mov映像でDVDに焼くと画面にちらつき

こんにちは。以前ここにFCPXトライアル版についての質問に対して迅速な回答を頂き、それがきっかけで意を決して購入した者です。

慣れてくるともう他の動画編集ソフトには興味がなくなってしまうぐらいの優れた操作性にハマっています。

さて、すみません、ここからが本題です。

SONYのビデオカメラ(HDR-TG1でSD画質で撮影)をmacにつないでiMovieに取り込み、FCPXで素材を読み込んで編集しています。

短くまとめた5分間のプロジェクトを制作し早速DVDに焼いてみました。


ところがそれをテレビで観ると画面がちらつくのです。

よくある忍者の分身の術のように、人の動きに合わせてぶれる感じです。


FCPXのプロジェクトの設定は「720*480 DV 29.97p ステレオ NTSC SD」です。

Compressor4を使って書き出しているので、「DVDで作成する設定にしておけば後は大丈夫なんだろうな」と軽く考えていました。


ちなみに夏にmacを初めて購入した時はまだFCPXの存在を知らなかったので、それまでWindowsで使い慣れていたPremier Elements7がいいなと考えてmac版のエレメンツ9で編集していました。

同じカメラからWindows PCの外付けハードディスクに取り込んだ後、そのMPEG-2動画ファイルをmac(VLCあり)に取り込みエレメンツ9でDVDにしていた時は画面に何の問題もなかったんですが。

つまりこれは、movの取り扱い方がどこか間違っているってことですよね。

「movファイルをDVDにするとこういう結果になる」とは、さすがに思えないので素人の自分に手落ちがあることは間違いありません。

ガイドブックやネットで調べながらFCPXとCompressor4の設定をいじり、かれこれDVDを20枚〜30枚ぐらいは焼いて試しましたが、どれもうまくいかなくて非常に焦っています。疲労困憊です。

FCPXの抜群の操作性で楽しみながら編集し、贅沢を言わず昔ながらにSD画質(720*480)で鑑賞するという、ささやかな夢を叶えたいのですが、どなたかご教授お願い致します。

前回同様、初心者の質問で申し訳ありません…。



Macbook Pro

Mac OS X(10.6.8)

2.2 GHz Intel Core i7

8GB 1333 MHz DDR3

MacBook Pro, Mac OS X (10.6.8)

投稿日 2012/01/03 23:40

返信
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2012/01/04 00:16 いにえすた への返信

インターレース処理のフィールド順が逆になっているのではないかと思います。

FCPXでフィールドの順を補正する手段を知りませんが、FCPのプラグインで言えば「シフトフィールド」を使うとフィールドの順を逆にする事が出来ます。

または擬似的にプログレッシブ化が出来ればそれでも良いかも知れません(FCPでは「デインターレース除去」)

2012/01/04 04:01 タカシ への返信

タカシ様、お久しぶりです。早速のご返信ありがとうございます!

Comperssor4の中でそこを変更できるところがあります。

「DVDを作成するよう設定した形式部分」のインスペクタを覗くと「エンコーダ」という欄があり、そこを開くと以下の項目が出てきます。


ビデオフォーマット

フレームレート

アスペクト比

優先フィールド


タカシ様がフィールド順についてご教示して下さったのはこの「優先フィールド」の設定のことでしょうか?

(違っていたらすみません)ここは、「上を優先」「下を優先」「プログレッシブ」と3つ選べるようになっています。

3つすべてのパターンでDVDを作成してみましたが、先述の画面のちらつき(または人物の揺れ)は解消されませんでした。くやしいです。

よほど制作側が映像の手法に凝らないかぎり、基本的にCompressorの設定は「おまかせで手軽に」でできるようになっているはずなのになあ。

やっぱり画面のちらつきの原因は、私のような「初心者ならでは」の、想像もしなかった部分にあるような気がしてくるんですが。とほほ。

引き続き、ご教示お待ちしています…。

2012/01/04 07:29 いにえすた への返信

回答ではないですが、少し補足しますね。

インターレース(i)とは1/60ずつ画面を互い違いの格子状に分割した映像の事で、それらを奇数、偶数などと呼びます。

それら互い違いを組み合わせると一枚の画像となり、それが1/30秒の1フレームとなるのですが、それの順序が逆になると、先に出るべき映像が後に出てしまうので止まっている画像は問題なくても、カメラや画面の中の物体が移動するとカクカク、、、と動いてしまう事があるのです。


