又もや電源ユニット?4度目の修理か?

persona7 さんによる書き込み:

済みませんが、他の家電がシビアでないという根拠はなんでしょうか。

GHz帯をまともに使用する機器で、通常の職場や家庭にあるのはコンピュータくらいです。製造現場の話ですが、私が知る限り周波数が上がるほど、電源供給は難しくなります。

それはともかくpersona7 さんは今回、4回連続で電源ユニットが故障したのを、偶然とお考えでしょうか?

> 対処はもう終わっております。

４度起きたことは５度でも６度でも起きますよ。

それでは対処終わったことにならないです。

pers32 氏による書き込み:

他の家電と比べて、電源管理がシビアと言うことでは無いでしょうか。

済みませんが、他の家電がシビアでないという根拠はなんでしょうか。

じゃあ、根拠を一つ。

日本仕様の家電やパソコンは、100Vでの使用を前提にしているため、100V前後の電圧で動作するように、電源ユニットが作られています。

例えば、NEC製サーバでは、「AC100V/200V±10%」の電源ユニットなので、100Vレンジで使用する場合は、90V〜110Vの範囲で正常動作するように設計されています。

一例）

http://www.nec.co.jp/products/pcserver/g/gt110d/spec.shtml

日本向けのPC用ATX電源ユニットの中には、90Vでの動作を保証している製品もあります。

一例）

http://www.keian.co.jp/products/products_info/kt_720rs/kt_720rs.html

それに対して、MacProの電力条件は、100V以上の電圧で動作するように「電源電圧：100〜120V ACまたは200〜240V AC」と記載されています。

つまり、100V未満に電圧が降下した場合、MacProは正常に動作しない可能性が高いという事です。

http://www.apple.com/jp/macpro/specs.html

よって、瞬間的に電圧が降下する「瞬低」が起きた場合、UPS等を導入していなければ、MacProの電源は持ちこたえられず、動作が不安定になったり、電源ユニットの故障の原因になる可能性があります。

「瞬低」については、電力会社側では対応出来ないため、ユーザー側や使用機器側で対応するしかありません。

参考）

http://www.rikuden.co.jp/tairai/

http://denkinyumon.web.fc2.com/hatsudensouhaidenjyuhenden/syuntei.html

まあ、過電流と違って「瞬低」で電化製品が燃えたりはしませんから、単純にMacProが壊れるだけの話ですけれど…。

何度も同じ箇所の故障が続けば、さすがにAppleも無償修理はしてくれなくなると思いますよ。

persona7 による書き込み:

粕谷　様

1.2008年から2年間どうして症状が表れなかったのでしょうか。

ex. 同じ電力系統で、消費電力が多い家庭、工場又は事業所ができた。

瞬停も稀にありますしね（電源ユニットが耐えうる時間内なら大丈夫でしょうけど）。

2.45〜60分たって起動できる理由とは。

ex. 電源電圧が回復した。

MacProは起動時に大電力を必要としますから、その時に電圧が低下してたら、起動に失敗するでしょうね。

UPSについては、このボードの右上にある検索窓に"UPS"を入力するか、ブラウザの検索窓に"MacPro UPS"とでも入力すれば、多くの情報を得られるでしょう。

>知りたい知りたいで申し訳ないですが、どこでしょうか。

検索の方法をご存じないのですか？いくらでもヒットしますよ。

https://discussions.apple.com/message/12320084#12320084

https://discussions.apple.com/message/11113186#11113186

https://discussions.apple.com/message/9895218#9895218

https://discussions.apple.com/message/6270174#6270174

https://discussions.apple.com/message/10111533#10111533

1.2008年から2年間どうして症状が表れなかったのでしょうか。

2.45〜60分たって起動できる理由とは。

この2点『瞬低』と関係あるのでしょうか?

