStarシリーズ(SAS)や、WesternDigitalのVelociRaptor、Scorpio Blackでも、あくまでも無償修理保証が5年付いているのであって、壊れない保証ではありません。

まして、Serverとして運用するのなら、バックアップ & 予備機は必須だと思います。

あと特に教えて頂きたいのが、mac mini serverとmac miniのHDDは耐久性が違うのでしょうか？

Mac miniだと、5400回転のHDD。

Mac mini Serverだと、7200回転のHDD。

基本的には、このくらいの違いのはずです。

粕谷 明 による書き込み:

Mac miniだと、5400回転のHDD。

Mac mini Serverだと、7200回転のHDD。

基本的には、このくらいの違いのはずです。

2.5インチでも、サーバ用（連続稼働を保証）というのがあります。

自分のところのサーバ運用しているminiは、これに換装しました。

通常の2.5インチは確か、連続稼働の保証が8時間までだったような。

PS:

現行のmac mini serverが連続稼働を保証されているかどうかは知りません。

ですから、10時間程度で停止してます。職場内のファイルサーバ用なので。

このメッセージは次により編集されています：xy

あと特に教えて頂きたいのが、mac mini serverとmac miniのHDDは耐久性が違うのでしょうか？

すでにあるコメントと同じ結論ですが、

TimeCapsuleの仕様欄には「サーバーグレードのHDD」を使用していることを明記していますが、Mac mini serverについては特段のコメントは書かれていません。

四六時中負荷がかかってHDDの停止がほとんどないという環境であれば別ですが、スモールオフィス用途であれば通常グレードHDDでも耐久性に大きな問題はない(壊れないという意味ではなく、サーバーグレードのメリットはほとんどないという意味)と思います。

また、かなり高負荷で使うのであれば、miniをサーバにするのは避けた方が良いとも言えます。

HDD寿命は誰にも予測できません。というのは、当たり外れが大きく分布が広すぎるから。

自分の経験では、1週間で壊れたものから、十数年間健在なものまであります(後者はサーバーとして現役)。

> VelociRaptor、Scorpio Blackでも、...

VelociRaptorは本体は2.5'サイズですが、全体の大きさは3.5'としてます（冷却機構のため）ので、mac mini には使えないのでは？

会社で使うなら、raid1をお勧めします。単体で２−３年しか持たなくても、raid1にしてれば、ほとんどの場合、メンテナンスフリーで５年程度は持ちます。

> 2.5インチでも、サーバ用（連続稼働を保証）というのがあります

sata でありますか？

WDのScorpio Blackはそれに近いかもしれないけど、見落としてるかもしれませんが、サーバ用とはどこにも書いてないです。デスクトップ用と変わらない性能としてるだけです。

hgstのは、サーバ用はsasのしかありません。

VelociRaptorは本体は2.5'サイズですが、全体の大きさは3.5'としてます（冷却機構のため）ので、mac mini には使えないのでは？

現在、VelociRaptorのラインナップには、2.5インチモデルもあります。

WD Veloci Raptor

ただ、上記のSpecのページには2.5インチモデルは厚さ10mmとの寸法図が掲載されているのですが、各モデルの仕様ページだと15mm、PDFだと14.7mmと掲載されているので、どちらの記載が正しいのか…。

10mmならMac miniに入るでしょうけれど、15mmなら無理ですね…。

例えば，

http://www.toshiba.co.jp/about/press/2010_11/pr_j1601.htm

http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/products/travelstar/7K500/

Hit-C さんによる書き込み:

また、そもそもminiにはハードウェアRAID機能はありませんから、行うとしたらソフトウェアRAIDのみ、すなわち、データボリュームのみRAID可能で、システムボリュームはRAID化できません。

記憶が定かでないのですが、この前試したら、内蔵HDDをRAID1に設定してそこからOS Xで起動できた気がするのですが。

> この前試したら、内蔵HDDをRAID1に設定してそこからOS Xで起動できた気がするのですが

システムボリュームをraid1 にしていても、起動は一向に差し支えないです。