それらを強制的に正しい状態にしてあげるか、プログレッシブ(p)の一枚画像にしてしまう事で回避出来るかと思ったのです。

可能性としてはFCPXのシーケンスの設定で指定する事が出来ないか?なんですよね。compressorでは後処理なのでFCPXの時点で逆になってしまうと解消しづらいのです。

SDとHDではフィールドの順が逆なので、その辺りが引っかかっているポイントなのではないかと思うのですが、、。

2012/01/04 08:52 タカシ への返信

度々ご助言をありがとうございます!

タカシ様のご指摘のおかげで解決しました!(2ヶ月以上に及ぶ悩みが雲散霧消して、今は本当信じられないぐらいです)

以下、のちの人たちの参考のために顛末記を記しておきます。


「Compressorは後処理」…たしかに過信していました。

おっしゃる通り、問題のDVDにおいて、静止している人間のシーンはちらつきは目立っていませんでした。

被写体が動いているシーンか、カメラが動いている時などに限って明らかにブレがあります。

タカシ様からご説明頂いた通りの現象なので、これはそのインターレースなるものに鍵がありそう…。

「FCPXのシーケンスの設定で指定できないか?」…なので、もう一度プロジェクトの最初の状態を確認してみました。(当然これまでもう何十回も確認していますが、闇雲に確認するより、ある視点をもって臨んだ方が良いんですね、何事も。…勉強になりました)

FCPXでプロジェクトを新規に作り始める時、設定は「最初に取り込んだ素材」で決まるか、カスタムできるようになっています。

今回該当しているプロジェクトの情報は、始めの投稿に書いたように「720*480 DV 29.97p NTSC SD 」と表示されてあります。

もしかして…と思い、新しくプロジェクトを作り、同じ素材でこの「29.97p」を「29.97i」に変更してみたところ、DVDの画面のちらつきは完全に解消されました!バンザ〜イ!!

これまでずっとFCPXとCompressorの両方の設定をいじりながらDVDを焼くのを試していたので、いろんな組み合わせを試しすぎて足元を見ていなかったんでしょうね。(やっぱりここが初心者)


これで実験用に使われた、およそ30枚におよぶ死屍累々のDVDを弔ってあげられます。

そしてなにより(先述した)ささやかな夢を叶えて下さったタカシ様、本当にありがとうございました…。

前回同様、迅速かつ的確なご助言に、心から感謝申し上げます。

これで安心してFCPXを使い倒すつもりです。

困っている人にアドバイスを贈れる人間に、ほんとうに早く成長したいです。

2012/01/04 09:09 タカシ への返信

すみません。何か重大なミスをしてしまったようです。

タカシ様の2回目の返信に「正解」の評価をつけるところ、間違って「役に立つ回答」の評価にしてしまいました。そしてなぜかよりによって、意味のない自分の返信の方に「正解」がついています。

これはやり直せるのでしょうか?

ここで質問するのは違うかもしれないので、appleにメールしてみます。

取り急ぎタカシ様にお詫び申し上げます。大変失礼しました。

2012/01/04 23:31 いにえすた への返信

いえいえ、上手く行って良かったですね。

思い込みで重要なポイントを見失ってしまう事は私自身もやってきた事なので、、(笑)


編集ソフトは簡単(シンプル)な方が良いと思うのですが、やはり映像を扱うソフトなので映像の知識があった方が良い結果が出てくる事が多いですね。

気づいたら調べてみるという事で良いと思いますが。

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mov映像でDVDに焼くと画面にちらつき

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