勝手にソフトが起動する

システム環境設定「一般」の「アプリケーションを終了して再度開くときにウインドウを復元」のチェックをはずしても同じ状態でしょうか。

Dockの件はユーザーアカウント内のライブラリ内のcom.apple.dock.plistファイルの破損ではないかと思いますので、対比して再起動かログアウトして試してみてください。

なお、アカウント内のライブラリフォルダはoption キーを押しながらFinderの移動メニューを開くと表示されます。(メニューを表示してからoption キーでもよいですけど。)

システム環境設定「一般」の「アプリケーションを終了して再度開くときにウインドウを復元」のチェックを外してみたのですが、なぜか再び環境設定を開くとチェックがついた状態に戻ってしまいます

システム環境設定＞トラックパッド＞スクロールとズーム＞スクロールの方向：ナチュラル のチェックは保存されますか？

# 双方同じファイルに設定が書き込まれるので、設定ファイルの問題かどうかの確認。

保存されないようであれば、ターミナルから下記のコマンドを実行して設定ファイルの再生成をお試しください。

cd Library/Preferences

mv .GlobalPreferences.plist GlobalPreferences.plist.old

# 打ち間違いのないようコピー＆ペーストして実行してください。

mv: rename .GlobalPreferences.plist to GlobalPreferences.plist.old: Permission denied

ん？　アクセス権がないのは変ですね。ターミナルから下記を実行したときにどのように出力されるかも確認してみてください。

ls -lad Library/Preferences

ls -la Library/Preferences/.GlobalPreferences.plist

あと、セーフモードで起動したときと新規アカウントでログインしたときに改善するかも確認してみてください。

shichang さんによる書き込み:

とりあえず、ターミナルで上記コマンドを実行したところ、

mv: rename .GlobalPreferences.plist to GlobalPreferences.plist.old: Permission denied

アクセス権のどこかがおかしくなっているようですね。状況によっては、新規にユーザーアカウントを作成して、データをコピーしてお引っ越しした方が良いかも知れません。

下記を実行した出力も教えてもらえますか？

ls -lade Library/Preferences

ls -lae Library/Preferences/.GlobalPreferences.plist

あと、"ls -la Library/Preferences" としてリストアップされたファイルの中に "-rw-rw-rw-+"（後ろにプラスがついているかが重要）となっているファイルは他にもありますか？

過去に、ホームフォルダ内のフォルダのアクセス権において「内包している項目に適用」を実行したことがありますか？

例えば、新しいアカウントを作ってそちらに移行するとした場合、最もスムーズな方法はどのような方法でしょうか？

こちらの「新規アカウントでは改善するがセーフモードでは改善しない場合」の項を参考にホームフォルダを作り直して必要最低限のデータのみを手動で移行させることでしょうか。

トラブルシューティング for Mac (ソフトウェア編): Apple サポートコミュニティ

0: group:everyone deny delete

これですが、本来はユーザが勝手に削除しないようにPreferencesフォルダにのみ付加されているACL（アクセスコントロールリスト）ですが、それがフォルダ内のファイルにまで付加されているためおかしなことになっているのではないかと予想されます。

とりあえず、初期設定ファイルからこれらの設定は削除した方がいいと思うので下記のコマンドを実行して削除してみてください。

sudo chmod -N Library/Preferences/.GlobalPreferences.plist

sudo chmod -R -N Library/Preferences/*

パスワードを要求されたらログインしているアカウントのパスワードを入力（画面には表示されませんがかまわず入力後returnキーを押して入力）後、エラーが出なければ正しく実行されています。

その後再起動して設定が保存されるようになったかを確認し、なお保存されないようでしたら下記のコマンド実行後再起動をお試しください。

cd Library/Preferences

sudo mv .GlobalPreferences.plist GlobalPreferences.plist.old

あと、被害がPreferencesフォルダ以外にも及んでいないか確認するために、下記のコマンドの出力も確認してみてください。

ls -lae Library

Keychains、Widgets、"Autosave Information"などのフォルダに "+" がついていなければ多分大丈夫ですがほとんどのフォルダに+がついているようだとユーザフォルダを作り直した方がいいかもしれません。

HAL さんによる書き込み:

0: group:everyone deny delete

これですが、本来はユーザが勝手に削除しないようにPreferencesフォルダにのみ付加されているACL（アクセスコントロールリスト）ですが、それがフォルダ内のファイルにまで付加されているためおかしなことになっているのではないかと予想されます。

とりあえず、初期設定ファイルからこれらの設定は削除した方がいいと思うので下記のコマンドを実行して削除してみてください。

とりあえず、は対応できると思うのですが、本来設定されないはずのアクセス権が設定されていると言う事を考えると、新規アカウントに引っ越しも考えた方が良いのかなと、いう気がいたします。

本来設定されないはずのアクセス権が設定されている

おそらく、ACLが設定されているいずれかのフォルダにおいて「内包している項目に適用」を実行したためと思われます。それが、Preferencesフォルダで行ったのであれば被害は少ないでしょうが、ホームフォルダで行っているとするとその下のフォルダやファイル全てにACL (everyone deny delete) が付加されているのでホームフォルダを作り直すにしても、今のホームフォルダのACLをすべて外してからデータを移行しないと面倒なことになるかもしれません。

HAL さんによる書き込み:

今のホームフォルダのACLをすべて外してからデータを移行しないと面倒なことになるかもしれません。

なるほど、確かにその通りですね。私も今、OS X 10.6.8からOS X Lionにユーザデータをコピーしたら、何か変な挙動なのですよね^^;

ただ、ls -lae Libraryを実行してみたところ、ほとんどの項目に "+" がついていたため、

ということは、おそらくほとんどのフォルダにACLが付加してしまっていますね。

タイミングを見計らってホームフォルダを作り直すのが無難ですね。

今のままだと、データを移行する際に移行するデータにもACLが付加したままになる可能性があるので念のためホームフォルダ内のACLを外しておくのがいいかもしれません。

＃正常なシステムでは実行しない方がいいですが、ACLを外してもとりあえずシステムの動作には影響しないので。

ターミナルで下記のコマンドを実行してホームフォルダ内のACLを外しておいてください。

sudo chmod -R -N ~/.