迷惑メールについて

macのメールアプリがサーバーからメールを全部受信し、その後「迷惑メール」として省いているのだと思われます。

一方、iPhoneやiPadのメールでPOP3設定で受信している場合、やはり全部受信して表示ということになっているのではないでしょうか。

私はIMAP設定で受信していますが、ちゃんと迷惑メールは省いてくれているようです。

ですので、iPhone等の端末でもIMAPで設定してみてはいかがでしょう？

メールの受け取り方法（メールサーバでの受信メール管理方法でもある）には、pop（apop）とimapがあります。

popは、メールサーバから受信メールをクライアント（パソコン）にダウンロードして閲覧する方式で、imapは受信メールをメールサーバ上に置き、閲覧時に一時的にクライアントにコピーする方式（オフラインのために、取り敢えずダウンロードすることもある）。

迷惑メールの除去については、基本的に、メールサーバで対応するか、クライアントで対応するかの相違があり、通常、popに対してはクライアントで対応し、imapはメールサーバで対応する。

従って、popの場合、迷惑メールは、個々のクライアントで対応する必要があるのに対し、imapの場合、メールサーバでの対処結果を全てのクライアントで享受できる。

popでも、メールサービスの提供者（通常、インターネットサービスプロバイダ）がメールサーバに迷惑メールフィルタを実装することがあります。この場合には、popであっても、個々のクライアントで迷惑メールフィルタを動作させる必要はなくなります。但し、この方式は、勘違いで重要なメールを迷惑メール判定してしまうことがあるので、余り使用されない。単にフラグを付け、クライアントの方で、そのフラグを参考に迷惑メール判定することが多い。

個々の端末のフィルタ機能は個々の端末でしか機能しないので、iPhoneやiPadに迷惑メールフィルタ機能が実装されない限り、Macと同様のフィルタリングはできません。

従って、ご希望のことを実現するには、プロバイダの迷惑メールフィルタサービスを用いる必要があります(Macでフィルタするのではなく、プロバイダのサーバ側でフィルタします)。

お使いのプロバイダが迷惑メールフィルタサービスを行っているかどうかは、プロバイダに問い合わせてください。