1.については、xyさんが書いて下さったので、省略。

2.については、xyさんの説以外の可能性をひとつ。

電源ユニットに無理をさせて電源が落ちた場合、電源ユニット内部の温度や電解コンデンサの状態が安定しないと、すぐには起動出来ない事はあります。

とにかく、今後も電源ユニットが故障しても構わないのなら、そのまま使えば良いだけです。

何回までAppleが修理してくれるか判りませんけれどね。

せめて「瞬低」等の可能性だけでも排除して、MacProの故障の確率を減らしたいのなら、UPSの導入を検討してみれば良いだけです。

でも、UPSを導入しても、工業製品ですから壊れるときは壊れますし、あとは、ご自分で考えて判断して下さい。

運転方式:常時商用、定格入力電圧:AC100V、出力容量:325VA/185W、

う〜ん、Mac Proですよね…。電力不足では…。（ほんの一瞬のちょっとした電圧低下ぐらいならいけるのかもしれませんが…。）

私は停電になっても数分間は何とか稼働できて、通常のシャットダウン手続きを踏めるようにと考えてますが、PowerMac G5 Dual Core 2GHzですけど、725 VAのものを使ってますが、それでも、若干出力容量に不安を感じていますが…。

＃トータルと言うより、瞬間に出せる電力（出力容量）が不足しているような…。

追記：

PowerMac G5での話ですが、

みなさん、無停電電源どうしていますか？

どれくらいの方がUPSを使用されてるのでしょうか？

UPS 無停電電源装置 SurgeArrest ～雷ガードタップ + 電源バックアップ～　BE325-J

皆さんが書いてくれているリンク先、お読みになっていますか？

矩形波 325VA/185W仕様のUPSなんて、MacProで使ったら、アラームが鳴りっ放しになりますよ？

Mac Proにお勧めのUPS

突入電流等を考えると、ギリギリで下記の製品とか。

APC ES 750VA Power-Saving Battery Backup, 100V

理想的には、こちら位かな。

APC RS 900VA Battery Backup, 100V

APC RS 1000VA Power-Saving Battery Backup, 100V

UPSの金額をケチって安定稼動しなかったら意味がありません。

参考

Mac Pro：電力消費と熱出力 (BTU) 情報

なお、OMRONでは、PFC電源搭載PCには正弦波出力のUPSを使用する事を推奨しています。

OMRON：無停電電源装置（UPS）の選定方法

参考

Mac Pro：電力消費と熱出力 (BTU) 情報

今、この文章を見つけたのでさらに追記でリンクを張ろうと思ったら、粕谷 明さんがリンクを張られましたね。(^_^;

運転方式:常時商用、定格入力電圧:AC100V、出力容量:325VA/185W、

電圧の低下防止を目的にUPSを導入するなら、常時商用給電方式ではダメですよね？

http://sturgeon.apcc.com/kbase.nsf/ForExternal/C2EC8B71ECB8AD6349256D43000805CD?OpenDocument

ただ、ラインインタラクティブ方式のものならOKかと思っていたのですが、粕谷さんのコメントにあったリンク先を見ると、常時インバータ給電方式一択・・・？

無停電電源装置（UPS）の選定方法｜製品情報｜OMRON 無停電電源装置（UPS）

電圧の低下防止を目的とするなら昇圧トランスの導入でもよさそうだし、それなら1万円くらいで導入できそうですがダメなんでしょうか？

本当に「瞬低」や「瞬断」が起きているようなら、「常時インバータ給電方式」のUPSが良いでしょうね。

電源ラインに他の機器からのノイズが入っているだけなら、「ラインインタラクティブ方式」でも大丈夫だと思います。

安価な常時商用給電方式でも、使用していないよりは適切な容量の製品を使用したほうが良いでしょうし…。

結局、使用者の環境に合わせてUPSの給電方式を選択するか、予算に合わせて選択するか、あとは本人の考え方次第でしょう。

とにかく、今回のケースでは電源ユニットの故障原因がはっきりしませんから、確実に電源関係の問題を除去するのなら、「常時インバータ給電方式」なんですが、価格が問題ですよね…。