ACLを継承するには

クライアントから共有フォルダ上に作成した新規フォルダや、

クライアントから共有フォルダへコピーしたファイルのアクセス権が


(クライアント名)読み出し/書き込み

admin 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


になってしまうのですが、上位フォルダのアクセス権設定を

継承させるにはどうしたらよいのでしょうか。


サーバ上の共有フォルダには、利用者名を登録したグループと

管理者、その他利用者を全てACLで「読み出し/書き込み」に

設定しています。サーバ管理画面から「アクセス権の伝達」を

実行したときだけ全利用者のアクセス権が「読み出し/書き込み」に

なりますが、通常のフォルダ作成やコピーしたファイルでも

全ての利用者が変更/保存できるようにしたいのです。


サーバ:

Mac OS X Server 10.6.8 (Snow Leopard)


クライアント:

Mac OS X 10.5.8 他


当方ターミナルなどはあまり触ったことがありませんので、

なるべく分かり易くご教示いただけると有り難いです。

よろしくお願いします。

Mac OS X Server-OTHER, Mac OS X (10.6.8)

投稿日 2012/01/21 00:57

返信
返信: 21

2012/01/21 01:12 Beginner70 への返信

サーバ上の共有フォルダには、利用者名を登録したグループと管理者、その他利用者を全てACLで「読み出し/書き込み」に設定しています。


ACLを有効にしていると、「上位のアクセス権を継承する」が有効にできないようですが、解除して再設定してみては?

アクセス権について: Apple サポートコミュニティ

2012/01/21 01:44 Beginner70 への返信

サーバ上の共有フォルダには、利用者名を登録したグループと

管理者、その他利用者を全てACLで「読み出し/書き込み」に

設定しています。



共有フォルダに、すべてのグループユーザに読み書きを設定するACLを割り当てているのなら、管理者というのは必要ないのでは? というか、確証はありませんが、それが悪さしているような気がします。


管理者(スレ主さんご本人?)も含めて1つのグループにまとめ、そのグループを読み書きにしてみてはどうでしょう。僕のところではそういう設定でアクセス権が継承されなかった(厳密にいうとグループユーザが書き込み不能なアクセス権になった)ことはありません。

2012/01/21 02:09 Beginner70 への返信

HALさん、M3CSLさん、早速のレスありがとうございました。



ACLを有効にしていると、「上位のアクセス権を継承する」が有効にできないようですが、解除して再設定してみては?



ACLを解除して「保存」をクリックしてみましたが、やはり結果は変わりませんでした。

厳密に言うと、アクセス権のユーザ名部分はファイル作成直後に


作成ユーザ名 読み/書き

admin 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


だったのが、数秒たつと


サーバ管理者名読み/書き

staff 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


というように、上位フォルダのアクセス権と同じユーザ/グループ名に

変わっています。継承させたいのは名前よりもアクセス権なんですが・・・


管理者(スレ主さんご本人?)も含めて1つのグループにまとめ、そのグループを読み書きにしてみてはどうでしょう。僕のところではそういう設定でアクセス権が継承されなかった(厳密にいうとグループユーザが書き込み不能なアクセス権になった)ことはありません。


自分ではこの状態を目指しているつもりなのですが、何故かうまくいきません。自分で作成したグループの中には管理者アカウントも入っていますし、元からシステム内に存在していたグループ名「CreatorGroup」とかも含めたりもしてみましたが、やはりファイル/フォルダを作成したメンバー以外はどうしても「読み出し」に設定されてしまいます。


引き続き、改善策のヒントなどお待ちしています。

2012/01/21 03:07 Beginner70 への返信

自分で作成したグループの中には管理者アカウントも入っていますし、元からシステム内に存在していたグループ名「CreatorGroup」とかも含めたりもしてみましたが、やはりファイル/フォルダを作成したメンバー以外はどうしても「読み出し」に設定されてしまいます。


管理者ユーザ単独のアカウントはACLから削除していいのでは?

2012/01/21 03:57 Beginner70 への返信

サーバ管理>共有ポイントで、ACLに追加されたグループの(アクセス権の)適用先が「このフォルダ」だけになっていないでしょうか? もしそうだとしたらクライアントが新たに作ったファイルやフォルダにはアクセス権を継承しない設定になっています。


変更方法はACLに表示されているグループをダブルクリックして、出てくるウインドウ内の「適用先」を開き、すべて(このフォルダ、子フォルダ、子ファイル、すべての子孫)にチェックを入れます。


※ACLは当然ですがアクティブにして下さいね。

2012/01/21 18:38 M3CSL への返信

アクセス権の適用先を確認し、やはり「このフォルダ、子フォルダ、子ファイル、すべての子孫」になっているのですが、結果は変わりません。ディスクユーティリティで、起動ボリュームのアクセス権を修復したり、共有フォルダのあるボリュームを修復して再起動してみたりしましたが、症状は同じです。


変更方法はACLに表示されているグループをダブルクリックして、出てくるウインドウ内の「適用先」を開き、すべて(このフォルダ、子フォルダ、子ファイル、すべての子孫)にチェックを入れます。


こちらの画面でも、全ての適用先にチェックが入っているのですが、いつも右上に「継承:いいえ」と表示されているのが気になっていました。これが原因でしょうか?

2012/01/21 18:43 M3CSL への返信

自分で作成したグループの中には管理者アカウントも入っていますし、元からシステム内に存在していたグループ名「CreatorGroup」とかも含めたりもしてみましたが、やはりファイル/フォルダを作成したメンバー以外はどうしても「読み出し」に設定されてしまいます。


管理者ユーザ単独のアカウントはACLから削除していいのでは?


いま確認してみると、自分で作成したグループには管理者アカウントは入っていませんでした。思い違いで失礼しました。現在1つのユーザーグループだけがACLに表示されていて「このフォルダ、子フォルダ、子ファイル、全ての子孫」が読み/書き になっています。

2012/01/22 00:27 Beginner70 への返信

僕のところでも「継承:いいえ」です。いわゆるUNIX標準のアクセス権(オーナー:グループ:その他全員)は継承されなくて正解です。その上にACLがあって、アクセス権を拡張しているので、要するにACLが子孫に継承されない状態になっているということなんだと思います。


基本的なことですが、共有ポイントのあるボリュームはGUIDパーティションテーブルで、MacOS拡張(ジャーナリング)フォーマットされてますか?

2012/01/22 00:53 Beginner70 への返信

あらためて検証してみました。


僕の環境でも、スレ主さんの最初の書き込み通りのアクセス権になります。グループメンバーのクライアントからアクセスして新たに作ったファイル/フォルダを、別クライアント(のFinder情報)から見た際のカスタムアクセス権は以下の通りになります。


admin:読み書き

staff:読み出しのみ

everyone:読み出しのみ


この状態でグループメンバーのどのユーザアカウントからも、そのフォルダへの書き込み、ファイルを直接開いて編集→上書き保存ができますけど、実際に試されてますか?


ちなみに、Snow Leopard ServerではACLをOFFにできないようです。なので、ACLに対応していないボリュームの場合、そういうことが起こりえるとのことです。

https://discussionsjapan.apple.com/message/100530197;jsessionid=C5812643317E3554B530244B535F6FFE.node0#100530197;jsessionid=C5812643317E3554B530244B535F6FFE.node0

2012/01/22 16:14 M3CSL への返信

実際にやってみました。グループメンバーのMac Aで共有サーバ上に新規フォルダを作成し、そこにExcel書類をコピーしてみると、フォルダもExcel書類もアクセス権は数秒後に


サーバ管理者名 読み/書き

staff 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


となります。この書類をMac Aから編集・保存することは可能ですが、グループメンバーMac Bから編集しようとしても、Mac Bから見たフォルダと書類のアクセス権が


サーバ管理者名 読み出しのみ

staff 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


となっているため、開くことはできても保存ができない状態です。


共有ポイントのあるボリュームはMacOS拡張(ジャーナリング)フォーマットされており、そのボリュームがあるドライブもGUIDパーティションテーブルになっています。ただ、ドライブをフォーマットしてパーティションを3つに分けた際、各パーティションをミラーリングのRAIDセットにしたのですが、これだとACLが効かなくなってしまうのでしょうか。


時間ができたときにRAIDセットでない環境を作って検証してみますが、もし他に確認すべき点がありましたら、引き続きアドバイス頂けると幸いです。

2012/01/22 20:05 Beginner70 への返信

う〜ん、そうなると何か根本的なところの設定が間違ってるんじゃないかと憶測します。


ちなみに、コピーしたExelファイルを、サーバ管理>ファイル共有で見た時に、ACLにエントリーされているACEをダブルクリックして権限をいじれたりしますか?


上位フォルダからACLが継承されていれば、下位フォルダ、下位ファイルのACEはグレーアウトしていて変更できなくなっているはずです。

2012/01/22 20:47 M3CSL への返信

ちなみに、コピーしたExelファイルを、サーバ管理>ファイル共有で見た時に、ACLにエントリーされているACEをダブルクリックして権限をいじれたりしますか?


サーバ管理>ファイル共有 の画面でブラウズ表示してみると、当該ExcelファイルにはACLが表示されていない(継承されていない)ことが分かりました。POSIXのアクセス権は前述の通り


サーバ管理者名 読み/書き

staff 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


となっており、こちらは変更可能です。共有ポイントに指定したフォルダ自体は間違いなくACLのアクセス権が設定されているのですが、その下位のフォルダやファイルをいくつか見ても全て同様に、ACLのアクセス権は表示されていませんでした。


やはりRAIDボリュームだとACL未対応ということでしょうか。

M3CLさんの環境ではRAIDはお使いですか?

2012/01/23 01:52 Beginner70 への返信

まさかRAID1を組んでるからと言ってACLがコピーされないなんてことはないと思いたいですが、複雑な構成だとOSX Serverの場合不具合ありえるかも。Software RAIDで運用されてますか?サーバ機は何でどんな構成?


僕のところは何台かOSX Server運用していますけど、一番簡単な構成ではMac mini Server(2010/10.6.8)の起動ボリュームの第1階層に作ったフォルダを共有ポイントにして、ローカル内でAFP共有のみしているマシンがあります。


一時期、内蔵HDD2台でRAID 0を組んで運用していたこともあったのですが、Software RAIDはあまり信用できないイメージがあって、今は使用していません。その代わり2台目の内蔵HDDにTimeMachineバックアップしていることと、CCCを使って外付けHDDに1日2回自動でクローンをつくっています。

2012/01/23 22:34 M3CSL への返信

M3CSLさん、度々のレス感謝します。

使用環境もお知らせいただき、参考になります。

まさかRAID1を組んでるからと言ってACLがコピーされないなんてことはないと思いたいですが、複雑な構成だとOSX Serverの場合不具合ありえるかも。Software RAIDで運用されてますか?サーバ機は何でどんな構成?

こちらもSnow Leopard server搭載のMac mini(2010 / 10.6.8)です。ハードウェア仕様は購入時のまま(増設・換装は無し)で、2台の500GB HDDをOSX server付属のRAIDユーティリティでミラーリングに設定し、起動ボリューム(25GB、管理者のみ読み/書き)、共有ポイント用ボリュームA(25GB、読み/書き)、共有ポイント用ボリュームB(450GB、読み出しのみ)の3つにパーティションを切っています(順序はパーティション→ミラーリングだったかも)。これって複雑な構成なんでしょうか・・・


Serverに標準で付属するRAIDツールは、Software RAIDなのですか? なにぶんRAIDを使用するのは初めてで、今後もっと勉強します。

2012/01/23 23:57 Beginner70 への返信

購入時のまま(増設・換装は無し)で、2台の500GB HDDをOSX server付属のRAIDユーティリティでミラーリングに設定し、起動ボリューム(25GB、管理者のみ読み/書き)、共有ポイント用ボリュームA(25GB、読み/書き)、共有ポイント用ボリュームB(450GB、読み出しのみ)の3つにパーティションを切っています(順序はパーティション→ミラーリングだったかも)。これって複雑な構成なんでしょうか・・・


もしやパーティション(ボリューム)丸ごと共有ポイントにしているのですか? そうだったらそれが原因かもしれないです。ボリュームのアクセス権も(手動で)いじっているようですから、まさにこれが原因かな。フォーマットからやり直した方が良いかもしれないです。※僕自身そういうことをやったことがないのでどういう挙動になるかは未知ですけど。



それと、Mac miniの場合は付属の「ディスクユーティリティ」を使ってRAIDを組むSoftware RAIDですから、(Hardware RAID用の)「RAIDユーティリティ」は使えないはずです。「ミラーリングされたRAIDセット」というのもちょっと理解に苦しみます。どのボリュームとどのボリュームをミラーリングしているのでしょうか?



もう1つ。パーティションを切る理由はどういった理由でしょうか? よほどの理由がないのであれば、単純にフォルダでアクセス権管理した方がシンプルですし間違いやトラブルが起こりにくいと思いますよ。



人それぞれの考え方なので何とも言えませんが、ファイルサーバとして僕があえてRAIDを組もうと思ったら、2台のHDDまたはSSDをストライピングして1つのパーティションで運用するでしょう(書き込み速度重視)。もちろん内蔵HDDは2台とも使い切りますから、外付けHDDなどへのバックアップは必須になりますけど。

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